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2010年9月20日(月)

PSP『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』プレイレポ! 魅力や戦闘パートを解説

文:ごえモン

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■お楽しみ要素を紹介
トロフィー集めや貯金箱壊し、聖沙に完全勝利!? など遊び要素が満載!

 本作にはテンポのいいドタバタコメディ、後半のアツいシナリオ、爽快感バツグンの戦闘システムの他に、もう1つ魅力があります。それが、本編とはあまり関係ない遊びごころ満載なお楽しみ要素! ここでは、いくつかある内の3つをピックアップして紹介します。

●トロフィー集め

 まず最初に紹介するのがトロフィー集め。とある条件を達成すると、リアの姉・ヘレナが登場して条件に対応したトロフィーをくれます。PS3にあるトロフィーやXbox 360の実績のようなものと考えるとわかりやすいですね。それがPSPでも擬似的にできるなんて……。このトロフィーを集めるために、つい何周もプレイしてしまうんですよ!

『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』 『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』
▲トロフィーは、ストーリーを進めれば自動で回収できるものから、狙わないと永遠に取得できないものまでさまざま。コンプリートするには、かなり時間がかかるかも!?

●トントロを完全破壊!

 次に紹介するのは、ロロットが常に持っている貯金箱・トントロを破壊するというもの。このトントロは、ゲーム内でロロットが落とすなどして壊れることがあります。でも、すぐに執事のリースリングが直してしまうのですが、また壊すともっとひどい状態に壊すことができます。これを繰り返していき、修復不能な状態にまで壊すのが、このミニゲーム(?)の目的です。

『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』 『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』
▲あらゆるシチュエーションで、パリンパリンと壊れるトントロ。▲マップ移動時に、決まったタイミングで決まったキャラクターに会いにいくと発生します。

●聖沙に完全勝利せよ!

 最後は、シンにライバル心を持つ聖沙に完全勝利するというイベント。これもトントロと同じで、決まった日付に決まったキャラクターに会いにいくと発生します。聖沙は常にシンに勝負を挑んでくるのですが、必ず負けます。その聖沙が負けるイベントを回収していって、背景に表示する敗北数を表す×マークをカンストさせれば成功。完全勝利となります。

『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』 『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』
▲画面のように聖沙が負けるたびに“MISA LOSE”という文字とともに×マークが表示され、最終的に画面を埋め尽くすほどの×マークが蓄積されていきます。

 上記で紹介した以外にも、食べ物のミニ画像を集めたり、決まった日付にゲームを起動するとミニシナリオが見られるなどおまけ要素は盛りだくさん! バトルもそうですが、本当に開発スタッフのこだわりが詰め込まれたゲームだと思います。

■シナリオがおもしろく、バトルも非常に奥が深い良作ゲームです!

 このゲームを初めて知った人は、たぶん特典ディスクの『STARLIT BRAVE!!』ばかりに注目していることだと思います。でも、そうじゃないんです! 本編も前半はコミカルで後半はシリアス、バトルの戦略性は非常に高く、テンポもめちゃくちゃよくて爽快感があるなど、かなりいいゲームに仕上がっています。なので、『STARLIT BRAVE!!』だけじゃなくて、本編のほうにも注目していただきたいですね。

 また、原作プレイ済みの観点から本作を見てみると、戦闘前のロードが速くなり、メディアインストールをするとさらに速く快適にプレイできるようになっていました。あと、完全新規のキャラクター・マカロンのシナリオですが、しっかりとクルセイダースとの絡みが収録されていて、移植時の追加キャラにありがちな“とって付けた感”がありませんでした。なので、原作プレイ済みの人でも楽しめる追加要素になっていると思います。

 といった感じでまとめつつ、『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』のプレイレポート前編をここらで終わりたいと思います。発売前に、なんとか『STARLIT BRAVE!!』のレポート記事をお届けしたいと思っているので、そちらも楽しみにしていてください!

 あ、最後に、PC版発売当時に話題となった本作のオープニングムービーをお届けします。主題歌をKOTOKOさんが、アニメーションの原画を渡辺明夫さんが担当しているハイクオリティなムービーとなっていますので、見たことがない人はぜひ!(ごえモン)



PSP『ティンクル☆くるせいだーす GoGo!』

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