2010年9月16日（木）

ゲームが苦手でも「大丈夫だ、問題ない」――『エルシャダイ』プレイレポ

　東京ゲームショウ、イグニッション・エンターテイメント・リミテッドのブースで試遊台が設置されている『エルシャダイ～アセンションオブザメタトロン～（以下：エルシャダイ）』。そのプレイインプレッションおよび、ブースレポートをお届けします。


▲幻想的な雰囲気に包まれたイグニッション・エンターテイメントのブース。

●気軽に楽しめるアクションゲーム

　さて、今までニュースでいろいろと取り上げてきた『エルシャダイ』。ネット上で人気（!?）の主人公・イーノックをはじめ、さまざまな情報が垣間見えていたものの、独特なビジュアルや一切のインターフェースを排した画面構成からは、なかなかそのプレイフィールを想像することはできなかったのではないでしょうか。

　さて、Xbox 360版のTGSバージョンのデモを15分ほど遊んでみた結論からいうと、極めて“オーソドックスなアクション”、それも極めて良質なものです。静止画から受けるビビットな印象のため、記者もプレイ前は若干色眼鏡で見ていたことは否定できません。が、プレイ開始してみるとまさに目からウロコ、かなりおもしろい！

　静止画だとパンチがあって、なかなかその中でキャラクターが動いている様が想像できない方が多いと思うのですが、遊んでみると意外なほど違和感がありませんし、背景が気になってキャラクターを見失うということもありません。そしてもっとも注目したいのが、そのシンプルな操作性！


▲シンプルな操作でダイナミックなアクションを繰り出せるのが本作の大きな特徴。

　左スティックと、Xボタン（攻撃）、Aボタン（ジャンプ）、RBボタン（ガード）のみという少ない使用ボタン数ながら、かなり多彩なアクションが楽しめます。ヒザをついた敵の近くでRB＋Xで“敵から武器を奪う”、RBを押しながらAボタンを押して“回避”といったあたりが、このゲームでもっとも複雑な操作です。かといって決して単調ではなく、敵を空中に打ち上げてのコンボ攻撃など、アクションゲームに慣れている人でも深く楽しめるでしょう。

　また、最近発表されたばかりの新武器・ベイルも使えます。アーチとはまた異なるパワフルな攻撃モーションを堪能あれ。


▲デモは15分ほどで終了。最後はフーラ＆ウーラという、巨大な2体の敵が登場したところで終わりますが、かなり楽しめる内容。

●生原画やコラボジーンズなど『エルシャダイ』の魅力満載！

　多くの試遊台のほか、イグニッション・エンターテイメント・リミテッドのブースでは、ディレクターである竹安佐和記さんによる生画稿や、先日コラボレーションが発表されたばかりのエドウィンジーンズの実物が展示されています。さらに全長4メートルものイーノック巨大パネルも展示されているので、少しでも『エルシャダイ』が気になる人は、ぜひブースへ行ってみてはいかがでしょう？　手に触れてみると、その遊びやすさにびっくりすると思いますよ。


▲ブースにはエドウィンとのコラボジーンズや、未公開の生原画が展示されています。

■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2010年9月16日～17日各日10：00～17：00
　一般公開日……2010年9月18日～19日各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売り1,000円（税込）　※小学生以下は無料