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2010年12月15日(水)

パンを焼いて少女を救う!? スローライフRPG『シャイニング・ハーツ』の魅力を特集

文:電撃オンライン

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■オーソドックスながらも奥深い、ターン制のバトル

 従来のようにパートナーと2人で戦うA・RPGではなく、オーソドックスなターン制のコマンド選択式となっている本作の戦闘は、アクションが苦手な人でもバッチリ楽しめるのが魅力。しかも、リックとパートナーに他に、多くの仲間から自由に2人を加えて、4人パーティで戦うことが可能になっています。

 さらに隊列の要素があり、“前列にいるキャラクターは、剣などの近距離攻撃用の武器で敵を攻撃できる代わりに敵の攻撃も受ける”、“後列にいるキャラクターは、基本的に敵の通常攻撃を受けることはないが、弓や魔法などでしか敵を攻撃することができない”というようになっているのがポイント。魔法使いなどは後列が安全ですが、ザコモンスターと戦う時は前列でも大丈夫だったりするので、隊列には結構悩むことになるでしょう。前列にアタッカー3人、後列にサポート役1人という、一見バランスの悪そうな編成でも、イイ感じに戦えたりするので、実は奥深いです。

『シャイニング・ハーツ』
▲リックとパートナーに2人を加えた、最大4人パーティで戦う。パン焼きと同じく、ハートを消費して必殺技を使うことも可能だ。


■なんと住人たちとのバトルもアリ!?

 最初に断っておくと、モンスター戦と同じように戦うわけではありません。いわゆるミニゲームです。いや、ホントすみません。ただ、じゃんけんや数字の大小を当てるものなど、さまざまなミニゲームが用意されているので、ゲーム内時間で1日1回チャレンジするだけでも十分に楽しめること間違いなしです。その上、戦績が表示されたり貴重な材料が入手できたりするので、ついついハマってしまったり。さらに、多彩な魚をゲットできる釣りも、見逃せないお楽しみ要素です。ただ魚が釣れるというだけでなく“魚の骨”といったハズレに思えるアイテムがパンの材料として必要になったりするので、地味(じゃない?)に重要な要素だったりします。

『シャイニング・ハーツ』
▲釣りも楽しめます。ウキの挙動でヒットがわかるシンプルなシステムですが、撒き餌も重要だったりして意外に手強い!?

■いろいろ楽しもうとすると1日はあっという間に過ぎていく!

 かなり駆け足な感じになりましたが、本作の魅力をさらりと紹介してみました。とりあえず、これまで紹介してきたことを行うだけでも、ゲーム内の1日があっという間に過ぎるくらい、充実した生活が楽しめるハズ。私の場合、カグヤへパンを届ける時間がもったいなくて、思わずサボって収穫の旅に出てしまう(くれぐれもマネしないでください)ほどでした。つまり、間違った日本語でいうと“ユニークで楽しいスローライフRPGなのに、なぜか生き急いでしまう”という、そんな魅力がある作品なのです!!

『シャイニング・ハーツ』
▲『電撃PS』で序盤の展開を紹介するために進めていたら、なぜか主力メンバーのレベルが30オーバーに! 生き急ぐにもほどがある?


 なお、特集の第2回では、より突っ込んだ遊び方をお届けする予定なので、ぜひともお楽しみに!!

(C)SEGA

データ

▼『シャイニング・ハーツ』ダウンロード版
■メーカー:セガ
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年12月16日
■価格:5,600円(税込)

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