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2010年7月16日(金)

ゼネテスのパーティも判明! 『トリニティ ジルオール ゼロ』

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスは、9月30日に発売するPS3用ソフト『トリニティ ジルオール ゼロ』の新情報を公開した。

 本作は、1999年にPSで発売されて以来、コアなファンを持つRPG『Zill O’ll(ジルオール)』の世界観やキャラクター、フリーシナリオなどのシステムを継承したアクションRPG。制作は、『真・三國無双』シリーズを世に送り出した開発チーム“オメガフォース”が担当しており、3人のキャラクターを切り替えるパーティアクションで戦っていくことになる。

 パーティアクションを紹介した前回の記事に続き、今回はストーリーのあらすじと、物語を彩るキャラクターたちを紹介する。

『トリニティ ジルオール ゼロ』 『トリニティ ジルオール ゼロ』
『トリニティ ジルオール ゼロ』 『トリニティ ジルオール ゼロ』

■『トリニティ ジルオール ゼロ』の時代背景とあらすじ

 プレイヤーの歩むストーリーと、大陸の歴史展開とのリンクが魅力だった『Zill O’ll(ジルオール)』。『トリニティ ジルオール ゼロ』においても、物語の背景には国家間の波乱がある。今回はあらすじを紹介する前に、その時代背景を紹介しよう。

時代背景 2大勢力の対立とにらみ合いと戦乱の足音

 バイアシオン大陸の北に位置するディンガル帝国と、南に位置するロストール王国。2国は、常に対立し、相手をけん制し合ってきた。  ディンガル帝国の動乱に乗じ、ロストール王国の先王がディンガル南東に攻め込んだ“ロストール・ディンガル紛争”が記憶に新しいこの時代。戦いに破れたロストール王国は、ディンガルの動向をうかがう状況にある。

 一方のディンガル帝国は、皇帝バロルの指示により、大陸を力によって統一することを目指していた。このため、ディンガル帝国に接する各勢力は、ディンガルの一挙手一投足を戦々恐々として見つめていた……。

『トリニティ ジルオール ゼロ』 『トリニティ ジルオール ゼロ』
▲ディンガル帝国 首都エンシャント▲ロストール王国 首都ロストール
『トリニティ ジルオール ゼロ』
▲リベルダムの街にある闘技場。リベルダムは2大勢力に属さず、大陸でもっとも栄えた商業都市として知られる。

『トリニティ ジルオール ゼロ』のあらすじ

 人間とエルフの間に生まれたアレウス。彼は、幼いころにディンガル帝国のある事件に巻き込まれて父を失い、母とともにディンガル帝国から逃れ、静かな森でひっそりと暮らすこととなった。

 それから19年が経ち、アレウスは剣闘士として、リベルダムの闘技場に立っていた。幼い日に受けた衝撃と、ハーフエルフとして差別を受け続けていたことから、心を頑なにし、ひねた物言いが多いアレウス。だが彼には、闘技場の師匠ダルキナと、兄弟子ドラドの存在があった。

 まずは闘技場最強の剣闘士をしのぐべく、アレウスはダルキナに授かった剣と魔法を駆使し、仲間とともに腕を磨く毎日を送っていた……。

■登場キャラクター紹介1

主人公パーティ

『トリニティ ジルオール ゼロ』

アレウス(CV:桐本琢也※)
「俺には……倒したいやつがいる」

 攻撃系の魔法と剣による攻撃を織り交ぜて戦う。主人公パーティのリーダー的存在。ハーフエルフという境遇で、人間、エルフのいずれからも幼いころから迫害を受けてきたため、人間もエルフも基本的に信じず、斜に構えた性格になってしまった。(※……“たく”の字は、“琢”のつくりの部分に斜め棒が入る)

『トリニティ ジルオール ゼロ』

ダグザ(CV:郷里大輔)
「仲間と共に難関を越えてゆく、これぞ冒険よ!」

 戦闘能力が高いボルダン族の戦士。戦いに身を置くことを信条とするが、無骨一辺倒な人物ではなく、人生と戦闘の経験からくる豊富な知識と余裕を持ち合わせている。冒険の途中でアレウスに出会い、以来、ともにパーティを組むことになる。

『トリニティ ジルオール ゼロ』

セレーネ(CV:渡辺美佐)
「私と組むのが嫌なら、この仕事、下りてもいいのよ」

 飛び道具やワナ、アクロバティックな体術といった変則的な戦い方を得意とする。人間から迫害を受けている吸血種族ダルケニス族の数少ない1人。ある国の密偵として活動するうちに、アレウス、ダグザとともにパーティを組むことになる。

→次のページでネメアやゼネテスなど他のキャラクターたちを紹介(2ページ目へ)

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