2010年10月20日(水)

明日の発売を記念した『FIFA 11』記者会見に日本代表前監督・岡田さんが登場

文:電撃オンライン

 エレクトロニック・アーツは本日10月20日、東京都内でサッカーゲーム『FIFA 11 ワールドクラスサッカー(以下、FIFA 11)』のプレス向け記者会見を行った。

 PS3/PSP/Xbox 360の3機種で、明日10月21日に発売される『FIFA 11』。その発売を記念して行われた記者会見には、エレクトロニック・アーツ カナダのエクゼクティブプロデューサー・牧田和也さん、本作の解説と実況音声を担当する岡田武史さん&西岡明彦さんが登場した。

『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲左から、西岡さん、岡田さん、牧田さん。日本代表の前監督として先日のワールドカップで采配をふるった岡田さんは、「今は無職です」と報道陣を笑わせていた。

 長く『FIFA』シリーズに携わっている牧田さんは、最新作『FIFA 11』の改良点を説明。大きなポイントとして、プレイヤー1人だけを操作するBe A Proでゴールキーパー(GK)を使えるようになったこと、それにともない11対11のオンライン対戦が行えること、ロシアリーグを追加したことなどを挙げた。

 特にGKのBe A Proについて、牧田さんは2年ほど研究を重ねて作り上げたと話す。カメラアングルには苦労し、どうすればボールと選手の位置を把握しやすくなるのかを意識したそうだ。またGKは、モーションアニメの数をかなり追加しているとのこと。

『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』 『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲牧田さんは、『FIFA 11』の特長である5つのポイントについて解説。
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▲『FIFA 11』では選手の個性が、さらに豊かなものになった。クリスティアーノ・ロナウドやメッシ、ルーニーなど、有名な選手を例に挙げて、その個性を紹介していた。
『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』 『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲パスへのこだわりや、選手・監督になりきってシーズンを進める“キャリアモード”の説明もあった。新設のキャリアモードは、エンジンを一新して制作したという。

 この後、岡田さんと西岡さんが登場。岡田さんが“FIFA 11 世界選抜監督”に就任した、という設定で記者会見が行われた。岡田さんは、自身が考えた世界選抜の選手16名を紹介し、そのチームとマンチェスター・ユナイテッドのスペシャルマッチを実施。勝負の結果は……?

『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲岡田さんが選んだ『FIFA 11』の世界選抜は、GK:ジュリオ・セザール DF:サネッティ、ビリッチ、ピケ、エッシェン MF:スナイデル、エジル、シャビ FW:ルーニー、フォルラン、イニエスタ。サブは、GKにカシージャス、DFにマイコンとルシオ、MFにセスク、FWにドログバ。
『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』 『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲協調性を重視したという岡田さん。今回は選手ありきで選抜し、後から4-3-3のフォーメーションに決めたそうだ。ちなみにGKは、本来であればブッフォンを選ぶところだが、今はケガをしているため外したらしい。
『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲いよいよ、岡田さんの選抜によるチームと、マンチェスター・ユナイテッドが対決。CPU同士のエキシビションマッチが4分ハーフで行われた。「これで負けたら敗戦監督会見?」と、岡田さんは報道陣を笑わせる。
『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』 『FIFA 11 ワールドクラスサッカー』
▲試合は、マンチェスター・ユナイテッドから“引き抜いた”形になったルーニーがゴールを決め、1-0で世界選抜が勝利。岡田さんは「センターバックとエジルがよかったね」と、選手起用がうまくいったことに満足げだった。

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