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2010年11月27日(土)

【美少女グッズ瓦版】『暁の護衛』『神さまのいない日曜日』などのドラマCDが発売

文:ごえモン

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●『神さまのいない日曜日』 価格3,675円(税込)

美少女グッズ瓦版
▲ジャケットは原作イラスト・茨乃さんによる描き下ろし。

 本作は、入江君人さん原作の小説で第21回ファンタジア大賞<大賞>受賞作『神さまのいない日曜日』(富士見ファンタジア文庫刊)をドラマCD化したもの。“神さま”に見捨てられ、死者が死ななくなった世界を舞台に、世界で唯一死者に安らぎを与えられる“墓守”の少女・アイの物語が描かれる。

 初回盤、限定盤ともにB2告知ポスターが付属する他、マリン・エンタテイメント通信販売で購入できる限定盤には、特典としてテレホンカードや入江君人さん書き下ろし小説を掲載した小冊子が付属する。なお、店舗特典は以下の通り。

■店舗特典
アニメイト、アニブロゲーマーズ:豊崎愛生さん、浪川大輔さんの複製サイン入りブロマイド

●キャスト(敬称略)

 アイ:豊崎愛生、ハンプニー:浪川大輔、ハナ:後藤邑子、スカー:能登麻美子、ユリー:藤原啓治 他

 また、本作に出演しているキャストと原作者・入江君人さんからアフレコ収録後のコメントが届いているので、以下で紹介する。

■キャストコメント

美少女グッズ瓦版

――収録を終えての感想をお願いします。

豊崎さん:とても心が震えた収録でした。アイとしておしゃべりするのが、痛くて、哀しくて、でも、すごくあたたかくもあって……。アイと一緒にたくさん考え、たくさん涙を流した時間でした。

浪川さん:台本を読んでいる段階からボリュームに驚かされました。無事終えられたことにほっとしています。こんなにもセリフの多い役はなかなか出会えないのではないのでしょうか。

後藤さん:とても心を揺さぶられる小説だったのですが、そこに共演者の演技が加わったことで、思わず泣かされる場面が多くて大変でした。すごく疲れたけど、すごく楽しかったです。

能登さん:ひきこまれる世界観でした。キャラクターも一人ひとりがとても魅力的で、それぞれの人物に思い入れを持つことができました。仕上がりが楽しみです!!

藤原さん:世界観のはかり方が難しかったのですが、共演の声優さんたちとのお芝居によって、不安もなく楽しく演じさせていただきました。

――作品の魅力や、今回のドラマCDの聴きどころ、おススメのポイントなどについてお願いします。

豊崎さん:人間のあたたかさに、ふわっと触れられるような作品です。“人間らしく生きる”って、どういうことか、優しい気持ちで考えさせられるお話です。

浪川さん:ファンタジーでありつつ、とても心情に訴えかけるような、少し切なさもある――そんな素敵なお話でした。

後藤さん:シビアで残酷な世界の中で、登場人物たちがそれぞれ悲しみを背負いながらもタフに優しく生きていて、そのドラマに感動します。死にたがっていた人が死にたくないと思う瞬間は素敵です。

能登さん:冒頭のアイちゃんのナレーションがとても好きです!! この作品の雰囲気や世界観もつかむことができるオススメのポイントです!

藤原さん:アイ役の豊崎愛生ちゃんの熱演が素晴らしかったです。

――演じたキャラクターの魅力についてお願いします。

豊崎さん:アイは、素直で、まっすぐで、賢い女の子です。自分の時間を一生懸命生きている姿に、愛らしさやいじらしさを感じていただけるよう、大切に演じさせていただきました。

浪川さん:一見、何者かわからない。何を考えているかもわからない。そんな謎の多いキャラクターなのですが、ラストの怒涛の展開では「なるほど」と思っていただけるかと思います。あと……顔がいい(笑)。

後藤さん:母親役をやるのは初めてで最初は不安もあったんですが、いざ娘と会話すると切なくて愛しくてちょっと泣きそうになりました。自分の中に眠りまくっていた母性を目覚めさせてくれたこの作品とアイに感謝です。

能登さん:原作にある人物描写から、常に微笑んでいる慈愛の塊のようなイメージを強く持ってやらせていただいたのですが、この人の魅力というのは、どこがどう……というより存在自体なのかな……と思います。セリフや皆とのかかわり方を見ても。

藤原さん:ちょっと間抜けなところもありつつ、人間味にあふれるキャラクターで、演じていて楽しかったです。見た目もステキだ!

――お気に入りのキャラクターについて、その理由とあわせてひと言ずつお願いします。

豊崎さん: “壊れ”てしまった人たち。ヒコも村人も、墓守として壊れたと言われているお母さんも。

浪川さん:ヒコ。濃い。味わい深い。

後藤さん:アイ。ギャグとシリアスの混ざり具合が絶妙。この世界の救いです。

能登さん:アイちゃんです!! とにかくかわいい。母になりたいと思っちゃいます(笑)。

藤原さん:アイですねー。ピュアなとこがナイス。

――最後に、ファンへメッセージをお願いします。

豊崎さん:『神さまのいない日曜日』をお手に取ってくださり、ありがとうございます。大切な人のことを思いながら聴いてください。きっと最後は、心の中に“あたたかい何か”が残ると信じています。

浪川さん:ゆったりと落ち着いて聴いていただけると、すっと心に染み入るドラマになっていると思います。ボリューム満点になっていますので、ぜひ胸もいっぱいになっていただけるとうれしいです。

後藤さん:楽しんでくださいと気軽に言える作品ではないですが、聞き終わったら確実に何かが心に残る物語です。笑って泣いて揺さぶられてください。あと、うちの娘かわいいやろ。

能登さん:原作ファンの方にも、このドラマCDからお知りになった方にも、皆さんに楽しんで聴いていただけたらうれしいです。この不思議な世界にたっぷりと浸ってください。

藤原さん:小説の魅力に負けないように頑張りました。CDとともに小説もぜひよろしく!

■原作者・入江君人さんのコメント

――収録をご覧になられての感想をお願いいたします。

 実はものすごく感動してしまいまして(笑)。声優さんの演技や、スタッフさんの仕事っぷりに「書いてよかったなぁ……」と胸に迫るものがあり、1人、ブースの隅っこで涙に濡れておりました(笑)。“(笑)”というか“(泣)”という感じで、非常にうれしく思いました。

――今回のドラマCDの聴きどころ、または“よかった”と思われた点がありましたらお願いします。

 これはもうずばり、アイ役の豊崎愛生さんの演技でしょう。スタジオの音響で聞く声優さんの演技は本当に素晴らしいもので、とくにハンプニーがアイにやらかす“あの”一連のシーンでは「や、やばい! 警察呼ばなくちゃ!」と危うく110番しかけました(この場合捕まることになるのは、多分僕ですが)。

――ファンへメッセージをお願いします。

 もう僕、あとがきとかでも「ありがとうございます」しか言ってないんですが(笑)。でも、やっぱり「ありがとうございます」です。こうしてドラマCDになったのも、全部皆さんのおかげです。どうか、これからもよろしくお願いいたします。

データ

▼ドラマCD『神さまのいない日曜日』
■発売元:マリン・エンタテインメント
■販売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
■品番:MMCC-4236
■発売日:2010年12月29日
■価格:3,675円(税込)
 
■ドラマCD『神さまのいない日曜日』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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