2010年12月14日(火)
電撃オンラインがカプコンの挑戦を受け続けているうちに、なぜか不定期連載のような感じになってしまったこの企画“電撃オンライン vs. CAPCOM”。その戦いの軌跡は対戦アクションゲームコーナーにまとめているので、そちらをご覧いただきたい。
▲実はこんなロゴもあったりする。某ゲームのロゴ風になっているが、こんなゲームは出ないので勘違いしないように! |
事の始まりは、カプコンのプロフェッサーCからのこんな提案だった……。
プロフェッサーC「そろそろまた企画やりましょうか。話題のPSP用タイトル『モンスターハンターポータブル 3rd(以下、MHP 3rd)』なんかどうです?」
唐突すぎる提案に「このコーナーは、“対戦アクション”を取り扱うコーナーなんですけど……『MHP 3rd』って対戦じゃなくて協力するゲームですよね!」と思わず反発する電撃オンラインのkbjだったが……。
プロフェッサーC「いいじゃないですか、たまには。『ロスト プラネット2』の時も協力しましたし」
kbj「『ロスプラ2』の時は特別にって話だったでしょ! それに今“たまには”って言ったじゃないですか。『ロスプラ2』やったのって6月ですよ6月! まだ半年も……ってあれ、半年も経ったの? っていうかこの企画、やり始めてそろそろ1年経つの!?」
プロフェッサーC「おやおや。語るに落ちましたね。ではこうしましょう。今回は、IKEと私、プロフェッサーCと、タイムアタックで対戦するというのは?」
kbj「う、うーん。なんか納得がいかないけど、まぁいいでしょう」
というわけで、今回の種目は『MHP 3rd』を使ってのタイムアタックに決定した。
――そして対戦当日。
「こんちわー」
kbjとカネキングが応接室のドアを開けると……。
IKE「ぶわっはっはっはっは! のこのこと現れおって!」
カネキング「あ、IKEさんどうも。今回はどんな名前でお呼びすればいいんですかね?」
IKE「シャイニースマイル☆IKEですかね☆ あ、この名前の時は語尾にキラーンってのをつけてくださいね(シャイニーキラーン☆☆☆)」
カネキング「面倒なんでパーマネントビッグマウスIKE(以下、PB IKE)でいいですか?」
プロフェッサーC「ふふふ……今宵、私たちが狩るのはモンスターではない。……君たちだ(ビシッ)」
kbj「“今宵”って、まだ朝ですけどね」
ひと通りツッコミを終わらせたkbjとカネキングは、さっそくタイムアタックの準備をする。
PB IKE「くっくっく。前置きはなしか……。まぁ長いと誰も読まなくなるからな。このリオレイアも、早く私の華麗な狩りを見たいと血に飢えておるわ」
マフィアのボスが猫をなでるように、リオレイアをなでながらPB IKEは言う。
プロフェッサーC「ちなみに今回、対戦に使うのはモンハン部会員限定で配信されている、『MHP 3rd』の体験版です。狩るモンスターはロアルドロス。なぜ製品版を使わないのか――それは、装備などの条件を一緒にするため……そう、フェアにするためですよ。そういうことにしておいてください」
PB IKE「そして今回、私が勝ったらこの私のオトモアイルーを街中で配信してやろう」
突然わけのわからないことを言い出すPB IKE。
kbj「え、今、なんて……?」
PB IKE「よし、それでは行くぞ!」
PSPを起動し、PB IKEは使い慣れている大剣を選ぼうとするが、プロフェッサーCから「タイムアタックなら、スタミナを奪えて攻撃力も高いハンマーにするべきだよ」とアドバイスを受け、ハンマーとハンマーの組み合わせになった。そしていよいよロアルドロスの討伐がスタート! 以下、長いので会話のみのダイジェストでお届けする。
▲念入りに打ち合わせをする2人。オトモアイルーは、それぞれ近接型と支援型を選択した。 |
そんなわけで、13分30秒ぐらいでロアルドロスを討伐した2人。
PB IKE「くっくっく。どうだ我々の華麗な狩り、略してK・Kは! お前たちに13分を切れるかな?」
▲自信満々のPB IKEと、泣きそうな顔になっているプロフェッサーC。電撃オンラインの2人は、はたして13分の壁を切れるのか!? |
続いて、kbjとカネキングが挑戦。武器はkbjがハンマー、カネキングが太刀、オトモアイルーは2人とも近接型を選択した。こちらも会話のみのダイジェストでお届けする。ちなみにここからのkbjとカネキングの写真は、プロフェッサーCが撮影している。
「じゃあ最初出会いがしらに麻痺投げナイフを投げて、即爆弾で」「あいよー」「いい感じですね。もう錬気ゲージを赤にできました」「あ、疲れてるね。フラッシュ(閃光玉)行く?」「そうですね、お願いします」「あ、フラッシュですね! パシャ! パシャ!!(プロフェッサー・C)」「そのフラッシュじゃないですよ!」「あ、目線こっちくださーい(プロフェッサーC)」「そっちのカメラですか!?」「ちょっとカネキング! 俺斬ってるよ!」「はい、お茶です、どうぞー(PB IKE)」「あ、肩凝ってないですか?(PB IKE)」「あ、そういえばこの後の企画の流れなんですけど(PB IKE)」▲執拗(しつよう)に横やりを入れてくる2人。フェアな戦いはどこにいったんだ……。 |
まぁそんな妨害があったものの、2人は9分15秒というなかなかのタイムでロアルドロスを討伐完了。電撃オンラインの完全勝利となった。
▲ぶっつけ本番ということで怪しい部分もあったが、うまく連係を取って立ち回り、無難に狩猟に成功! |
kbj&カネキング「じゃあ、僕らが勝ったのでこれで……」
PB IKE「くっくっく……何を帰ろうとしているんだ?」
kbj「え? いや、もう終わりですよね。オトモアイルーの配信って、PB IKEさんが勝ったらやるんですよね」
PB IKE「そうだ……。だから配信をするぞ」
kbj「なんですか、負けを認めない気ですか!?」
PB IKE「何をわけのわからないことを言っているのだ……。勝ち負けにとらわれるとはなんと愚かな。言っただろう。私が(ロアルドロスを)狩ったら配信すると」
kbj「屁理屈じゃん! しかも対戦する意味なかったじゃん!」
プロフェッサーC「ふっ……やっと気付きましたか」
kbj「あなたさっき泣きそうだったじゃん!」
そんなこんなで、PB IKEのオトモアイルーの配信が強引に決定。そしてなんとここからは、この企画始まって以来の“ロケ”に突入する……。
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