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2010年6月17日(木)

このかわいさなら世界もイケる!? 『トトリのアトリエ』読者参加インタビュー前編

文:電撃オンライン

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『トトリのアトリエ』

――今回から原画に近い3Dキャラクターをデザインをする上で、苦労した点や技術的な課題などは何かあったのでしょうか?(あざわ)

 頭身を上げるという点で、演出面で不自然さが目立ってしまうのではないかという問題は開発当初から挙がっていましたが、『アルトネリコ3』のモデルがそれまでの頭身からの発展系としては安定したものになっていたのを受けて、最終的にトトリのモデル頭身を今回の形に決定する後押しになりました。

――各キャラクターのアナザーコスチュームってあるんですか?(もふもふ)

 申し訳ございません! 現在は実装されておりません……orz 皆さんのご要望があれば検討したいところですが、やるのであればイラストレーターさんも巻きこんで、できるところまで突っ走りたいと思います。

――ネットワークを使った対戦やクエストがありますか?(おぐりん)

 大変申し訳ございませんが、こちらのタイトルはネットワーク非対応となっております。皆さんのご要望があれば……と発言してご期待に沿いたいところですが、私の発言で会社を傾けることになりかねませんので、控えさせていただきます。

――『ロロナのアトリエ』のセーブデータから引き継ぎ要素などはありますか? 『ロロナのアトリエ』を未プレイでも支障はありませんか?(クロ)

 セーブデータの引き継ぎ要素などは用意しておりません。また、『ロロナのアトリエ』未プレイの方でも十分に楽しんでいただける内容とゲームシステムを用意していますのでご安心ください。ただ、前作をプレイされている方には、さらに楽しんでいただける要素が満載なのも事実です!

――『ロロナのアトリエ』、『トトリのアトリエ』と続けて“原点回帰”と言われていますが、どの辺が原点回帰なのでしょうか?(ルル)

 調合を中心としたゲームシステムによる新しい『アトリエ』シリーズの形を目指している点が、近年の『イリス』や『マナケミア』シリーズと大きく異なり、またそれ以前の『ザールブルグ』、『グラムナート』シリーズをイメージさせるのではないかと思います。ただ、『トトリのアトリエ』では単純な原点回帰ではなく、“新しいアトリエの確立”をコンセプトにしているため、遊んでいただければまた別の印象になるのではないかと感じています。

――『ユーディーのアトリエ』で使い勝手がよくて楽しかった空飛ぶホウキのような移動手段は復活していますか?(青汁)

 今回は大陸を旅するため、いくつかの移動手段や、探索を便利にするアイテムなどが用意されています。もちろんストーリーやイベントなどに絡む場合もあります。

――今回のイメージは『ヴィオラートのアトリエ』と聞いたんですが、どのあたりが『ヴィオラートのアトリエ』に似てるんですか? 個人的に『ヴィオラートのアトリエ』が大好きなので気になります。(かりん)

 共通する部分はゲームのシステムや雰囲気など、いくつか挙げられますが、今回のイメージが『ヴィオラートのアトリエ』というのはまったく別のお話です。確かに、開発スタート時はゲームの流れを説明するために、『ヴィオラート』を例に出して説明していましたが、完成形は『ヴィオラート』を目指していたのではなく、新しいアトリエです(過去の自社タイトルは目標として適切かどうか、わかりません)。『ヴィオラート』と同じかと言われれば、開発に参加した人間が同じなので似ているところもありますが、『ヴィオラート』とは別のアトリエとして楽しんでいただければ、どちらのタイトルにも深くかかわった人間としては幸いです。

――ザールブルグとグラムナードは地方は違えども同じ世界観ですが、アーランドはまったく違う世界なんですか? もし同じ世界だったら大体何年後ぐらいですか?(YURI)

 まったく異なる世界観を想定しております。ザールブルグは不可侵な領域に入ってきているというのが個人的な印象です。

――今作もマルチエンディングですか?(htt)

 その通りでございます!

『トトリのアトリエ』

――今作でも、2週目で冒険者のレベルや錬金術士のレベルがリセットされるのですか?(匿名希望)

 レベルは引き継ぎ要素には含まれておりませんが、ゲームの進行をスムーズにする新たな引き継ぎ要素が追加されておりますのでご安心ください。

――2周目の引き継ぎはどうなりますか? ステータスアイテム全部引き継ぎでやりたいです。(すー)

 申し訳ございません! 諸々の事情でレベルとアイテムは引継ぎを断念いたしました……が、アイテムについてはゲームの進行にかかわる引継ぎを一部追加しておりますので、どうかこちらでご勘弁くださいませ。

――クリア後の2週目には、何か追加されますでしょうか?(funa)

 2週目の追加要素は引き継ぎのみです。しかしながら、1週目ではまずクリアできない(と思われる)仕込みは用意してありますので、2週目はそちらのクリアを目指して楽しんでいただけるものと思います。余談ではありますが、社内のデバッグプレイではスタッフ全員が4~5周ノンストップでプレイするくらい遊び倒し……じゃなくてデバッグに集中しておりました!

――“樽”に対してすごく思い入れがあるように思えるのですが、何か秘密があるんでしょうか? た~るっ!(あつみん)

 『アトリエ』シリーズの生みの親から代々続いている、儀式のようなものです。ちなみに、“うに”も似たような扱いをされております。

――太ももからふくらはぎまでの生足むき出しの女の子が多いですが、スタッフさんの中には岡村ディレクター以外にも生足フェチがいるのでしょうか? それとも、今回も岡村ディレクターが駄々をこねたのでしょうか?(にゃーご)

 今回のデザインについては岡村から生足の要望が出たわけではございませんので、岸田メル先生のインスピレーションによるところが大きかったのではないかと思います。あるいは岸田さんが前回のやり取りをもとに、最初から私に気を遣ってくださったのかもしれませんが!

――制作スタッフ内で、どのキャラが人気あるのでしょうか? ちなみに、私はロロナが好きです。(もんじゃの閃士)

 部署によって多少差があるようですが、開発ではロロナ、広報ではツェツィが人気のようです。ちなみに岡村はツェツィお姉さんが一押しです!

――最近株式会社ガストのことを色々なところで“ガストちゃん”と呼ぶ人が増えていますが、どう思われますか? 個人的にはかわいいなぁと思っちゃったりしてますが。(たけちん)

 まだまだ未熟な点も多く、立場によってはどのような評価をいただいてもおかしくない状況でこういった扱いをしていただいているのは、力不足を痛感しながらも非常に幸運なポジションにいるものと思います。もっと精進して、ガストさん→ガスト様→ガスト神、と呼ばれるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。(もちろんよい意味での呼び方として!)

――Xbox 360でも『トトリのアトリエ』を出してください! このかわいさなら世界でも通じると思いますよ!!(ORANGE-BOX)

 誠に残念ですが、噂の“特命課”様からも、いまだオファーは来ておりませんので、現時点ではPlayStation 3で遊んでいただく以外に『トトリのアトリエ』をプレイすることは不可能となっております。申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。

※明日6月18日掲載の後編ではキャラクターなどについて答えていただきます!

(C)GUST CO.,LTD. 2010

データ

▼『トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~』
■メーカー:ガスト
■対応機種:PS3
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年6月24日
■価格:通常版 7,140円(税込)/プレミアムボックス 10,290円(税込)
 
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