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2010年6月25日(金)

カードを押さえるタッチアクションって!? 話題のカードゲーム『戦国大戦』をプレイ

文:電撃オンライン

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 『戦国大戦』で新たに加わったのが“大筒攻城”だ。戦場に大筒が置かれている場合に関係してくるこのシステム。敵の城を直接攻撃できる大筒のエリアを占領すると、カウントダウンがスタート。ゼロになるまでに奪い返せないと攻撃されてしまう。これによって、城門・城壁だけでなく、大筒をめぐって新たな局地戦が繰り広げられそうだ。もちろん、大筒をオトリとして、端から攻城にいくというのもアリ! ちなみに城ゲージの1/4の75%……つまり3/16ほど削れた。繰り返すが、これも目視なので、あしからず。

 なお、占領状態になると、たとえその後で部隊が撤退してもカウントダウンは続いていく。敵部隊を倒したからといって安心していると、部隊がいない大筒の攻撃が飛んでくることになる。確実に占領し直しておこう。そうでないと記者のように手痛い一撃を食らい、オペレーターのお姉さんが「あわわ、大変~~! もう時間がないのに!!」と悲しい悲鳴をあげることになる。

『戦国大戦』
▲大筒を使い、遠距離から城を狙い撃ち! 大事なことなのでもう一度書きます。占領された場合は、敵部隊を撃破後、奪い返しておくべし!!

 フィールドに加わった新要素が“虎口攻め”だ。『三国志大戦』で城門があった場所に、木組みのような門が設置されている。敵の攻撃を食らっていると城ゲージの下にある虎口ゲージがたまり、最大までたまると奥の門が光る! この時に虎口に武将がたどりつくとイベントが発生。城ゲージに大ダメージを与える“内門攻め”と、城ダメージこそ小さいが、敵城の防御力がダウンする“兵糧庫攻め”を選択することになる。相手も同様の選択をして、選択が一致しなければ虎口攻めが成功するという仕組みだ。

 残り時間も少なかったので、迷わず“内門攻め”を選択し、後は神に祈っていると、「成功!」の2文字が!! 約25%の城ゲージを削り逆転した。心理としては、勝負の前半なら“兵糧庫攻め”を、後半なら“内門攻め”を発動させたいが……相手も同じことを考える。この読みあいが白熱しそうだ。追い詰められてもあきらめず、窮地にこそ活路を見出せ!

『戦国大戦』 『戦国大戦』
▲写真では門が光っていないが、奥にある門が光ったら“虎口攻め”を行える。武将を向わせよう! 逆に相手が使える状況になったら、必死で守りたいところだ。
『戦国大戦』 『戦国大戦』 『戦国大戦』
▲スターターに含まれている、【織田信長】、【武田信玄】、【上杉謙信】。コストは3あり、武力・統率力もかなり高い。
『戦国大戦』 『戦国大戦』
▲全国大戦、店内対戦以外にも、戦国時代の合戦やエピソードを体験できる1人用モード“群雄伝”や、練習できる“初心の章”がある。エピソード中には条件を満たすことでさまざまなイベントが発生するので、長く楽しめそうだ。
『戦国大戦』
▲東軍、西軍のどちらかに所属して、ある条件下で戦う“大戦国”モード。フィールドには特殊なギミックがあるので、普段とは違った戦略を立てる必要がある!?

 一騎打ちが起こらなかったのが個人的には気になったが、新しいタッチアクションを搭載した『戦国大戦』。映像では、武田、上杉、織田、今川の4勢力を確認することができた。また『三国志大戦』同様に、バージョンアップやイベント、タイアップなども行っていく予定だという。会場に展示されていたカードには、コスト4、武力12、統率5という上杉謙信の姿も。これまでにないシステム、カード、駆け引きが展開しそうな『戦国大戦』。11月の稼働が今から楽しみだ。

(C)SEGA
※画面、筐体はすべて開発中のもの。

データ

▼『戦国大戦』
■メーカー:セガ
■対応機種:AC
■ジャンル:SLG
■稼働開始時期:2010年11月予定

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