【電撃乙女部】台湾の乙女的なナニカを調査せよ！ おハナの台湾訪問記

文：電撃オンライン

　電撃オンライン（女性）読者の皆さん、コンニチハ。乙女になりたくて電撃乙女部に入部したおハナです。し、しかし11月8日の乙女部記事で、名誉顧問のやままやさんに「確かにおハナさんはデコったり、もぐもぐしたりばっかりで、ゲーム的な乙女度は全然上がってなさそうだもんなあ」と見事に見抜かれてしまいました。そして今回の記事もモグモグしたり、ふらふらしていばっかりなんですが、許してください。

　仕事で台湾に行ってきたおハナですが、出発前に乙女部りえぽん部長より、ある指令が下ったのです。それは……。

「台湾の流行を調べ乙女っぽいもの、かわいいアイテムを見つけてくるべし！」

　まー正直、楽勝だと思ってたんですよね。適当に町を歩いていれば、台湾の女性の間で流行してるものなんてすぐ見つかると。しかし、少し前のメールマガジンにも書いたのですが、台湾は国土が狭いゆえに市場規模も小さく、“台湾発”の流行が非常に生まれにくい国なんです。周囲の影響を受けやすいせいもあって、台湾で流行るもの＝日式＆韓流。つまり日本か韓国でヒットしたものがそのまま入ってきます。これはアイドルなどの芸能から、化粧品、洋服にいたるまで幅広く、本屋さんに行けば日本のファッション雑誌の台湾版が普通に売られているし、洋服屋さんの店頭には雑誌の切抜きと一緒に“日式”の文字が。また、化粧品は韓国ブームでほとんどがメイド・イン・コリアでした。ちなみに平仮名の“の”を入れると、日本製品ぽく見えるそうで、台湾製なのに商品名に“の”が入っていることも多いです。

　と、いかに台湾のかわいい物を見つけるかが大変だったかという、ながーーーい前置き（言い訳？）をしたところで、台湾で見つけた、正真正銘台湾製のキュートなあれこれを紹介していきます！

▲出発は2010年10月21日にオープンしたばかりの、羽田空港 新国際線ターミナル。時計を見るとわかりますが、時間は朝の4：30。喫茶店もまだ開いてなくて、つらかったです。

■まずは台湾の“アキバ”へ繰り出してみた

　いつもいつも、ゲームと無関係な記事が多いおハナ。さすがに少し反省しているので、まずは台北のアキバと呼ばれる電脳街へ行ってきました。一番有名なのは“光華商場”という所ですが、今回足を伸ばしたのはもう少し駅から近くて便利な“NOVA資訊廣場”とその隣にある、“K-Mall（統一元氣館）”です。

　どちらも大きなビルの中にPCパーツやソフトを扱う小規模なお店が集合していて、お目当てを探すついでに掘り出し物も見つかる、楽しい場所なんですよ。

▲地下1階から4階までPC関連ショップばかりが並ぶNOVA。1階はCPUやメモリを売るお店が多く、値段表がずらっと並ぶ様子は秋葉原のパーツショップと全然変わりませんね。

　NOVAでおハナの目にとまったのは、FruitsShopというメーカーのUSBメモリ。親指ほどのサイズのシリコン製で、雪だるま、フクロウ、バナナ、忍者、トナカイ、ペンギンの形をしているんです。これがカワイイ!!　胴体の中にUSBメモリを収納し、使うときはお腹のところからグンニャリ曲げてUSBを挿すという、あまり実用的な形ではありませんが……。クリスマスが近いせいか、ジンジャーマンクッキー型のストラップ、イヤホンのケーブルを巻きつけるアイテムなどが、来年のカレンダーとセット販売されてました。お店のディスプレイもきれいで、女の子に受けそうです。

▲個人的には地味なバナナのUSBメモリがお気に入り。		▲思わず買っちゃった、ジンジャーマンの携帯ストラップ。		▲イヤホンを鞄にしまうとき、ケーブルが絡まないよう巻きつけるグッズ。

▲ちょっと使いづらそうですが、かわいいので許します。		▲クリスマスディスプレイが素敵でした。

　続いては動物型miniSDカード。台湾の人は何でも動物モチーフにするのが好きなんでしょうか？ 4GB、8GB、16GBの3種類があり、3個セットで1箱買うと2つ目は無料と書いてあるように見えます。

　携帯電話を売っているお店も多かったので、もしやと思って探すとありました。前回おハナがリポートしたデコ屋さんです。日本では携帯電話の片面で2万～3万円かかるデコも、台湾だと2,000元（約6,000円）。2時間程度でできるそうなので、デコりたい人は台湾旅行のついでにオーダーしちゃうといいですよ！　その他、“女性最愛”とかかれたピンクのキーボード＆PCケース、牛柄ノートPC用バッグなどを発見。実はこれ以外にも、いろいろおもしろそうなグッズがあったのですが、とにかく撮影禁止のお店が多かったんです。まあ、店内を見渡すと撮影されたら明らかに困りそうな、アレとかコレとかが売られていたのでしょうがない。

　しかし、PCやゲームと少しでも関連ありそうなグッズはこれ以上発見できず、青ざめるおハナ。ホテルに戻ってこっそり、まり蔵先輩にヘルプを求めると「台湾のゆるキャラとか、台湾の美味しいものとか、なんでもいいんじゃなーい。女の子は美味しいもの好きだし」と心強い（？）アドバイスをゲット。次ページでは、おハナ渾身の台湾レポをご覧ください……。