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2010年9月16日(木)

新作『アスラズ ラース』や『デビル メイ クライ』がカプコンの発表会で明らかに

文:電撃オンライン

“CAPCOM × TGS 2010”

 続いて登場したのは、カプコンの土屋和弘プロデューサー。稲船氏からは常にチャレンジするように言われていることを明かした後、「海外とのやりとりもいいが、日本の足もとからやる必要があるのでは?」と、国内で熱いハートの持ち主を探したのだとか。そこで目を付けたのが、サイバーコネクトツーだという。

 サイバーコネクトツーとカプコンがタッグを組んで開発しているアクションゲームのタイトルは『アスラズ ラース』。絶対不利の状況に陥った主人公・アスラが、“怒り”をエネルギーにして逆境を乗り越えていく“体験型連続活劇”だ。従来のアクションゲームの枠にとらわれない、極限状態が生み出す破天荒なエンターテイメント作品として制作されている。

■PS3『アスラズ ラース』


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“CAPCOM × TGS 2010” “CAPCOM × TGS 2010”
「この先どうなるのか?」という驚きのアクションが連続で展開する本作。発売はもう少し先だが、さらにクオリティは高くなるようだ。

“CAPCOM × TGS 2010”

 土屋プロデューサーに紹介されたサイバーコネクトツーの代表取締役所長・松山洋氏は、「これまでバンダイナムコゲームスさんと15年間仲よくしてきましたが、今回はカプコンさんとガッチリやります!」と宣言。下田星児ディレクターは、本作がタイトルにある“ラース(怒り)”というテーマの他に、“連続ドラマ”、“体験する”といったテーマがあると語った。

 稲船氏は、初めて本作を見た時に大げさではなく鳥肌が立ったという。「日本のいいところ、サイバーコネクト2のいいところが出て、世界に通用する作品だ」と太鼓判を押した。しかし、ここにいたるまでには四苦八苦したようで、序盤に提出されたサンプルは、カプコンに遠慮したような中途半端なデキでガッカリしたのだとか。そこから打ち合わせを重ねて、驚異的な開発スピードでどんどんいいものができあがっていったのだという。

 最後に下田ディレクターは、「日本のゲーム業界はまだ死んでいません。なぜなら、カプコンと我々がいるからです!」と宣言し、拍手喝采の中ステージを後にした。

“CAPCOM × TGS 2010” “CAPCOM × TGS 2010”
開発と同様に、しっかりと握手するカプコン&サイバーコネクト2の面々。松山氏は動画を見ていた報道陣に「アホでしょ? そう言ってもらえてうれしいです」と満面の笑みで語っていた。

→3ページ目では生まれ変わった『デビル メイ クライ』を紹介!

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データ

▼『デッドライジング2:CASE WEST』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox 360(ダウンロード専用)
■ジャンル:ACT
■発売日:未定
■価格:未定

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