ちょっとカオスな三国志の世界にどっぷり浸かろう！ 『三国カオス』プレイレポート

文：電撃オンライン

■膨大なクエストをこなしてキャラを成長させよう

　ゲームのスタート位置は、所属国の商業地区から。プレイヤーは魏スタートの場合、丞相・司馬懿（しばい）の養子として、蜀スタートの場合は諸葛亮の養子として活躍することになります。魏と蜀ではスタート位置は違うけど、クエストのために最初に話しかけるNPCは、いずれも“新人指導員”という、メガネで巨乳の、少しおっとりしたお姉さんになります。ゲームに関してだけじゃなく、もっといろんなことを教わってみたくもなったりしますが、妄想していても始まらないので、とっとと先に進みます。

▲いきなり“美人教師”って感じの新人指導員さんからゲームのレクチャーが。なんてツボを抑えたNPCなんでしょう。古代中国、侮りがたし。		▲クエストをくれるNPCには、有名武将がいっぱい！　ほとんどがプレイヤーキャラのもともとの知り合いって設定なので、ちょっと誇らしげな気分に。

　三国カオスはマップが広く、NPCも多くて、どこに誰がいてどのモンスターが出るやらわからなくなっちゃいそうですが、ショートカットのLキーを押すと出現する“任務ウィンドウ”で、クエストに必要なNPC名や敵の名前、アイテムの名前などをクリックすれば、オートで移動してくれます。

　基本的には、前述の新人指導員のくれるクエストから端を発し、序盤はひたすらクエストをこなしていくことになります。クエストの内容は、NPCに話しかけるだけでOKのものから、指定された敵を一定量倒すもの、指定されたドロップアイテムを一定量集めるもの、指定されたアイテムを採集してくるものなど、内容はさまざま。クエストの数はかなり多く、等級（レベル）が上がったり、特定のクエストをクリアしたりしていくごとに増えていきます。時にはインスタンスダンジョンという特殊なフィールドで、有名武将などの強い敵と戦う必要も出てきます。こういった時にこそ、将霊変身を使っていきたいところ。

▲移動が必要なクエストが多いだけに、オート移動や騎乗アイテムはありがたい存在。ゲームスタート時から馬が使えます。便利！		▲クエストは敵との戦闘だけでなく、時には採集なども必要になります。っていうか、そのツルハシどこから出した!?

　『三国カオス』では、とにかく最初の内はフィールドで敵モンスターを狩るより、クエストをつぎつぎとこなしていったほうが、より効率よく経験値が稼げる感じ。それだけ、クエストでもらえる経験値が大きいのです。中には何度も繰り返し受けられるクエストや、プレイヤー同士で結成できる“軍団”に入ることで受けられるクエストもあるので、とにかくクエストをメインにガンガン進めてキャラを育てよう！

▲時にはクエストで、有名武将とガチで戦わなきゃならないことも！　当然ながら、やはり強いので、クエストを行うタイミングは慎重に。		▲クエストの流れで、自分の選んだ絆魂武将とは別の武将になって戦うこともあります。こちらは変身制限時間がないので安心!?

■安心設計の戦闘システムで、古代中国の物語を駆け抜けろ！

　戦闘では、体力や気力（技能を使う時に必要）を回復するアイテム・霊水を、専用のスペースにセットしておけば、減ってしまった時に自動で回復してくれます。体力、気力が最大値のなんパーセントになったら霊水を使うのかも自分でセッティングできるので、これはかなり便利！　ただし、霊水は体力用、気力用でそれぞれ99個までしかセッティングできないので、残量にはいつも気を遣うようにしておこう。

　敵への攻撃は、基本的には敵を左クリックするとターゲティング、右クリックで攻撃開始。戦闘を開始すれば、あとは自分から外さない限り、オートで戦闘を続けてくれます。技能を使いたい場合は、ショートカットキーを押すか、画面右下のショートカット欄からアイコンを右クリックすればOK。ただし名前が赤く表示されるアクティブモンスターは、一定距離に近づいたら、こちらがターゲティングしてなくっても襲ってくるので、注意しましょう。

　キャラの等級が上がると、その度にボーナスを5点、武力・敏捷・知恵・根骨・真元のいずれかに振り分けられます。武力は物理攻撃力、敏捷は物理命中力、知恵は法術命中力、根骨は生命力のアップと物理攻撃ダメージ軽減、真元は気力と法術力のアップに影響します。それぞれでキャラクターに合ったパラメータをなるべく集中して上げていった方がいいってことになりそうですね。たとえば剣士や闘将ならば、知恵よりも武力や敏捷を上げてった方が、あとあと楽になるだろうってことです。キャラクターの等級が30になるまではアイテムなしでのパラメーター振り直しが可能なので、等級が低いうちはいろいろと試してみるのもいいかも。

▲名前が赤いのがアクティブモンスター。うかつに近寄るといきなり攻撃してきます。モンスターの名前を確認する癖をつけるといいでしょう。		▲パラメータの振り分けは大切です。30等級に到達する前に、このままでいいのか、一度確認しておくことをオススメ。

　等級が30を超えると、クエストの中に敵国のプレイヤーを倒すことが条件となる物も出てきます。この辺り、PvPが嫌い、苦手というプレイヤーにはつらいかもしれないですが、危険地域では軍団でパーティを組んで行動するとか、30等級のクエストでもらえる妖獣を育てて護衛にするとか、工夫次第でなんとかなるかも!?　PvPフラグを立てない限り、必ずしもPvP必須というゲームでもないので、ここは恐れずに『三国カオス』の世界に飛び込んできてほしいところ。

　そして、こういった通常の戦闘とは別に、互いに競い合い高め合うための舞台として、“カレンダークエスト”が用意されています。カレンダークエストは“定軍山戦場”と“徐州戦場”の2種類があり、双方とも限られた曜日の決められた時間にしか開放されていません。そしてクエスト中は、現在の獲得状況にかかわらず絆魂武将に変身でき、しかも1分間の時間制限もなし！　参加できるのはパーティを組めば25等級からなので、それを目標にキャラクターを育てていく楽しみがあります。

　また、戦闘だけではなく、プレイ中に“三国ダイス”や“カオス四川省”といったミニゲームも楽しめるのが、『三国カオス』のユニークなところ。このミニゲームは単に楽しむだけでなく、ゲーム内で使用できる銀貨や経験値なども入手できるので、ぜひとも遊んでみましょう。

　以上、駆け足で紹介してきたけれど、まだまだ他にもゲーム内には楽しみがいっぱい！　ストーリーは基本的には『三国志演義』に沿っているところ多数で、三国志ファンの人もそうでない人も、ぐっと楽しめるようになっています。“精錬システム”により、自分の装備を強化していく楽しみもあり、やり込み度も相当なもの。ぜひこの楽しくもカオスな三国志世界で楽しんじゃいましょう！（相川ハクブン）

▲初級技能は技能書を使うことで、5等級までレベルアップさせられます。技能書はNPCから購入できる他、より上位の技能書はモンスターからドロップすることも。		▲精錬機能で武器を強化！　精錬に必要なアイテムは、購入できる他、クエストでもらえることもあります。

▲ミニゲーム“カオス四川省”は1日3回、決まった時間にプレイ可能。戦闘の合間に、ちょっとひと息入れるのにいい感じです！		▲「あらカッコイイお方。ぜひ『三国カオス』に遊びに来てねぇん♪」と徐晃さんも申しております。っていうか、こんな扱いでいいのか、徐晃。

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