2010年7月7日(水)
<緑編>
| ではお次は緑にいきましょうか。 |
|
|
|
|
|---|
|
|
|
|---|
| 緑の特徴もわかりやすいわね。《ラノワールのエルフ》のような自らマナを生み出す能力を持つクリーチャーと、《耕作》のような土地を戦場に出す呪文、そしてそこから現れる巨大クリーチャーたちってところね。 |
| |
| 緑だったら4ターン目に《ヤヴィマヤのワーム》! 5ターン目に《ガイアの復讐者》! 14点ダメージ! なーんてことも簡単にできちゃうもんね。 | |
| そうね。あとは、何気に《帰化》や《酸のスライム》によってクリーチャー以外のパーマネントに対処することもできるわ。土地を戦場に出すことで、他の色のカードが使いやすいという点も合わせて、結構器用な色よね。 |
| |
| そんな緑の注目カードは何? | |
| これかしらね。 |
|
|
|---|
| 4マナで4/4という良好なコストパフォーマンス!! 《稲妻》にも耐えられる!! さらに、戦場に出ればライフも回復できる!! もう、言うことなしのスペックねっ!! |
| |
| いきなりテンション高っ!! で、もう1つの能力は、どういう時に使うんだろう。捨てさせられると、墓地に行くんじゃなくて戦場に出るのか。 | |
| う~ん、これは能動的に使う能力というより、このカードがあるために手札破壊呪文を唱えることにリスクが出てくるという、いわば抑止力的な効果ね。 |
| |
| どういうこと? | |
| 極端な話、このカードが使えるトーナメントには、あまり《精神腐敗》を使うようなデッキで参加したくはないわよね? |
| |
| そうだね。こっちが《精神腐敗》唱えたら、相手がニコニコしながら4/4クリーチャーを出して「4点回復します」なんてことになったら大変だよね。 | |
| だから、そういうカードを使わないようにしようって皆が考えて、手札破壊呪文を使うデッキが減るかもしれないってことよ。そうなったら、手札破壊呪文に弱いせいで活躍できなかった別のデッキが相対的に強くなるってわけ。 |
| |
| 実際に使われるかどうかじゃなくて、こういうカードがあるってことを皆が警戒してデッキを組むようになるってことかぁ。 | |
| まぁ、捨てられた時に戦場に出る能力を抜きにしても、4マナ4/4で4点ライフ回復できるから、弱いことは1つも書いてないカードよね。 |
|
<アーティファクト・土地編>
| 最後はアーティファクトと土地をまとめて紹介するわ。 |
|
|
|
|
|---|
|
|
|
|---|
| 今回のアーティファクトはクリーチャーがどれも強いわよね。《トリスケリオン》や《巨大戦車》は、攻撃的なデッキには採用できる戦力だと思うわ。 |
| |
| あれ、てっきりアユミちゃんなら《寺院の鐘》をイチオシにしてくると思ったのに。 | |
| えっ、どうして? |
| |
| だってこれ《ジェイス・ベレレン》の能力と同じじゃん。全員カードを1枚引くって。 | |
| そうね。たしかに《寺院の鐘》はおもしろいカードよね。使う場合は手札破壊要素を入れておくとか、何らかの工夫が必要になるとは思うけれど。再録された《通電式キー》なんかと組み合わせても何かコンボができそうだわ。 |
| |
| 土地は、友好色のものが5種類かぁ。 | |
| 《氷河の城砦》をはじめとするこれら5枚は『M10』からの再録ね。新しい土地カードとしては《惑いの迷路》がそうね。実質5マナでクリーチャー1体を無力化できるわ。 |
| |
| ちょっとコストが重過ぎない? | |
| とは言うけど、土地がその能力を持ってるってのが大事なのよ。序盤は普通にマナを出して、後半になってマナが余り始めてからが強いカードね。 |
| |
| ふうん、長期戦向けのカードなんだね。それじゃあ、アーティファクトと土地の注目カードはなんだろ? | |
| うーん、これかしらね。 |
|
|
|---|
| これは、毎ターン自身を強化できるし《トリスケリオン》なんかともコンボするんだけど、注目する理由は他にもあるのよ。 |
| |
| えっ、《通電式キー》があれば毎ターンすごい勢いで強くなるって理由じゃないの? | |
| 実はね、この『M11』のあと、10月に『ミラディンの傷跡』という拡張エキスパンションが発売されるのよ。 |
| |
| 新しい拡張エキスパンションかぁ。でも、それと何か関係があるの? | |
| “ミラディン”というのは『MTG』で過去に登場した世界で、アーティファクトでいっぱいだったのよ。 |
| |
| ああ、じゃあ次の拡張エキスパンションが、もしもアーティファクトがいっぱいだったら、なんかすごいことになるかもしれないってことだね。 | |
| そう、今は未知数だけど今後に期待ってことで《鋼の監視者》をあげさせてもらうわ。 |
|
| というわけで、発売に先がけて『M11』のカード紹介と、各色の特徴を改めて解説してみました。『M11』はパワフルなカードがとても多いセットみたいね。 |
| |
| そうだねー、どの色にも強いカードがいっぱいだよね。 | |
| そんな『M11』でいち早く遊べるプレリリースイベントが全国で開催されます。さっきも言ったとおり参加賞として《太陽のタイタン》の絵違いイラストバージョンのカードがもらえるので、皆さん、ふるってご参加くださいね。それと、今月のプレゼントコーナーでは『M11』のブースターパック1BOXが賞品になっているので、こちらもお見逃しなく~。 |
| |
| プレリリースイベントかぁ……。僕もぜったい出なきゃ! | |
| それじゃあ、今回はこの辺で。また次回、お会いしましょう。さようなら! |
| |
| さようなら~!! |
(C)1995-2010 Wizards of the Coast LLC, a subsidiary of Hasbro, Inc. All Rights Reserved.
[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]