2010年12月10日(金)
現在、千葉県・幕張メッセで開催されている、トレーディング・カードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(以下、MTG)』の世界大会“MTG 世界選手権 2010”。その併催イベントの参加レポを、ライター・ゆばがお届けしていきます。
今回出場するフォーマットは、スタンダード。出るには当然デッキが必要です。この時、筆者の手もとにあったのは“赤緑ヴァラクート”、“青白コントロール”、“青緑感染”の3つ。このいずれかで出場しようかとも思いましたが、電撃オンラインスタッフのてけおんから「なんかよく見るデッキばっかだね」なんて言われ、売り言葉に買い言葉的な勢いで、急きょ新しいデッキを組んで出ることになりました。……よ、余計な仕事増やしやがって……。で、まぁ以下のコンセプトでデッキを考えてみることに。
・ビートダウンとコントロールでは、コントロールの方が今は強そうだからコントロールデッキにする
・“赤緑ヴァラクート”に強い(強そうな)デッキにしたい
・白黒、青赤のような対抗色のデッキにしたい
ということで、わりかしスンナリと“白黒ミミックの大桶コントロール”と“青赤パーミッション”の2択に絞り込まれ、続いて“赤緑ヴァラクート”への相性を考えて“青赤パーミッション”にすることにしました。
そして、青のデッキで広く採用されている《霜のタイタン》ではなく、世間で強い強いと言われながら個人的にはまだ使ったことのなかった《ワームとぐろエンジン》をフィニッシャーに採用! 最後に、なるべく長い時間『MTG』を楽しみたい、ということで「勝つにせよ負けるにせよ、時間のかかるデッキにしよう」というコンセプトを加えて、ネットでいろいろなデッキを参考にしつつ完成したのがこのデッキでした。
26 土地 4 《島》 5 《山》 1 《森》 4 《ハリマーの深み》 4 《沸騰する小湖》 4 《霧深い雨林》 4 《地盤の際》 3 クリーチャー 3 《ワームとぐろエンジン》 |
31 その他の呪文 4 《定業》 4 《呪文貫き》 4 《マナ漏出》 2 《否認》 1 《乱動への突入》 4 《冷静な反論》 1 《ジェイス・ベレレン》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 1 《決断の手綱》 4 《稲妻》 2 《紅蓮地獄》 1 《自然の要求》 15 サイドボード 4 《瞬間凍結》 4 《広がりゆく海》 2 《否認》 1 《マゴーシのスフィンクス》 2 《紅蓮地獄》 2 《自然の要求》 |
青赤の2色だけでは《光輝王の昇天》や《精神の肉体の剣》といったエンチャント、アーティファクトに対して弱そうだったので《自然の要求》と《森》をタッチしてあります。これをベースにフライデーナイト・マジックや草の根大会に出て世界選手権までにチューンしよう、と考えていたのですが……なかなか大会に出る時間が取れず、世界選手権の初日が来てしまいました。
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■マジック:ザ・ギャザリング 世界選手権 2010
【開催日時】2010年12月9日~12日
【開催会場】千葉・幕張メッセ