2010年6月17日(木)
というわけで、開発スタッフと対戦することになったkbj。対戦前に互いのチームをチェックしようとしたその時だった。開発スタッフから驚きの声が上がった。
鈴木さん「プレイ年数が少ないんですが……慎重にプレイしているのですか?」
鈴木さんは慎重にセリフを選んだようだが、「なんでこれだけしかプレイしていないの?」というメッセージにあふれている。kbjの言い訳によると、PS2版でのクセが抜けず、序盤にセーブ&ロードを繰り返していたため、時間がかかってしまったという。これからやる人は、選手を固定して、試合をどんどん回していくことをオススメする。
とはいえ勝負は勝負。コスト50、外国籍3、レア枠0というルールで、鈴木さんと対戦することに。
▲黒のユニフォームに身を包んだ、鈴木さんの“エルフシュリット藤枝”。対するkbjの“国分寺バスターズ”は、白のユニフォームに黄色のV字が入っている。 |
試合が始まるや、右サイドをえぐり、ラインを上げていく鈴木さん。前半6分に、山田のスローインと同時に【中央突破】を発動。ボールを受けた名波は、ゴール右隅に鮮やかにシュートを決め、先制した。あまりに突然の出来事に、状況を把握できないでいるkbj。しかし、そんな彼をよそに試合は続いていく。
▲山田からのロングスローを決めた名波。海外でも注目を集めたそのテクニックを存分に発揮して、先取点をゲットした。 |
たとえ相手が開発者といえど、負けることは許されない……というか負けたくないkbj。スキルの【サイド攻撃】を使い、大橋にボールを預ける。大橋は、ペナルティエリア手前でエリア内にいたボブにパスを出す。ゴールキーパーと1対1のチャンスを作ったが、楢崎に阻まれ、ゴールすることはできなかった。
▲失点した直後に点を取り返すチャンスだったが、ものにできない“国分寺バスターズ”。kbjはタッチペンを握りながら、悔しそうに歯ぎしり。 |
ところが、失意のkbjにサッカーの神様が微笑みかける。前半32分、コーナーキックのチャンス。キッカー・大橋の放ったボールにあわせたキリノは、ループシュートで見事にゴールネットを揺らす。同点に追いつき、kbjは俄然やる気を取り戻した。
▲落ち込んでいたkbjを救ったのは、キリノのループシュート。いい流れを引き寄せた。 |
▲前半終了間際、ロビーニョのクロスを受けた駒野がシュートを放つ。これは惜しくも枠の外で、kbjは安堵のため息をついていた。 |
後半に入った直後、ディフェンダー・土屋のファールで、“国分寺バスターズ”はいきなりピンチを迎える。ゴールまで30メートルはありそうな位置だったが、駒野は直接ゴールを狙う。右足から放たれたボールはキレイな放物線を描き、ゴール左隅に吸い込まれていった。相手のファールでもらったセットプレイからの得点に、鈴木さんはニッコリご満悦。
“エルフシュリット藤枝”は、攻撃の手を緩めない。右サイドをドリブルで駆け上がった駒野が、クロスを上げる。ボールを受けた前田は2人に囲まれながらも、ゴールをネットに突き刺して追加点を上げた。
▲フリーキックを直接決めたり、ドリブルからゴールをお膳立てしたりと、大活躍の駒野。“国分寺バスターズ”としては、これ以上の失点は避けたいところだ。 |
▲前半の展開のように、コーナーキックから得点を狙いたいkbjだったが、残念ながらシュートはバーの上。思うようにはいかない。 |
なんとか1点取り返し、食らいつきたいkbjだが、鈴木さんは【体力回復】を使いつつ、カウンターを仕掛けてくる。名波が右にボールをはたくと、それを受けたのは今日絶好調の駒野。中央にセンタリングを出すと、ロビーニョがそれを豪快に叩き込み、4-1として試合を決めた。
▲流れるようなパスから、キレイなセンタリングと文句のない形で得点したエルフシュリット藤枝。失点したkbjも納得の形だったという。 |
▲前半こそいい試合展開ながら、終わってみれば地力の差が現れ、トータルスコアは4-1。鈴木ディレクターが初戦をものにした。 |
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