News

2010年7月29日(木)

『GTA』のロックスターが贈る『レッド・デッド・リデンプション』は10月7日発売!

文:電撃オンライン

――――――――――――――――――――――――――――――
『レッド・デッド・リデンプション』には、暴力シーンやグロテスクな表現が含まれます。
CERO:Z(18才以上のみ対象)
※18才未満の方は購入できません。
――――――――――――――――――――――――――――――

 ロックスター・ゲームスは、PS3/Xbox 360用ソフト『レッド・デッド・リデンプション』を10月7日に発売することを、日本上陸発表会の中で発表した。発売元はTake-Two Interactive Japanで、価格は各7,340円(税込)。

『レッド・デッド・リデンプション』

 本作は、『グランド・セフト・オート(以下、GTA)』の開発スタジオであるロックスター・ノースの協力のもと、『レッド・デッド・リボルバー』や『ミッドナイトクラブ』などを手掛けたロックスター・サンディエゴによって開発されたソフト。ロックスター・ゲームス独自の3Dゲームエンジン・RAGEによって、西部開拓時代の広大な環境を再現し、壮大で美麗なオープンワールドを楽しめる。

 イベント開催のあいさつを行ったロックスター・ゲームスのマーケティングチームスタッフは、本作を「GTAシリーズでつちかったオープンワールドを、さらに進化させた最高傑作!」とアピール。その理由として、自由なゲーム性だけでなく、アクションが激しいこと、さらにマルチプレイでもこれまでのゲームで体験したことがないような楽しみを実現していることを挙げた。ちなみに、すでに発売されている海外では、発売から1カ月で500万本のセールスを記録しており、大ヒットとなっている。

『レッド・デッド・リデンプション』
ヒゲから服装まで、人物の細かなディテールにこだわったという。転がっている石から、生えている草木まで、さまざまなものを参考にして、ち密な世界を構成していたとか。

 続いて登場したのは、本作を手掛けるリッチ・ロサド プロデューサー。日本語版の『レッド・デッド・リデンプション』について、「日本語の翻訳は、『GTAIV』同様に時間と愛をかけて行っている」と説明した。ここでロサドプロデューサーは、本作の日本語版トレーラーを公開した。


 映像は、解像度とビットレートを落としたものだが、西部劇を描いた映画のような迫力、生活観、そしてリアルさを感じられたのではないか。

『レッド・デッド・リデンプション』
ソフトをアピールしたリッチ・ロサド プロデューサー。笑顔と身振りを交えつつ、本作ならではの魅力を熱く語った。

 トレーラーに続いて、実機を使ったデモプレイが行われた。プロデューサーは、本作にかかせない“カバーポイント”を紹介。これは、物陰に隠れながら銃撃をしたり、弾を込めたりできる場所を指す。本作ではAIの知能がかなり高いため、突っ立ったまま攻撃していると、あっという間にハチの巣になってしまう。そのために、攻撃をする際にもカバーポイントに入って攻撃を行うのがいいようだ。また武器も豊富で、舞台として描かれた1911年のアメリカ西部にあったものを多数用意していると付け加えた。

『レッド・デッド・リデンプション』
当たり判定も細かく設定されている。足を撃たれればその足は動かなくなるし、両足を撃たれたら歩けなくなるという。

 クエスト中で披露したもう1つのポイントは、時間の進みが遅くなり、小さい的でも狙えるようになるデッドアイ。これは、時間がスローになっている中で、現在装備している銃の弾数分だけ狙いを付けられるシステム。ゲージがたまっている状態で使えるこのシステムは、さまざまな場面で活用できそうだ。

『レッド・デッド・リデンプション』
描写されているものはすべて存在しており、そこに行ったり、それを調べたりすることができる。街であれば、ショップ、酒を飲めるバー、さらには用を足せるトイレまで用意されている。他にも、生き物の生態系にもこだわっていることを語った。

 自由度がとにかく高い本作。プロデューサーによれば「10回プレイしたら、10回とも違うことが起きる」という。行動は『GTA』同様に自由で、街でいい行動をしていれば、さまざまな影響を与える“名誉”や“名声”が上がっていくのだとか。逆に街で発砲すれば、通報されてしまい保安官がやってくる。保安官を振り切っても自分に懸賞金がかかり、賞金稼ぎから狙われることになってしまう。

『レッド・デッド・リデンプション』
舞台となったニューオースティンは、『GTAIV』よりもずっと広大な土地。歩いていくとかなりの時間がかかるため、馬とマップを駆使して進む。この馬にも忠誠心のようなものがあり、乱暴に扱うと振り落とされるとか。

 加えてプロデューサーは、第2章で降り立つことになるメキシコを紹介した。ここでは、先ほどまでとはまったく異なる草木や建物、そして異なる言語が飛び交っていた。「人や動物などが異なり、まったく違う文化を体験できるので楽しんでほしい」とコメントしていた。

 また、本作の初回特典としてスペシャルコンテンツコードが封入されることが発表された。このコードを使うことで、デッドアイのメーターが2倍速く回復する“冷血の暗殺者コスチューム”と、本作のオリジナルサウンドトラックを無料でダウンロードできる。

『レッド・デッド・リデンプション』
デッドアイメーターが2倍速く回復する“冷血の暗殺者コスチューム”と、ゲームのサウンドトラックを無料で入手できるスペシャルコンテンツコードが、初回特典として封入される。

 プロモーション展開として、『GTAIV』以上のTV-CMやWebへの露出、さらに9月16日~19日に行われる東京ゲームショウ2010で大々的なことを行うという。し烈な銃撃戦やアクションを軸に、探検・ステルス・ギャンブル・決闘・ハンティングなど西部開拓時代のあらゆる要素を詰め込んだ本作。今後の展開からも目を放さないように!

(C) 2005-2010 Rockstar Games, Inc.

データ

関連サイト