2010年6月19日(土)
本日6月19日、カプコンからDS用ソフト『ゴースト トリック』が発売された。これを記念して、本作のディレクター・巧舟さんとプロデューサー・竹下博信さんのサイン&握手会が、都内のビックカメラ新宿西口店で開催された。
▲竹下プロデューサー(写真左)と巧ディレクター(写真右) |
『ゴースト トリック』は、人気AVG『逆転裁判』シリーズの生みの親・巧さんがディレクションを担当する新感覚のミステリーゲーム。プレイヤーは、命と記憶を奪われたゴースト探偵・シセルとなり、“死者のチカラ”を駆使して自らの死の真相を探っていく。
発売日当日となる本日、ビックカメラ新宿西口店の5階ゲームコーナーにおいて、巧ディレクターと竹下プロデューサーのサイン&握手会が開催された。またイベント終了後は、メディア向けの囲みインタビューも行われたので、それらの模様を写真とともにお届けする。
▲店内は、大勢の『ゴースト トリック』ファンで大盛況。そんなファンを前にして、巧ディレクターと竹下プロデューサーは「来てくださって本当にありがとうございます」と感謝を述べていた。 |
▲ファンとの交流を楽しむ巧ディレクターと竹下プロデューサー。多くの人がゲームのパッケージにサインしてもらっていたが、中にはニンテンドーDS本体やiPhoneへ書いてくれるようリクエストしている人もいた。 |
■イベント終了後のインタビュー(インタビュー中は敬称略)
――本日のイベントでファンと直接触れ合ってみて、どういった感想をもたれましたか?
巧:僕はいつもPCの前で仕事をしているばかりなので、このように皆さんと直接お話をする機会というのが少ないんですね。でもこうして直接お話を聞くと、皆さんに僕たちのゲームを遊んでいただいているんだなって感じることができて、モノを作る上での力になります。ありがたいですし、今日は本当に楽しかったです。
竹下:東京ゲームショウのステージなどに出演することはあったのですが、これだけ多くの方とじかに握手や会話をしたのは初めてで、すごく感激しました。いい思い出をいただきました。
――発売日を迎えて、現在はどのようなお気持ちですか?
巧:今回は、直前に米国でE3(Electronic Entertainment Expo 2010)があったりとイベント続きだったので、あっという間に発売日を迎えてしまった気がします。でも、発売日にこのようなイベントを行うのは初めてだったので、とても思い出に残る発売日になりました。
竹下:カプコンという会社でサラリーマンをやっているのですが、サラリーマンに対してこんなイベントをやっていただけれるのかと、すごく恐縮しています。昨日まで巧とE3に行っていまして、昨晩戻ってきて今日発売日をここで迎えたのですが、こんなに多くの方に集まっていただいて非常にうれしく思っています。
――米国での『ゴースト トリック』の評判はいかがでしたか?
巧:取材に来てくれた方々が『逆転裁判』を遊んでてくださったみたいで、かなり温かい対応をしていただいたのが印象的でした。現地の人は、「今までに見たことがない感じのゲームや、アニメーションのなめらかさに驚いたよ」って英語で言っていました(笑)。
――『ゴースト トリック』をプレイする際に注目してほしいポイントは?
巧:僕が書いた初めての長編ミステリーになります。やはり今回もシナリオに全力を尽くしました。ぜひ最後まで遊んでいただいて、驚きを味わっていただければと思います。
竹下:巧は「最後まで遊んでもらいたい」と言いましたが、私は「何度でも遊んでもらいたい」とかぶせていこうかと(笑)。『逆転裁判』シリーズもそうなんですが、何回か遊んでいるうちに発見することもあると思うんですね。今回の『ゴースト トリック』は長編ならではの伏線がたくさんありまして、1回目でやり過ごした部分も繰り返しやる中で何か見つかるかもしれないので、ぜひクリアした後にもう一度やり直してみてください。
――巧さんも竹下さんも現在Twitterでつぶやいていますが、Twitterでユーザーと触れ合ってみていかがですか?
巧:先月から始めたばかりなんですが、Twitterで『ゴースト トリック』を知ったとか、Twitterを読んでおもしろかったから予約してみましたとか、Twitterを通じて本当に広がっているなと感じました。僕から一方的につぶやく形ですが、その分みんなに楽しんでもらいたいと思って書いていますので、これからもしばらくの間おつき合いください。
竹下:私は昨日からTwitterを始めています。イベントやプロモーション情報だけでなく、『ゴースト トリック』のことをもっと好きになれるような話なんかもしていけたらいいなと思っています。期間限定ではありますが、おつき合いください。
――最後に、ゲームをまだ購入していないユーザーへメッセージを!
竹下:イベントは終わってしまいましたが、まだ買われていない方はここ新宿西口のビックカメラさんでお買い求めいただければ、非常にありがたいなと思います!
巧:ここ2年間の集大成ですので、買って損はないと思いますよ! ぜひよろしくお願いいたします!
▲インタビューでは、「制作中、互い対して困ったと感じたことは?」という質問も飛びだした。竹下さんは「スケジュールが延びたこと」で、巧さんは「話が長いところ」なんだとか。 |
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