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2010年11月21日(日)

G-Star2010ハンゲブースで『TERA』新キャラ“エリン”や騎乗動物が登場

文:電撃オンライン

 韓国NHNはG-Star2010で、『TERA The Exiled Realm of Arborea(以下、TERA)』『ASTA』『Kingdom Under Fire 2』、『Metro Conflict: Presto』の4タイトルを出展。その中から、次世代MMORPGとして期待値も高い、『TERA』の最新バージョンを見てきた。

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▲G-Star2010の会期中、もっとも目立っていたのがNHNのハンゲームロゴ。会場外のビルにはMMORPG『TERA』の巨大な垂れ幕、中に入れば休憩スペースに、無料配布されているミニコミ誌にもハンゲームのロゴが……。

 今年のElectronic Entertainment Expo(E3)にも出展されていた『TERA』だが、最新バージョンでは、ポポリという元々男キャラしかいなかった動物系種族に、“エリン”という女性キャラが新たに追加されていた。男キャラは太っちょな熊スタイルなのに、女性になると突然、耳と尻尾がふさふさ揺れる超ラブリー系に。ポポリは何か1種類の動物を擬人化したわけではなく、複数の動物を寄せ集めた種族なんだとか。

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▲明らかに何か特定のプレイヤー層を狙ったキャラデザインなのだが、筆者は完全にほれこんでしまった。もう、『TERA』をプレイするならエリン以外、考えられない……。
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▲騎乗動物の馬も新しい要素だ。

 『TERA』と言えばMMORPGなのに完全ノンターゲッティングでアクション性の高い戦闘が“次世代MMO”と呼ばれる理由の一つであった。しかし、ターゲットロック機能が追加され、照準を合わせた状態でCキーを押すと、ターゲットを固定。モンスターが自分の真後ろにいても、攻撃やスキルをショートカット一つで発動できてしまう。他社のMMORPGと差別化を図る大きな要素だっただけに残念だが、スタッフいわく「マニア層を狙うよりも、より大衆向けとしてノンターゲッティングではなく“フリーターゲット”機能に変更しました」とのこと。この他にも、3つ目の大陸や各種ゲームバランスの調整がなされている。

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▲NHNJapan ロンチングマーケティングチーム マネージャー、イ・ハクソン氏。

 時期については未定だが、日本でのサービス時には韓国でのオープンベータテストと同じバージョンが使用され、かわいいエリンもしっかり実装されるようだ。

 NHNJapanのロンチングマーケティングチーム マネージャー、イ・ハクソン氏の話によれば、メインターゲットは25歳~30歳ぐらいのMMORPG経験者。「現在の日本のMMORPGラインナップを見るかぎり、『TERA』のライバルはいないでしょう」と、自信にあふれたコメントをしていた。