邪魔するの？　死にたいの？――『アルカナハート3』キャラクター紹介第4弾

「犬若丸流忍術の真髄、ご覧にいれましょう！」

　千年守・朱鷺宮神依に仕えるあやかしの忍び・犬若丸一族から派遣された霊術士。気ままに振舞う姉・あかねが反面教師になったのか、あいまいな事が許せない勤勉な性格。犬若丸流忍術をベースにした、精霊使役術に長けている。ルールや規範を外れることを嫌い、納得できないことにははっきりと異議を唱える。現在は一族ゆかりの人間が経営する赤羽の甘味処・稲穂庵に身を寄せ、ウェイトレスもしているが、姉に負けじと頑張ろうとしてよくお皿を割ってしかられている。

■花のアルカナ“カヤツヒメ”

　犬若丸一族の守護アルカナ。もとは小犬丸一族の守護アルカナ・モリオモトと一体の存在であったとも伝えられる。モリオモトが植物そのものを操るのに対し、カヤツヒメは成長や繁栄、豊穣を司る運命神としての性格を持つ。

■さくらいとおるさんのコメント

　このはのガチでライバルな霊術を使う、というコンセプトは早い段階から決まっていました。あとは見た目や性能を含めてどうやっておもしろくしようか、という会議の時に「でっかい犬に乗っていて、でっかい犬の下に子犬が何匹もぶら下がっていたり後ろを着いてきたりして、とにかく犬づくし」みたいなことを提案したら、でっかい犬とカラスになっていた。なぜだ。

　なずなぐらい相手によって態度がコロコロ変わるキャラは『アルカナ』には他にいないので、書いていて大変ですが、意外と口が悪かったり、高揚していくと言動がどんどん怪しくなっていくところとか、なかなかオモシロかわいいです。

　なずなのピンと立った犬耳と、このはのぺたんと垂れた犬耳と、あなたの好みはさぁどっち!?　しっぽは2人とも縦巻きですけどね！