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2010年10月7日(木)

おしおきRPG『クリミナルガールズ』キャラソン映像配信! 声優インタビューも!!

文:電撃オンライン

【長谷川明子さんインタビュー】

『クリミナルガールズ』

――演じるキャラクターの簡単な説明と、演じたキャラクターの印象をお願いします。

 キサラギはオレンジのツインテールで、小ナマイキでかわいい女の子だと思います。ツンツンしていて、とってもトガっている感じがまさに今どきの女子高生という印象を受けましたが、このツンツンしている部分を“愛あるおしおき”でかわいく角を削っていただければ、また新たなかわいい一面も見られるのではないかと思います。

――おしおきボイスやバトルボイス、ナレーションのレコーディングをした感想は?

 『クリミナルガールズ』は本気で嫌がってみたり、喜んでみたりするようなボイスが多く、その中でもキサラギは結構言葉が鋭いので、私にとってなかなか普段口にしないような「こんな言葉を使うの初めて!」みたいなボイスを、声高らかに叫べたのがとっても楽しかったですね。たとえば、「バカバカバカッ!」とか「触らないでよっ!」とか「キモチワルイ!」とか(笑)。

 あまり関係ないかもしれないのですが、最近気づいたことがあって、かわいい女の子が嫌がっている様子って、ちょっとかわいいなって思えてきたんですよね。子どものころに、なぜ男の子が女の子に意地悪をするのかちょっとわかった気がしてきたりして。そんなのことを考えながらおしおきボイスを収録していました。

――『クリミナルガールズ』のゲーム企画が決まった時の感想はいかがでしたか?

 私って、よく「ナマイキなキャラクターの役の声に、アフレコが合いそうだね」って言っていただくことがあったので、キサラギ役のお話をいただいたときに、キサラギはワガママそうだし、ナマイキそうだし、この役が自分に合っているといいなって思いました。

――キャラクターイラストを見ていかがですか。

 みんなかわいいなーって思いつつ、キサラギの髪の色がとっても目立っていて長かったので、ちょっとしばっている髪をほどいてワサワサしてみたいなって思いました(笑)。髪型がゲーム内で変わるかわからないのですが、1回髪を下ろしたキサラギを見てみたいですね。

 他のキャラクターもみんな本当に個性的で、女の子からの視点で見ても、どの女の子も魅力的ですよね。トモエの胸のサイズがハンパないとか(笑)。ちょっとずつ違いますが、おそろいの囚人服の衣装がとってかわいいなって思いました。おしおきの画像も刺激的ですが、嫌がっている感じがちょっとかわいくて、おしおきしたくなる感じが少しわかるような気がしました(笑)。

――『クリミナルガールズ』は、おしおきがひとつのキーワードとなっていますが、長谷川さん自身はおしおきをされたことがありますか?

 結構母には“しつけ”という意味で怒られた経験はよくありますが、叩かれたりするような経験はあまりないですね。おかげさまで少しは人様の迷惑を考えられるようになったのではないかと思っておりまして、母には感謝しています。

――おしおきをされたいですか?

 おしおきをされたいとはあまり思いませんが、基本的に自分は“かまってちゃん”なので、かまってほしいとは思います(笑)。

――おしおきをしたことはありますか?

 おしおきをしたことはないですね。ちょっとイタズラはしてみたいですが(笑)。キサラギとかに「さわんないでよ! バカっ!」とか言われながら、ちょっと髪の毛をさわってみたいかも(笑)。

――ゲームの少女たちは地獄に落とされましたが、長谷川さんにとって地獄とはどんなところですか?

 私にとって地獄は、リアルな世界で言えば、ご飯がなくて、塩がなくて、和食が食べられなくなることですかね(笑)。あとは、誰も知っている人がいなくて、ずっと独りの環境は地獄だと思います。

――『クリミナルガールズ』オープニング曲『I Can Fly』の感想をお願いいたします。

 歌詞がキサラギのイメージそのままだったので、とても歌いやすかったですね! 歌詞の口調がキサラギのような女子高生っぽい「~だし、~だし」とか、「わたし関係ないしー」とか言っているような感じがカッコよく、キサラギのような強気な部分も出ていたので、歌っていてとっても楽しかったです。歌っている最中、キサラギ成分が長谷川の中からヒョイっと顔を出している感じがありました。古代祐三さんが作曲された、ロックでカッコいい部分をぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

――『クリミナルガールズ』エンディング曲『On Our Way』の感想をお願いいたします。

 最初にこの楽曲をいただいたとき、いい意味で、オープニング曲とガラっとイメージが変わり、エンディングらしい落ち着いた曲だと思いました。歌詞については、自分のコンプレックスや罪と逃げないで向き合い、苦しいけどそれを克服して、自分独りだけではなく、いろいろな人がいてくれるからこそ、自分が居るんだってことを歌っているんです。そういった素直な気持ちを意識して歌いました。きっと、ゲームを最後までプレイした人が共感できる内容になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!

――『クリミナルガールズ』キャラクターソング『鏡のヴィーナス』の感想をお願いいたします。

 こちらはキャラクターソングということだったのですが、キャラクターを意識するというよりは、メーカーさんからのディレクションで、曲のイメージを前面に出して歌うような感じで歌いました。ちょっと哀愁のあるロックという印象を受けていて、そういう曲を歌わせていただくのも初めてだったので、とても楽しかったです。

――『クリミナルガールズ』に期待したいことや、やってみたいことはありますか?

 ラジオをやってみたいのと、ドラマCD化して、OVA化して、TVアニメ化して、劇場版になることを期待しています(笑)。そこまでお届けしてみたいですね。

――本編のゲームを楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

 『クリミナルガールズ』を最初にプレイした時はきっと、女の子たちの強烈すぎるキャラクターにビックリしてしまうと思うのですが、それぞれみんな、10代の年ごろの女の子の悩みや想いをかかえているので、そういった部分もプレイヤーの皆様に知っていただき、その上で“愛あるおしおき”で、女の子たちを成長させてやってあげていただけるとうれしいなって思います。

 あとは、キサラギはナマイキなことをいうかもしれないのですが、実はかわいい女の子なので、できればかわいがってやってください。ぜひ、キサラギと長谷川ともども『クリミナルガールズ』をよろしくお願いいたします!

――ありがとうございました!

→インタビュー 又吉さん編(3ページ目へ)

(C)2010 Nippon Ichi Software, Inc.

データ

▼『クリミナルガールズ』ダウンロード版
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年11月18日
■希望小売価格:4,800円(税込)

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