2010年7月30日(金)
【経営者は語る第8回】脱ゲームポータルを提案するCJインターネット
熱心なオンラインゲームのファン以外には耳慣れないかもしれないが、、CJ InternetのNetmarbleといえば、押しも押されぬ韓国最大のゲームポータルだ。日本でいうところのハンゲームと、ほぼ同じ位置づけにあたる。正確に言えば、韓国で第二位のハンゲームが、いち早く日本市場に手を広げて成功を収めた、ということになるのだが。
CJ Internetの日本法人CJインターネットジャパンは、Netmarbleというくくりでゲームサービスを展開しているものの、とくに大規模ゲームポータルを目指しているようには見えない。『イースオンライン』や『真・三國無双Online』といった作品をサービスする、普通のパブリッシャと言ってよいだろう。
彼らは現在、Netmarbleないしゲームポータルというビジネスをどう捉えているのか? またそもそもNetmarbleの展開を現在も会社の目標に据えているのだろうか? そのあたりの方針について、CJインターネットジャパンに聞いてみた。インタビュー収録日はちょうど『SDガンダム カプセルファイターオンライン』のサービスが始まった直後のタイミング。同作品は、Netmarbleと異なるサービスアカウント(ID)で運営されていることからも分かるとおり、CJインターネットジャパンの新しいコミュニティ観、サービスのイメージは、同作品のサービス形態を通じて形になりつつあるのだという。彼らの目指す新しいコミュニティの手法を聞いてみたい。
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▲CJインターネットジャパン代表取締役社長 朴且鎮氏(左)、『SDGO』日本プロデューサー 秋山隆利氏(右) |