9月22日にアスキー・メディアワークスより発売されるPSP用ソフト『デュラララ!! 3way standoff』の情報をお届けしていく。

　本作は、『バッカーノ！』シリーズや『越佐大橋』シリーズなどを執筆する成田良悟先生の小説『デュラララ!!』（イラストはヤスダスズヒト先生）をゲーム化したもの。原作は、非日常にあこがれる高校生、闇医者、バーテン服の取り立て屋、情報屋――そして噂になっている首なしライダー――といったさまざまな人物が、池袋を舞台に織り成す群像劇となっている。ゲームの開発は、DS用ソフト『DS電撃文庫ADV バッカーノ！』や『狼と香辛料 海を渡る風』を制作した開発会社・熱中日和が手掛ける。

　そんな本作のメインキャラクターであるセルティ・ストゥルルソンと岸谷新羅の2人を紹介していく。

セルティ・ストゥルルソン		岸谷新羅
池袋の街に出没する、黒ずくめの服と漆黒のバイクが特徴の“首なしライダー”。その正体は“デュラハン”と呼ばれる西洋の妖精で、20年前に何者かに奪われた首を追って日本へやってきた。首がないために直接会話することはできないが、PDAやPCなどを使って筆談でコミュニーケーションできる。バイクは彼女の愛馬“コシュタ・バワー”が姿を変えたもので、それに乗って運び屋を営んでいる。妖精なのに、宇宙人が怖いといったちょっと意外な一面も。（CV：沢城みゆき）		池袋にあるマンションで闇医者を営む青年。一見、メガネをかけた普通の優男だが、解剖が好きだったり常時白衣をまとっていたりと、少々変わったところもある。会話に四文字熟語を多様するクセがある。セルティとは幼いころからの付き合いで、首がないことも含めて彼女のことを心から愛している。そのせいもあってか、筆談を交わさなくてもセルティの心情を理解することができる。（CV：福山潤）

■ 池袋で恐れられているものたち ■

セルティや新羅たちが暮らしている街・池袋。ここでエンジン音もなく黒いバイクで疾走するセルティの姿は“首なしライダー”として恐れられている。しかしこの街には、彼女の他にも“斬り裂き魔”や“自販機を投げ飛ばす金髪サングラスのバーテン”など、恐れられているものたちがたくさん存在している。 　また、それら怪異とは少し毛色が異なるものの、驚くほど多くのメンバーが存在する“ダラーズ”や、黄色をチームカラーにしている“黄巾賊”といった池袋を根城とするカラーギャングたちも恐れられている。

●シナリオ担当・山根敬洋さんのコメント●

＜セルティについて＞

　セルティといえば宇宙人ネタでしょう、ということでオカルトっぽいネタをたくさん詰め込んでみました。社内から「マニアック過ぎかも」と言われてしまいましたが、ちゃんと新羅に解説もツッコミもさせましたので大丈夫……なハズです（笑）。人間以上に人間くさい反応をしてくれますので、選択肢では遠慮なく一緒に突っ込んであげてください。

＜新羅について＞

　制作初期はわりとひょうひょうとしたクールな感じで描いていたのですが、社内から「もっとヤキモチやかせて！」というリクエストがあり、一気にデレデレとノロケるキャラクターになってしまいました（笑）。セルティとの夫婦漫才は、つい「ごちそうさま」と言ってしまうくらいの大らかな気持ちで見守っていただければと思います。

(C)成田良悟／アスキー・メディアワークス／池袋ダラーズ・MBS
(C)2010 ASCII MEDIA WORKS Inc.

• 『デュラララ!! 3way standoff』公式サイト
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