2010年6月5日(土)
――400時間の間に、どんな準備をしていましたか?
主にレベル上げと、“ディフェンスフォース”、“ちょうわざ!”、“守りのペンダント金”というアイテムを取るのに時間を使っていました。でも結局、“守りのペンダント”は全員分集まらなかったので、試合中に付け替えていました。本当は時間がかかるから、装備の付け替えはしない方がいいのはわかっていたんですが、その差で負けたらイヤだったので、ささっと付け替えていました。若干の差だとは思うんですが、やらずに後悔したくはなかったんです!
――チームメンバーはどういう基準で選んだのでしょう?
顔や見た目でまずキャラをしぼって、その上で技がいいメンバーにしました。自分の好みがかなり前にでているメンバーです(笑)。
――1番好きなキャラは?
好きなメンバーは、技が弱すぎてレギュラーに入ってないんですよ(笑)。白恋中の喜多海くんですね。すごい脇キャラなんですが、好きです。『イナズマイレブン3』で強くなっているといいんですが……難しそうなので、アニメで画面の隅っこの方に出てくるのを祈っています。
――他には?
不動明王(ふどうあきお)は最近好きになりました。かわいそうな感じを超えてデレになると思っているので、楽しみです。まあ、彼もレギュラーには入っていないんですが(笑)。使っているメンバーだと、せきやんは顔が好きで使ってますね。あとはメガネをかけているへじまを使っていますね。
――女の子だと?
さえりも好きですし、支倉(はぜくら)さんが好きです。あとは大谷さんかな。すごいカワイイ上に、技がスキル系しか覚えないという特殊な子ですね。
――イベントの話に戻ります。当日はCPU戦、通信対戦があり、その後決勝トーナメントが行われました。どんな雰囲気でしたか?
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予選が得点を多く取るという形だったので、対策を考えて臨んだんですが……ファールが多くて「うわーどうしよう!」ってなりました。しかも、「あと何分です」ってプレイ時間を言われるのでさらに焦りましたね。でもそのうちに「これって自分のゲーム内時間とは違うから、焦らなくてもいいな」って気づいてから落ち着いてプレイできました。23点取って、突破できました。
――次は対人戦ですね。
1試合目は、普通に勝ちました。2試合目の相手がすごいうまくて、3秒くらいで1点取られてしまい「これはまずい!」って思いました。
――0-1からスタートしたような?
そうなんですよ! なので「いつも通りにやればなんとかなる」と自分に言い聞かせて、なんとか1点取りました。ところが、次は相手ボールからになる。相手のパス回しがうまかったので「まずいまずい」と思っていたら、その子も焦っていたようで、オウンゴールで追加点となり2-1でなんとか勝てました。この試合が当日の中で一番苦しい試合でした。
――小さいプレイヤーはパスをよく回すんですか?
そう感じました。パスが最後までつなげればいいんですが、通信ラグがありますし、当たった時には技が重要になるので。私は強い技のトリプルでとにかく突破を心がけていました。
――準決勝は、どんな気持ちでしたか?
準決勝が失点なく勝てたんですよ。なので、「もしかしたら……優勝できるかな」と思っていました。
――緊張はあまりしませんでしたか?
ワクワクとドキドキの緊張がありました。でも知らない人と対戦するって楽しいんですよ。だから、いい意味とイヤな意味、どちらの意味でも緊張していましたね。
決勝の前は、「ゲームをもらえる、やったー!!」って思っていました(笑)。でもせっかくここまで来たから勝ちたいじゃないですか。キャラになったら、うれしいので。意気込んでいたんですが、試合前の紹介でステージに上がった時に紹介されて、ちょっと恥ずかしかったですね。
――恥ずかしかったというのは?
スクリーンに顔がドーンって出るじゃないですか。「うおーーー、やめてくれーー」ってなりました(笑)。
――なるほど(笑)。控え室はどんな雰囲気でしたか?
皆で話してましたね。他の試合の最中とか、横の小学生はずっと解説をしていましたし(笑)。試合が終わったら、友だちみたいな感覚になっていました。
――そして、ついに決勝戦の試合が始まるわけですが……。
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最初に、アフロディのゴッドブレイクを打ったんですが入らなかったんですよ。それまでの全試合、ゴッドブレイクで点を取っていたんですね。だから驚きました。でも相手の使っていた“げんおう”は10回に1回くらい、なんでも止められるスキルを持っているので、それが発動したのかな? って思い、もう1回打ったんですが再度止められて、凹みましたね。私はPK戦で勝ったことがないんですよ。だから、そこまでいったらやばいなって。
――延長に突入するのは予想していました?
あんまりしていなかったですね。延長になったら、TPもなくなっていて、シュートで頼れるのはネオ・ギャラクシーのみでした。もう1人、シュートを打てるキャラでなかつじくんがいたんですが、彼はヘブンズタイムを使ってTPがなくなっていたので、ダークフェニックスを打てなかったんです。
延長に入り、向こうがロングシュートを打ってきたんですが、それをカットしてパスにつないで逆にしかけました。ディフェンスのTPももうなかったので、「これで決まらないと、やばい!」って思いながらしかけていたと思います。そんな中、ネオ・ギャラクシーが決まったので必死で守りました。
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▲松下さんの願いが通じたのか、3人が放ったシュートはゴールネットを揺らし、勝利をもたらした。 |
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