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2010年12月24日(金)

冬は渋温泉で『MHP 3rd』! 町中がハンターを歓迎するコラボの様子をレポート

文:kbj

 報道陣を出迎えたのは、カプコンのパブリシティ企画推進室室長の萩原良輔さん。「すごく由緒ある場所。いろいろよくしていだたき、楽しいコラボになっている!」と語っていました。続いて300万本以上の出荷を記録している『MHP 3rd』の一瀬泰範ディレクターが登場。ゲーム以外の形で盛り上げてほしいと思い、企画を進めていったことを明らかにしました。「ゲーム内にあるものも、温泉街に用意しています。垂れ幕もあり、コラボグッズもあります。ゲームの世界に浸ってもらい、ユーザーの方に楽しんでいただきたい」と抱負を述べていました。

“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~”
左が萩原室長で、右が一瀬ディレクター。開湯1,300年の歴史を持つ長野県の信州渋温泉と『MHP 3rd』とのコラボレーション。開発スタッフもガッツリ監修し、いいものに仕上がっていると、自信気に語っていました。

 ここで、渋温泉旅館組合・組合長の関昇さんが登場。もともと関さんは『モンスターハンター』を知らなかったそう。しかし青年団を始め、子どもは「そんなコラボができたら、すごいことだ!」と目を輝かせたのだそうです。「グッズにフード、そして街中の装飾など、とにかく充実しています。温泉街を楽しんでいただき、いろいろな施設を見ていただければ幸いです」とアピールしていました。

 そんな関さんたちが苦労したことは、街中を1つにすること。歴史のある温泉街とゲームのコラボに反対する人もいれば、温泉とは関係なく普通の一般住人もいます。そんな人々をまとめ、地域一体となって盛り上げることは、筆舌しがたい苦労があったといいます。最終的に、ゲームとのコラボやインターネットの訴求力に期待して、新たな風を取り入れようということで団結できたそうですが、そこからの準備もまた大変だったと、これまでを振り返っていました。

“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~” “MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~”
関さんの子どもがゲームをプレイしているため、今回のコラボの話をしたところ、大興奮だったそう。渋温泉を知ってもらうために、若者から老人までが団結して、このコラボに臨んでいるそうです。『モンスターハンター』シリーズのアシスタントプロデューサーである小嶋慎太郎さんは、「温泉をテーマにすることが決まった時点で、候補を探し始めました。渋温泉さんとやれることが決まった時は、一緒におもしろいことをしたいと思った」と、その経緯を説明しました。

 気になる現在の予約状況ですが、やはり年末年始はかなり埋まっているそう。ですが、それ以外はまだハンターを受け入れられる状況にあるとのことです。渋温泉の水質は、源泉が多数あり、効果もさまざま。「いろいろな効果があり、100%かけ流しなので、その効果は高いです!」と温泉地としてのPRを忘れずに行っていました。

 しかし、旅行で向かうとなれば、その様子が気になる人も多いのではないでしょうか? 以下で、温泉街の見どころやコラボメニューについて紹介するので、ご覧ください。

 なお、外湯やコラボメニューなど、一部のものは誰でも楽しめるのですが、後述する“スタンプラリークエスト”や割引などは、“ユクモパス”の購入が必要です。

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こちらが、渋温泉街のマップ。公式サイトではイベントMAPを公開していますが、現地でも配布されています。渋湯橋にかかった赤い垂れ幕が、来場者やハンターをお出迎え。ちなみに湯田中駅から渋温泉まではそんなに離れていないので、歩いていくことも可能です。
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橋の中央にある建物では、観光地によくある“顔を出せるパネル”があります。せっかくなので、吠えてみました。「1狩りいくぞ~! ってか、もう狩りしまくりだぞ~!!」
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橋を越えたところにある“モンハン屋台村”では、文字通りさまざまな店が並んでいて、フードやお土産を購入可能。
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屋台村の奥には、ユクモ村・村長の後ろにあるニャン泉岩が。かなり大きくて、水がはねるので注意! 実はこの滝は、村の生活用水なので止めることができず、岩を設置する際にはびしょぬれになったとか。
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また、食べ物を食べたり、足湯を楽しんだりできるスペースもあります。ゲームプレイは禁止されていますが、ギルドカードの交換は可能です。
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夜の“モンハン屋台村”。かわいらしい行灯が用意される他、ニャン泉岩がライトアップされます。でも、あいかわらず水がはねるので注意を!
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『オトモのアイルーパン』:公開されていなかった新メニューが、こちら。クリームといちごじゃむの2種類が用意されている。『10連揚げ肉』:鶏肉をたっぷり楽しめる『10連揚げ肉』。『MHP 3rd』で登場した“10連よろず焼き”を使ったのか!? なお、『3連揚げ肉』も存在。
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『特産キノコ汁』:たくさんのキノコが入った、一品。ホッとする味で、疲れた心を癒してくれそうです。『ブルファンゴのゴロゴロ角煮丼』:その名の通り、角煮がゴロゴロ入った丼。食べれば、元気に走りだせる!?
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『アイルーカレー』:ご飯で、アイルーをデザインしたカレー。かわいらしくて、食べられないという人も出てくるかもしれない。『ユクモノおやき』:山菜、かぼちゃ、ビビンバ、エリンギ、黄金シャモと5種類の味があります。
“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~”
左が、肉のまわりに長野の名産であるリンゴを巻き、焼いた『こんがりんご肉』。リンゴの風味と肉がマッチして、意外にも美味! 右は『こんがり肉』をイメージした骨つきソーセージ。
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古きよき日本を感じることができる渋温泉と街並み。ユクモ村のマークが入ったのれんは、1枚1枚手作りだとか!
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気になる床屋“モンハン狩っとこ屋”。「狩り上げで狩りが上手になるカモ!?」ってダジャレですか?
“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~” “MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~”
アサヒ飲料とのコラボ『ドデカミニグレート』が、たっぷり設置された自動販売機。ステッカーで飾られているだけでなく、販売機自体も木目の装飾になっており、ユクモ村っぽくなっているようです。

⇒探索はまだまだ続きます!

(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
※画像は実際と異なる場合がある。

■“MHP 3rd×信州渋温泉~ユクモノ気分で狩り放題!~”概要
【開催期間】2010年12月23日~2011年1月10日
【開催場所】長野県下高井郡山ノ内町 信州渋温泉
【営業時間】9:30~21:00
【入場】イベントを楽しむためには“ユクモパス”前売引換券の購入が必要。
【開催規制】高校生以下の人は18:00以降は保護者の同伴が必要。ゲームは指定された場所以外では禁止。20歳未満のアルコール飲酒、喫煙は厳禁。喫煙は指定された場所でのみ可能。
※渋温泉への入場のみは無料。

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