2010年8月6日(金)
バンダイナムコゲームスは、10月7日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST(エンスレイブド オデッセイ トゥ ザ ウエスト)』の新情報を公開した。
本作は、世界の終末後を彷彿(ほうふつ)とさせるアメリカを舞台に、西遊記をモチーフとした展開が待ち受けるアクションアドベンチャーゲーム。奴隷売買人のもとから逃げ出したモンキーとトリップの2人が、運命共同体となって自由を求め脱出する物語が描かれる。プレイヤーが操作をするのは、孫悟空をモチーフにしたモンキーで、肉体や如意棒などを駆使しながら敵と戦っていくことになる。
怪力と戦闘力を兼ね備えたモンキーと、彼に奴隷ヘッドバンドをはめて脱出を試みるトリップ。孫悟空と三蔵法師のような関係を持つ2人に続き、猪八戒をモチーフとしたキャラクターであるピグシーを紹介する。
▲モンキーの半分しか身長がなく、鼻が平たくて大きいピグシーは、豚そっくり。手の甲には“Sexy”の単語が彫られ、とりわけ女性に目がない。また、トリップの過去とのかかわりも大きく、モンキーとトリップの西への旅路に大きな助けとなる。 |
本作は、遠方の風景まで細かく描かれた広大なフィールドを、ボタン1つのアクションで進んでいくことができる。さらに、キントウンに乗ってフィールドを移動することも可能だ。
▲猿のような動きで、文明の名残と自然が融合したフィールドを進んでいく。 |
▲青い円形のキントウンに乗って、スピード感あふれる動きでスイスイ移動することも可能。 |
モンキーは、肉体を生かした拳からの攻撃や、如意棒を振り回した攻撃を得意とする。しかし、なんと如意棒は銃にもなり、石突のあたりから弾を発射することも可能だ。また、敵の武器やフィールドにあるものを奪って使用することもできる。
▲モンキーの攻撃は、近距離だけではない。如意棒のみならず、さまざまなものを駆使して敵と戦おう。 |
本作の初回生産版のみ、キャラクターの能力がアップする衣装のダウンロードコードが封入される。付いてくる衣装は、モンキー用2着とトリップ用1着の計3つだ。
最後に2枚のコンセプトアートを掲載する。荒廃したアメリカを描いたアートと、崖の上にある村を描いた作品だ。
▲長く続いた戦争で、そこに住む人々をほとんど失ってしまったニューヨーク。 | ▲大自然の中に美しく発展した村。モンキーとトリップは、どのような形で訪れることになるのだろうか? |
なお、公式サイトではプレイ動画が掲載中。モンキーのアクションの様子がつかめる内容となっているので、チェックしておこう。
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※画面は開発中のもの。