2010年7月15日(木)
9月22日にアスキー・メディアワークスより発売されるPSP用ソフト『デュラララ!! 3way standoff』の情報をお届けしていく。
本作は、『バッカーノ!』シリーズや『越佐大橋』シリーズなどを執筆する成田良悟先生の小説『デュラララ!!』(イラストはヤスダスズヒト先生)をゲーム化したもの。非日常にあこがれる高校生、闇医者、バーテン服の取り立て屋、情報屋――そして噂になっている首なしライダー――といったさまざまな人物が、池袋を舞台に織り成す群像劇となっている。ゲームの開発は、DS用ソフト『DS電撃文庫ADV バッカーノ!』や『狼と香辛料 海を渡る風』を制作した開発会社・熱中日和が手掛ける。
今回は、そんな本作に登場するメインキャラクター・平和島静雄(へいわじま しずお)と折原臨也(おりはら いざや)、そしてサイモン・ブレジネフの3人を紹介していこう。さらに開発スタッフから3人に関するコメントもいただいているので、あわせてチェックしてもらいたい。なお、現在展開中の特集ページでは、その他のキャラクターの紹介も掲載されているので、興味がある人はこちらもご覧あれ。
▲普段は、上司であり先輩のトムとともに取り立てを行っている静雄。トレードマークであるバーテン服は弟の幽(かすか)にプレゼントされたもの。 | ▲静雄と会うと、常にケンカになってしまう臨也。そうしたこともあってか、正臣のセリフにもあるようにあまり池袋に来ることはない。 |
サイモン・ブレジネフ |
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“露西亜寿司”で働くロシア系の黒人で、静雄や臨也とも旧知の間柄。2メートルを超える体格と静雄の力を押さえ込むほどの実力から、「特殊部隊にいたことがある」とか「実はマフィアの一員なのでは」などの噂もあるが、普段はカタコトの日本語で寿司屋の呼び込みをしている。(CV:黒田崇矢) |
▲静雄に勝るとも劣らない腕っ節を誇っているサイモン。それもあってか、静雄や臨也でさえも一目置いている。 |
サイモンが呼び込みをしている露西亜寿司は、寿司屋でありながら内装はロシア風、働いている店員もロシア人という変わった店だ。あつかっているメニューも“マトリョーシカ握り”など、ロシアにちなんだモノもあるようだ。(CV:黒田崇矢)
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<静雄について>(ディレクター 吉田桂一)
ゲーム内でも非常に見せ場の多いキャラです! ファンの皆さんが期待する通りの大暴れをゲームでも見せてくれるのではないかと思います。ゲームオリジナルの魅力としては“後輩とのやりとりに、ちょっと照れる静雄”なんていう部分もあったりして、青春してる部分もかなり気に入っています。小野さんの演技も最高です!
<臨也について>(シナリオ 山根敬洋)
本作の臨也は、“新宿のオリハラ”はどこ吹く風というぐらい池袋によく現れます(笑)。展開によっては、池袋の住人よりもよく会うキャラクターになるかもしれません。一度口を開けば臨也オンステージという感じで悦に入って延々と語ってくれますので、ぜひ楽しみにしていただきたいところです。もちろん“あのシーン”はあの口調でしゃべります。ボイスもばっちり入っています!
<サイモンについて>(ディレクター 吉田桂一)
ゲームでもサイモンはひたすら“露西亜寿司”のチラシを配ってますね(笑)。ゲーム内ではいろんな創作寿司がでてきますので、楽しみにしていただければと思います。今まであまり描かれていない、寿司屋内でのデニス(露西亜寿司の板前をしている白人)との掛け合いが個人的にはツボです。黒田さんのボイスとあいまって、後半緊迫してくるシナリオの清涼剤のようなキャラクターになっています。
(C)成田良悟/アスキー・メディアワークス/池袋ダラーズ・MBS
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