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2010年6月18日(金)

『スーパーマリオギャラクシー2』が発売3週間で50万本突破!

文:電撃オンライン

 現地時間6月15日~17日にかけて米国・ロサンゼルスでは、世界最大規模のゲームショーイベント・Electronic Entertainment Expo 2010(E3)が開催中されています。開催に先駆けて行われたメディア向けカンファレンスで、任天堂は裸眼で3D映像のゲームが楽しめる新型ハード・ニンテンドー3DSを発表しました。

 またマイクロソフトはコントローラーを使わずに手足を動かすことで操作できる新機軸のインターフェイス・Kinect(キネクト)と、小型軽量化された新型Xbox 360を、SCEもUSBカメラ・PlayStasion Eyeと組み合わせることでプレイヤーの動きを読み取り操作できるモーションコントローラ・Playstation Moveといった、新型ハードや新デバイスを相次いで発表。現地は大きな盛り上がりを見せているようです。

順位 前週 機種 タイトル名 メーカー 発売日 推定
販売数
累計
販売数
1 1 Wii スーパーマリオギャラクシー2 任天堂 10/05/27 73,250 535,701
2 - Wii ゼノブレイド 任天堂 10/06/10 70,811 70,811
3 - PS3 グランド・セフト・オート:
エピソード・フロム・リバティーシティ
Take-Two
Interactive Japan
10/06/10 61,550 61,550
4 3 DS ドラゴンクエスト
モンスターズ ジョーカー2
スクウェア・
エニックス
10/04/28 29,745 1,184,600
5 - PS3 ジャストコーズ2 スクウェア・
エニックス
10/06/10 18,672 18,672
6 - DS ロックマン ゼロ コレクション カプコン 10/06/10 18,561 18,561
7 2 PSP フェアリーテイル ポータブルギルド KONAMI 10/06/03 14,445 55,180
8 7 PS3 ワールドサッカー
ウイニングイレブン2010
蒼き侍の挑戦
KONAMI 10/05/20 13,831 111,834
9 4 PSP メタルギア ソリッド ピースウォーカー KONAMI 10/04/29 13,037 707,747
10 9 Wii New スーパーマリオブラザーズ Wii 任天堂 09/12/03 12,607 3,877,066

(アスキー総研調べ)
※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

 そんな中、6月第2週のランキング(集計期間:2010年6月7日~13日)は、Wii『スーパーマリオギャラクシー2』(任天堂)が推定7.3万本を売り上げ、3週連続で1位を獲得。これで発売からの累計販売数は53.6万本に達し、発売3週間で50万本超ヒットを記録しています。

 続く2位には、『ゼノギアス』や『ゼノサーガ』シリーズで知られるモノリスソフトが開発を担当した、Wii用の完全新作RPG『ゼノブレイド』が初登場。発売週実績は推定7.1万本、店頭消化率は70%前後とまずまずの出足を見せました。Wiiに関しては、ファミリーやキッズ層、また女性層からは圧倒的な支持を得ていますが、その一方でゲームコア層の取り込み不足という点が以前から課題として挙げられていました。実際、Wiiの歴代ランキングを見ても、上位タイトルはカジュアル層向けのタイトルばかり。ゲームコア層向けタイトルは、昨年夏に発売された『モンスターハンター3(トライ)』(カプコン)が唯一ミリオンヒットを記録していますが、それに続くタイトルは30万本が1つの壁になっています。本作が次週以降どこまで数字を伸ばせるか、また、ゲームコア層の取り込み不足いう課題を今後どうやって克服していくのか、これからの動きに注目したいところです。

 この他の新作では、全世界で累計8,000万本以上の売り上げを記録している『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作、PS3『グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ』(Take-Two Interactive Japan)が3位にランクイン。また、オープンワールドタイプのPS3用A・AVG『ジャストコーズ2』(スクウェア・エニックス)と、DS『ロックマン ゼロ コレクション』(カプコン)がベスト10圏内に初登場しています。(アスキー総合研究所)

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