【洋鯨亭 第27回】あの『トゥームレイダー』が、シリーズ初のクォータービューに！

文：電撃オンライン

■協力プレイで変わる謎解きの楽しさ

　本作には大きな変更点がまだあります。それは協力プレイに対応していることです。シングルプレイの時に挑戦した謎も、協力プレイだとより早く、そしてより簡単に解くことができます。

　そのためにはお互いにワナの構造を理解している必要があるわけですが、2人とも内容を知らない状態で挑戦して、一緒に謎を解いていくのも楽しいものです。また、ゲームの内容がわかった人が初心者をアシストするような遊び方も楽しいと思います。

　協力プレイの際にララとともに冒険するのは、光の守護者・トテック。かつて暗黒神・ショロトルと戦った男です。ちなみに、ショロトルは本作にもボスとして登場します。

　協力プレイに関しては今のところオフラインのみに対応していて、2つのコントローラと2人分のゲーマータグを用意すれば楽しめます。オンラインでの協力プレイは、今後のアップデートで対応するとのことですが、気軽にいろんな人と遊べるオンラインプレイモードの実装が待ち遠しいですね。

▲対岸の高い場所にあるスイッチを踏む仕掛け。シングルプレイでは、リングにグラップルをひっかけてカベを登っていくことになります。協力プレイの場合は、ララがリングにグラップルを張って橋代わりにし、そのワイヤーの上をトテックが歩いていくだけで対岸にたどり着けます。

■やり込み派の人もそうでない人も

　このゲームは1つのステージにさまざまな課題が設定されています。たとえば特定のワナを制限時間内にクリアする、一定のスコアを獲得する、さまざまな場所に設置された赤いドクロをすべて集める、などなど。他にも、無視して通り過ぎてもゲームの進行上問題はないものの、立ち寄って謎を解けばアイテムが入手できる隠し部屋などもあります。

▲貴重なアイテムを装備することにより、画像のように複数の弾丸が同時に撃てるようになったり、防御力がアップするなど、さまざまな効果が得られます。

　課題をクリアするとチェックマークがついていくので、やり込み派の人ならマークを増やすために1つのステージを何度もプレイしたくなることでしょう。もちろん、そうでない人はどんどん先のステージに進んでも問題ありませんし、あとで再チャレンジすることもできます。

　それでも、時々手に入る新しい武器だけはこまめに集めておいた方がいいですよ。後半にいくほど耐久力のある堅めの敵が登場しますから、なるべくラクに進むためにも取り忘れのないようにしたいところです。

　これらの強力な武器を撃ちまくって敵を倒すのは、今までの『トゥームレイダー』シリーズにもない感覚でかなり爽快です。

▲時々こんな巨大な敵も登場します。この恐竜のような敵は銃弾がまったく効きません。別の倒し方があるようですが……。ぜひ探してみてください。

　以上、駆け足でご紹介してきました『ララ・クロフト』ですが、ひと昔前ならパッケージのフルプライスで販売してもおかしくないボリュームで、楽しさはもちろん、お買い得感もあるタイトルです。9月にはPS3版の配信も開始されますから、この機会にぜひ挑戦してほしい1本です。

■お知らせその1：FPS好き要チェックの『電撃FPS』が発売中

　月刊総合ゲーム誌『電撃ゲームス』の増刊として、『電撃FPS』が9月上旬に発売されました。こちらは1冊まるごとFPSを扱った本です。企画の中心はPS3/Xbox 360『コール オブ デューティ モダンウォーフェア2（以下、CoD MW2）』の攻略と、ゲームの世界観がわかる解説記事。

　攻略はキャンペーンモードの全ミッションに加えて、スペシャルオプス、マルチプレイまでを完全網羅しています。マルチプレイはダウンロードコンテンツとして販売されている拡張マップもすべてフォローしているんですよ。『CoD MW2』の攻略本は発売されていませんから、攻略情報がまとめて読める本としては『電撃FPS』が唯一の存在と言ってもいいでしょう。

　他にも、『コール オブ デューティ：ブラックオプス』など期待の新作FPSの情報も掲載しています。FPS好きな方は、こちらもぜひチェックしてみてください。

■お知らせその2：ロゴとご意見、ご感想をお待ちしております

　当コーナーでは、タイトルロゴのイラストと、内容に関するご意見、ご感想、ご要望をお待ちしております。ロゴはこのコーナーのタイトル名とイラストを組み合わせたイラストでお願いします。

　作品が採用された方には、Xbox 360のダウンロードコンテンツの購入に使える3,500マイクロソフトポイントを差し上げています（プレイステーションネットワークカード、ニンテンドーポイントをご希望の方はその旨お知らせください）。

　パッケージ版に迫る内容のダウンロード専売タイトルが増えてきましたので、ぜひこのポイントをご活用ください。なお、投稿は下記のリンクにある専用の投稿フォームからお願いします。皆様の投稿をお待ちしております。

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Lara Croft Tomb Raider: Anniversary Edition (C) 2007 Eidos Interactive Ltd. Developed by Crystal Dynamics, Inc. Published by Eidos, Inc. 2007. Lara Croft Tomb Raider: Anniversary Edition, Lara Croft, Tomb Raider, the Tomb Raider logo, Eidos and the Eidos logo, Crystal Dynamics and the Crystal Dynamics logo are all trademarks of Eidos Interactive Ltd. All other trademarks are the property of their respective owners.

• 『ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト』公式サイト
• 『SQUARE ENIX EXTREME EDGES』オフィシャルブログ
• 『トゥームレイダー：アニバーサリー』公式サイト