2010年9月5日(日)

【電撃鉄砲隊 第18回】武器解説第4回 スナイパーライフルで一撃必中!!

文:電撃オンライン

【電撃鉄砲隊 第18回】武器解説第4回 スナイパーライフルで一撃必中!!

 皆さん、こんにちは。FPS初心者向けコラム“電撃鉄砲隊”です! 本コラムでは、オレこと青毛野郎が、FPSのプレイするのに役立ったりするかもしれないステキな知識をたっぷりお届けしております。今回は武器解説の第4回ということで、スナイパーライフルをピックアップ!

■武器解説その4 狙撃銃/スナイパーライフル

・威力:★★★★★
・命中精度:★★★★★
・連射速度:★
・装弾数(1マガジン):5~10程度
・得意距離:遠距離
※★は5段階評価

 スナイパーライフルは、高倍率のスコープを装着した、遠距離からの精密射撃が可能なライフルのことです。実銃の場合、アサルトライフルにスコープを装着したものや、専用設計のものなどさまざまですが、FPSゲームだと大体は“遠距離から撃てて大威力”という位置付けになっています。銃の種類によっては、当たりさえすれば1発で即死させられることも珍しくありません。

 そんな威力が高いスナイパーライフルですが、威力の代償として連射能力はかなり低めになっています。大抵のスナイパーライフルは1発撃つごとに弾を装填する必要があり(ボルトアクション方式)、連射できないというのが普通です。よく見る、発射ごとに銃をガチャコン! とやるタイプですね。現代戦や近未来を舞台にしたタイトルの場合は、セミオートマチック方式のもの(射撃後、自動で次の弾が装填されるタイプ。トリガーを弾くだけで、1発ずつ射撃できる)も登場し、こちらはある程度の連射が可能です。

 ボルトアクション方式の場合、1発撃つごとに弾を装填しないといけないため、そのたびにスコープから目を離し、再度照準を合わせ直さなければいけませんが、セミオートマチックならスコープをのぞきっぱなしでOKなので、常に敵を捕捉し続けることが可能。扱いやすさは雲泥の差と言えましょう。初弾を外してしまった時や、敵が複数いる時も、セミオートマチックなら対応しやすいですからね。ただ、FPSではセミオートマチックのスナイパーライフルは命中精度が少し低く設定されがち。また、連射可能といっても、射撃後に反動で照準がブレるため、2発目以降はドンドン命中させづらくなります。連射できるからといって、やみくもに撃ちまくってはダメなところは、スナイパーライフル共通です。

【電撃鉄砲隊 第18回】武器解説第4回 スナイパーライフルで一撃必中!!
▲PS3/Xbox 360『バトルフィールド:バッドカンパニー2(以下、BFBC2)』より。スコープをのぞいた状態では、遠くがよく見える代わりに視界が極端に狭くなっているのがわかりますね。

■スナイパーライフルは上級者向け!

 さて、スナイパーライフルは、使っていてとても楽しい銃です。遠距離から一方的に敵を捕捉して攻撃する快感! 1発1発を命中させた時の気持ちよさ! 逃げ惑う敵を無慈悲に撃ち倒していると、気分はスゴ腕スナイパーってなもんです。そのため、初心者もついつい使ってみたくなってしまうのではないでしょうか? でも、少し使ってみればわかると思いますが、対戦では色々と扱いづらい銃なのです。

【電撃鉄砲隊 第18回】武器解説第4回 スナイパーライフルで一撃必中!!
▲キャンペーン(ストーリー)モードでは、反撃を受けにくい遠距離から攻撃できるスナイパーライフルが非常に有効なことが多いです。弾を入手しづらい傾向にあるので、確実に敵を排除していきましょう。

 まず最大の理由は、なんといっても命中させるのが難しいということ。スナイパーライフルは連射ができないので、1発ごとに正確な射撃が必要です。ですがランダムに動き回るプレイヤーを相手に、素早く正確に照準を合わせるのにはそれなりの技術が求められます。また、照準が合った瞬間にためらわずに撃つというのも、意外と練習が必要です。止まっている敵を見つけても、照準を合わせている間に動かないとも限りませんからね。

 次に、狙撃しやすい条件の場所を確保するのが難しい、ということ。狙撃は、一般に見晴らしのいい高台が有利とされています。しかし、ただ見晴らしがよければいいわけではありません。敵を発見しやすい場所というのは相手からもよく見えるので、反撃を受けやすいのです。また、目立たない場所だからといって、周囲に障害物が多くて視界が悪い、撃てる方向が狭すぎる、敵があまり行き来しない、という場所では、射撃チャンスが少なくなってしまい意味がありません。スナイパーは、“有利な狙撃ポイントがどこにあるのか”、そして“その有利な狙撃ポイントは敵も警戒している”、ということを把握し、常に意識しておく必要があるのです。

 3つ目に、スナイパーライフルは近距離戦が極端に苦手ということです。対戦の場合、ずっと同じ場所で狙撃し続けられるということはまずありません。ずっと同じ場所にいれば、いつしかこちらの位置がバレて、倒そうとしてくる敵が現れます。また移動中、ふいに敵と遭遇するかもしれません。そんな時に、連射できないスナイパーライフルは圧倒的に不利です。幸い、銃そのものの威力は高いですから、その一撃を素早くかつ正確に撃ち込む能力があればいいわけですが、なかなか……。もちろん、敵と出会わないよう行動すればいいわけですが、それはそれで地形の把握をするなど、射撃とは別は技術が求められますからね。

→なら、スナイパーライフルを使いこなすためにはどうしたら……?(2ページ目へ)

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