2010年6月29日(火)
トゥルーマウスIKEへと生まれ変わったビッグマウスIKEとの戦いを制し、ゲーム業界の平和を取り戻した電撃オンライン(以下、DOL)。今後しばらくは、カプコンから対戦格闘ゲームがリリースされる予定がないので、元・ビッグマウスIKEの出番もしばらくないように思えた。……そう、いつものように挑戦状が届く、かと思いきや……!?
■拝啓、電撃オンラインの皆々様いつも大変お世話になっております。カプコン、パブリシティ企画推進室の元・ビッグマウスIKEです。 気温が上がり、暑くなったり 雨が降り続き、ジトッとしたりして 徐々に過ごしにくくなってきた今日このごろ、 いかがお過ごしでしょうか? そんな日こそ、クーラーの効いた室内で 一緒にゲームを楽しみませんか? これまでのように、競い合うのも楽しいのですが 今回は趣向を変えて、協力プレイをするというのは いかがでしょう? お忙しいこととは思いますが、弊社までご足労いただき ともに素敵な時間を過ごせることを願っております。 ――元・ビッグマウスIKE |
今までとは違う、招待状(!?)を受け取ったkbjとカネキングは、顔を見合わせた。
おかしい! いつものビッグマウス口調ではない!! まるで別人が書いたかのような、下手に出た文章。これまでに、テキスト中に季節を感じるようなテキストを一度たりとも入れてきていなかったのに、突然入れているのもおかしい! 素敵な時間とか言っているのも気持ち悪い!! というわけで2人は、いつもとは違った雰囲気を感じながら、カプコンに向かった。
「今日は、わざわざお越しいただき、まことにありがとうございます!」
「元・ビッグマウスIKEさん? なにか悪いものでも食べたのですか? それとも新手のギャグですか?」と合うなり、突っ込みを入れるkbj。もちろんカネキング、そしてこれまでの彼を知っている賢明な読者ならば、同様のことを思っただろう。
「いえいえ、これまでは大変失礼いたしました。数々の無礼をお許しください」
まだ続けるところを見るとどうやら、ギャグではないらしい。すると後ろから、同じくパブリシティ企画推進室メンバーの1人で、元・ビッグマウスIKEの先輩にあたるプロフェッサーCが登場した。「さすがの彼も、2度の負けで反省したようです。これからはキレイなビッグマウスIKEとしてマジメに仕事をするようですよ」と説明。そんな、キレイなジャ●アンみたいなこと、あるんですか?
▲「よろしくお願いします!」 ……あ、あるみたいですね。 |
「というわけで、そろそろゲームをプレイしましょうか」と切り出したのはプロフェッサーC。しゃべりながらも、進行チェックを怠らない。そこに元・ビッグマウスIKEが絡んでくる。「今日は、何をプレイすると思いますか?」と聞かれたkbjとカネキングは顔を見合わせる。そうこうしているうちに、大きな声が部屋に響く。
「ブーーー。時間切れです!! 正解は……『ロスト プラネット2』!」
意気揚々と正解を口にした元・ビッグマウスIKEであったが、2人は若干うつむき気味。まあそれもそのはず。部屋に入った時から、モニターでドンパチやっている映像が流れていれば、わかりもするというものだ。でも、たとえ知っていたとしても、口にしないのが大人のマナー。
というわけで、『ロスト プラネット2』をやることに。『ロスト プラネット2』は、PS3/Xbox 360/PCでリリースされたACT『ロスト プラネット』シリーズ最新作。舞台は前作と同じく惑星・EDN-3rdとなっており、前作から10数年が経過した世界で新たな戦いが繰り広げられる。
まず最初にプレイしたのはエイクリッドX戦。巨大なエイクリッドはステーションに登場する。攻略のポイントは、ステージに配置されているバイタルスーツ(VS)を活用することだ。すでにキャンペーンモードをクリアしていたkbjとプロフェッサーCを中心として、戦闘を開始!
▲結成されたカプコン&電撃オンライン連合! 目標はエイクリッドXの首、1つ! |
登場するや、火球を投げたり、火炎を吐いたりして、4人に襲いかかるエイクリッド。
「火炎を吐く攻撃は、足もとに入れば避けられる!」
と叫ぶkbj。それを聞くや相手の真下を目指して直行する元・ビッグマウスIKE。そんな彼にエイクリッドXの前足が飛んでくる。元・ビッグマウスIKEは、直撃に受けて体力がゼロになってしまう。「なぜ、火炎攻撃の前に、足元に走ったのか?」 そんな疑問が3人の頭をよぎったが、大人なので口にしなかったという。
▲その巨躯から繰り出される強力無比な攻撃。火炎攻撃は、距離を取るか、逆に近寄ってしまっても避けることができる。 |
▲しかし、右腕を使ったなぎ払いも使ってくるので、油断はしないように! 相手の攻撃を避けつつ、ダメージを右足に与えていけば、破壊できる! |
そんな彼をよそに、3人は順調に攻撃を加えていく。エイクリッドXの弱点は頭部と右前足。VSに乗り込んだり、武器を外して脇に抱えたりして、攻撃していく。途中、「パイルバンカーを打ち込め!」というオーダーに対して、すでにkbjがパイルバンカーを使い切っていたというハプニングこそあったものの、皆でガンガン攻撃し、見事に撃破! 4人の心が1つになった瞬間だ!!
▲VSの攻撃を的確に当てることが、早く倒す秘けつ? しかし攻撃にだけ気を取られていると、相手の攻撃をかわすのがおろそかになるので、気をつけたい。 |
▲勝利の雄叫びとともにポーズを取るメンバー。ゲーム中でもコミュニケーションを使うことで、他のプレイヤーと心をシンクロさせたり、自分の気持ちをアピールしたりできる。ぜひ使ってみよう。 |
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※画面は開発中のもの。