2010年10月13日(水)
怒りのアフガン!<あいさつ。ども、青毛野郎が送るFPS初心者向けコラム、電撃鉄砲隊のお時間です。捧げ~筒ッ! 休め!
そんなこんなで第21回なんですけど、今回はなんと! エレクトロニック・アーツさんよりPS3/Xbox 360/PCで10月21日に発売される新作FPS『メダル オブ オナー(以下、MoH)』のテストROMを入手しちゃったので、先行プレイレポートなんぞをお届けしたいと思います。やったぜ! オトナの都合でいつもの日曜日からずれましたが、そこはお察しください!
『MoH』シリーズといえば、第2次世界大戦を題材にしているイメージが強いのですが、今度の最新作は現代戦! 今なお内戦やテロ活動が続く不安定なアフガニスタンが舞台となっております。そういえば、今まで『MoH』シリーズの多くはサブタイトルが付いていましたが、本作のタイトルはドシンプルに『メダル オブ オナー』となっております。舞台も現代になったし、心機一転ということなのでしょうか。
ところで、本作のタイトルとなっている“メダル オブ オナー”についておさらいしておくと、米軍の軍人に与えられる最高位の勲章のことで、日本語では名誉勲章とか議会名誉勲章とか呼ばれます。つまり、最高に勇敢な兵士に与えられる最高に栄誉ある勲章といえましょう。「オレにも1個ちょうだい」とか、冗談でも言えない雰囲気です。
▲アフガニスタンで現在進行形で繰り広げられている米国の対テロ戦争。アフガニスタンの国土は全国的に山がちな高地で、首都のカブールでも標高約1,800メートルと、ここでの戦闘は非常に過酷といえるでしょう。そんなアフガニスタンの地形がリアルに再現されています(いや、行ったことないけど)。 | ▲ROMをもらって、難易度“ミディアム”で即プレイし始めましたが、マジでハマる! |
さて、プレイレポートの前に『MoH』ならではの魅力について簡単に解説しておきましょう。ちなみに、今回のプレイレポートはPS3版で行っています。Xbox 360版と基本的な内容は変わりませんが、一応ご了承ください。
魅力1:実在する米国のエリート兵“Tier 1(ティアーワン)”の元オペレーターが開発に協力!
“Tier 1”というのは正直初耳なんですけど、全米軍兵士の中でも数百人しかいない最高ランクのエリート兵士たちなんだそうです。そこに属する隊員は“Tier 1 オペレーター”と呼ばれ、極秘任務を遂行しているんだとか。そんな精鋭of精鋭たちの、アフガニスタンにおける実体験をもとに制作されたのが本作ということなのです。ひと言で言うと、超リアルだと。
魅力2:マルチプレイは、『バトルフィールド』シリーズを手がけたEA DICEが担当!
本作のマルチプレイは、人気FPSシリーズ『バトルフィールド』を手がけてきた制作スタジオ、・EA DICEが開発を担当。『バトルフィールド』大好きな青毛野郎としてはそれだけも興奮モノなんです。しかも、本コラムにもたびたび登場している『バトルフィールド バッドカンパニー2』でも使用された“フロストバイトエンジン”を本作のマルチプレイにも採用。建物を攻撃して破壊することが可能だったりして、白熱した対戦が楽しめそうです。ていうかせっかくROMがあるんだから試してみたいところなんですが、発売前でまだマルチプレイができないのであった。まあ、当たり前ですが。ちなみに、対戦人数は最大24人です。
ではでは、まずモードの紹介をしておきましょう。
●シングルプレイ
・キャンペーン:いわゆるストーリーモード。難易度は“イージー”、“ミディアム”、“ハード”の3種類から選べる。
・TIER 1:キャンペーンで一度クリアしたミッションをプレイし、制限時間内にクリアを目指すモード。クリアタイムはネットワークランキングに登録されるので、世界最速を目指す楽しみもある。シングルプレイですがネットワークに接続しないとプレイできないので注意(今回のプレイレポートでは未プレイ)。
●マルチプレイ
・プレイ:実際に対戦するモード。ルールは5種類が用意されている。
・キャリア:マルチプレイ時に使用する武器のカスタマイズができる。また、マルチプレイ中に獲得した勲章の確認も可能。
・ストア:ダウンロードコンテンツが入手できる。
この他、様々な設定を変更できる“オプション”、一度見たムービーなどが見られる“エクストラ”があります。
▲オプションでは画面の明るさなども変更できます。明るいほうが敵が見えやすくて有利ですが、明るくしすぎて雰囲気を壊さないようにネ! |
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