2010年8月4日(水)
第1戦終了後、『週アス』チームはモビルスーツの変更を申し出る。
斎藤「いよいよ、きましたね……」
ごえモン「エクシアとデュナメスか……」
ごえモンの予想どおり、アカザーはエクシアに、山田はデュナメスにそれぞれ乗り換える。
アカザー「これからが本番だぜ」
山田「確実に狙い撃たせてもらいます」
▲アカザーのエクシアと山田のデュナメスはは『機動戦士ガンダム00』に登場する機体。エクシアは攻撃範囲の広い格闘武器、GNソードを装備した近接特化機体。デュナメスはミサイル・ランチャーとスナイパーライフルで武装した狙撃用機体。 |
ごえモン「デュナメスのスナイパーライフルは驚異だな。私も射撃に対応した機体に乗り換えよう」
最新鋭の機体に乗り換えた『週アス』チームに対抗するため、ごえモンもグリーンフレームからガンダムヘビーアームズ(以下、ヘビーアームズ)に乗り換える。
▲ごえモンが搭乗するヘビーアームズは『機動戦士ガンダムW』に登場する機体。ビームガトリングと胸部のガトリングを装備しており、弾数が豊富。射程は短いがどちらの武器も速射性に優れているため中距離から膨大な弾丸をばらまき、敵の動きを止める戦い方に向いている。 |
双方の乗り換えが完了したところで第2戦がスタート。第2戦の舞台はビルが点在するコロニーの内部。斎藤はビルを盾にしながら、慎重に敵を探すが……。
アカザー「遅いぜ!!」
アカザーのエクシアがブーストで急接近。GNソードの連続攻撃で斎藤を撃破!
▲素早い動きで連続攻撃を叩き込むアカザーのエクシア。機体の素早さはもちろん、GNソードの攻撃範囲も驚異的。 |
一方、そのころ。ごえモンのヘビーアームズは山田のデュナメスを何度か撃墜したものの、モビルスーツの性能差により、少しずつ追い詰められていた。
ごえモン「格闘対格闘、射撃対射撃では性能差で劣るこちらが不利。お互いターゲットを変えよう!!」
ごえモンの指示のもと、斎藤は山田のデュナメスに、ごえモンはアカザーのエクシアにそれぞれターゲットを変更しようとするが……。
アカザー「甘いぜ!!」
山田「トランザムをお忘れですか?」
エクシアとデュナメスにはトランザムというシステムが搭載されている。この2機はHPが60%以下になると機体が赤く発光し、移動速度とダッシュ速度、敏捷性などの能力がアップするのだ。
ごえモンのガトリングはアカザーのエクシアをとらえることができず、斎藤は山田のデュナメスに接近したものの必殺技をくらってしまう。
▲デュナメスの必殺技は巨大なビーム。長射程を誇るこの一撃は、アカザーのエクシアに近付こうとしていたごえモンのヘビーアームズを牽制。さらに斎藤のノーベルガンダムはまともにこの攻撃を受けてしまう。 |
アカザー「一気に行くぜ!!」
さらにアカザーは斎藤のノーベルガンダムに必殺技を叩き込む。
▲エクシアの必殺技が炸裂!! この一撃で斎藤のノーベルガンダムは大破してしまう。 |
これにより、序盤でごえモンが築いたリードもほとんど無意味なものとなってしまった。
ごえモン「なんという攻撃力だ……」
斎藤「まだリードしていますが、このままでは……」
ごえモン「ここは初心に戻って、挟撃作戦で行こう」
斎藤「はい!!」
ごえモンの指示のもと、作戦を変更した電撃オンラインチーム。1対1の戦い方をさけ、常に2機で行動し、1機に対して2機で攻撃をしかける。
▲デュナメスを取り囲むヘビーアームズとノーベルガンダム。ビルを利用し、敵を分断した後に1機を2機で攻めるこの作戦は見事成功。電撃オンラインチームはリードを伸ばす。 |
これまでの対戦で培った連携プレイを生かし、どんどん『週アス』チームを追い詰めていくごえモン&斎藤。最後はごえモンの必殺技も炸裂し、気付けば第2戦も勝利を手にしていた。
▲ヘビーアームズの必殺技が発動。無数の弾丸が、エクシアを蜂の巣にする。 |
アカザー「まさか、エクシアで負けるとはな」
山田「これほどまでの力とは……」
全3戦の勝負で2勝した電撃オンラインチーム。だが……。
アカザー「オレたちは最後まで全力で戦うぜ!!」
山田「一矢報いて見せますよ!!」
『週アス』チームの戦意は落ちていない!! はたして3戦目の結果は!?
“第一次AMW抗争”の最終戦第3戦の舞台は、身を隠す場所が少ないステージ。障害物は画面に点在する支柱だけ。お互いの実力が試されるこのステージで、ついに最後の戦いがはじまった。
『週アス』チームは2戦目で電撃オンラインチームがとった戦法にならい、2機で1機を叩く作戦をとる。一方、電撃オンラインチームは2機で固まって移動している『週アス』チームをサイドから挟み撃ちにする作戦をとった。
▲ごえモンのヘビーアームズがエクシアとデュナメスを引きつけている間に、斎藤のノーベルガンダムがサイドから強襲をかける。 |
戦いは第1戦同様、一進一退の様相を呈す。アカザーのエクシアが斎藤のノーベルガンダムをGNソードで切り刻めば、斎藤のノーベルガンダムもアカザーのエクシアをビームリボンでめった打ちにする。
▲格闘攻撃に秀でた2機はお互いの隙をついては、格闘戦で相手を沈めた。 |
勝負を決めたのはやはり経験の差。斎藤はビームリボンでの攻撃中に必殺技を割り込ませ、アカザーのエクシアを撃破。
▲ビームリボンでの攻撃中に武器をチェンジし、必殺技を放つノーベルガンダム。 |
最後の最後でアカザーのエクシアも斎藤のノーベルガンダムに必殺技を叩き込んだが、必殺技のヒット中にタイムアップ。
▲必殺技のヒット中にタイムアップというまさかの展開が……。 |
3戦とも苦戦を強いられつつも、なんとか勝利した電撃オンラインチーム。こうして、2人は“第一次AMW抗争”を全勝優勝で終えることとなった。
激戦を戦い抜き、ついに最強のガンダム好き編集部“ガンダム・ザ・ガンダム編集部”の名を手に入れた電撃オンラインチーム編集部。
アカザー「完敗だよ。アンタたちこそ“ガンダム・ザ・ガンダム編集部”を名乗るに相応しい編集部だ」
山田「いい試合でした。また対戦しましょう」
『週アス』チームの2人が差し出した手を握り返す電撃オンラインチームの2人。ここに、AMWを震撼させた一大抗争“第一次AMW抗争”は集結した。だが、それぞれの編集部が『SDGO』を愛し続けるかぎり、第二、第三の“AMW抗争”は勃発する――。
すでにどの編集部のメンバーも、『SDGO』の腕を磨いている。電撃オンラインチームの2人もま“"ガンダム・ザ・ガンダム編集部”の名を守るため戦い続ける!! AMW内における『SDGO』熱は冷めるどころか増す一方!!
いつの日か“第二次AMW抗争”が勃発した折には、またその様子をお届けしたいと思う。
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