バンダイナムコゲームスは、10月28日に発売するDS用ソフト『Solatorobo（ソラトロボ） それからCODAへ（以下、ソラトロボ）』の新情報を公開した。

　サイバーコネクトツーが開発を担当する本作は、雲の上に浮かぶ島々を舞台としたアクションRPG。イヌヒトやネコヒトが暮らすこの世界で、ハンターの主人公レッド・サハランや、彼が操るロボのダハーカらが冒険を繰り広げる。キャラクターデザインは結城信輝さん、メカイラストは谷口欣孝さん、アニメーション制作はマッドハウスが担当する。

　今回公開されたのは、新たな登場キャラクターや、PS用アクションゲーム『テイルコンチェルト』などからのゲストキャラクター、やり込み要素の情報など。画像とともに紹介する。

■新たなハイブリッド“すべてを威圧する、異形の男”バイオン

「これが、楽園か……」

　“ハイブリッド”と呼ばれる、異形の風貌をもつ男。同じハイブリッドである、ネロ、そしてブランクの2人を率いていると思われる。紳士然とした知的な人物で、口調は穏やか。名前の語源は“灰色”を意味するギリシャ語のφαιονからと思われる。

■謎の技術によって作られた新たなロボが2体公開

◆“禍々しき紅蓮の刃”ベリウス/BERIUS P-2

　バイオンが搭乗する専用ロボ。シェパルドに存在するどのロボとも比べられない、何もかもが異質のマシンで、非常に高い技術で作られている。鋼鉄をも焼き切る炎のムチを持つ他、炎を使ったさまざまな攻撃を多用する。

◆“暗く輝きひるがえる妖鋼の異形”カサンドラクロス

　レッドたちを窮地に陥れようと飛来した、正体不明のロボ。4本の腕、長く巨大な尾、青く光るパーツ群など、他のどのロボとも違う特徴を数多く持つ。使われている技術レベルは、現在のシェパルドからは明らかに逸脱するほど高次元。

■クエストに登場するサブキャラクターたち

●フロマージュ

「がんばってください、ですぅ～」

　ハンターギルド連盟が、ハンターたちに仕事を提供するために運営している、通称“クエスト屋”の看板娘。おっとりした、天然癒（いや）し系の優しい女性だ。やや間延びした話し方がチャームポイントで、ハンターの中には彼女との会話を楽しむためにクエスト屋に入り浸り、仕事はそっちのけになっている者も多いらしい。

▲クエスト“探し物を手伝って”を依頼するフロマージュ。フロマージュの家から物品を盗んでいったコネコを探して捕まえるクエストだ。

●ビアッリ

「オイラの写真が～！」

　引っ込み思案のネコヒトの自称写真家。謎のコネコの集団に秘蔵写真をビリビリに破かれてしまう。

▲ビアッリが依頼するクエストは、“写真をとりかえして！”。ビアッリの家から写真を奪っていった謎のコネコたちを捕まえて写真を取り返すクエストだ。

●コネコ

「やーいやーい！」

　ビアッリから写真を奪っていったコネコ。たくさんいるが、見た目は一緒。ゲーム中の至るところにある、ガタガタと揺れている木箱やタルに隠れている。たまに、隠れずに走り回っているコネコも。

▲クエスト“写真をとりかえして！”で、写真を奪っていった空賊“黒猫団”のネコヒトの子どもたち。なんのために写真を奪ったのかは不明。逃げ足がとんでもなく速く、シェパルド中に散ってしまった。

●クイニィ

「いつでもキミを見ているぞ……」

　どこか謎めいたイヌヒトの男性。目的は不明だが、レッドを指名してクエスト依頼を出した。すべてを見通しているかのような言動をする。

▲クイニィが依頼するクエストは“世界のフシギ”。ダブレン群島の外れにある“石碑のある浮島”までフライヤーモードで飛んでいき、そこに隠されている“記憶の書”を取ってくるクエストだ。

●アメリ

「ふふん、わかったわ！」

　スピノー町長の孫娘のネコヒトの少女。気が強くわがままで、よく周りを困らせている。最近読んだ探偵マンガにハマっているらしい。上で紹介したクエスト“探し物を手伝って”に登場する。

→『テイルコンチェルト』などからゲストキャラクターが！（2ページ目へ）

(C)2010 NBGI
※画面はいずれも開発中のもの。

• 『Solatorobo それからCODAへ』公式サイト