山本寛さんが描く荒廃未来の冒険活劇『フラクタル』が1月よりノイタミナで開始！

文：電撃オンライン

　2011年1月13日より、フジテレビ“ノイタミナ”枠他にて、TVアニメ『フラクタル』の放送がスタートする。

　山本寛さんが監督を手掛ける本作は、世界を管理するシステムの完成によって、人間が働かなくても暮らせるようになった未来を舞台にした冒険活劇。システムの恩恵を受けて暮らしていた少年・クレインが、世界を旅し、システムの秘密を知った時に何が起きるのか？　放送に先駆けて、本作のイントロダクションと登場人物を掲載していこう。

■ 『フラクタル』キャラクター ■

クレイン　CV：小林ゆう
のんびりとした辺境の島に1人で住みフラクタルシステムの恩恵を受けて生活している14歳の草食男子。ヴィンテージマニアで古いIT機器をいじるのが好きだが、サイクリング好きで活動的な部分も。何者かに追われるフリュネを助け、彼女に一目ぼれしたことから事件に巻き込まれることに。

フリュネ　CV：津田美波		ネッサ　CV：花澤香菜
フラクタルシステムを管理する“僧院”の若き巫女。16歳。生まれた時から僧院で過ごし外界を知らないため、育ちはいいがちょっと世間からはズレている。僧院を抜け出し追われていたところをクレインに助けられるが、ブローチを残して姿を消す。		フリュネが残したブローチからでてきたドッペル。無邪気で好奇心が強い。通常のドッペルとは異なり完全な少女の形を維持しており、データでありながらクレインが触ることができる。高機能であるゆえ、近隣のデータ回線やメモリ領域を過度に圧迫し、フラクタルターミナルとサーバー間の通信が滞ったりセンサーが狂ったりすることがある。

エンリ　CV：井口裕香		スンダ　CV：浅沼晋太郎
“ロストミレニアム”運動内の一派、グラニッツ一家の長女。組織のリーダーにして兄であるスンダの片腕として手下を従え組織を引っ張っている元気っ子。本人の頑張りとは裏腹に、行く先々でドジっ子ぶりを発揮し問題を起こしている。“ロスミレ運動”の一環としてフラクタルターミナルを身体に入れていないため、ゴーグルを使わないとドッペルが見えない。		グラニッツ一家を引っ張る組織のリーダー。エンリの兄。人間らしく生きるためにはフラクタルシステムに頼らない世界が必要と説き、その打倒を目論む。若いながらも組織を取り仕切るだけの頭脳とカリスマを持ち合わせ、クールな面持ちに似合わず、性格は熱くナルシストな一面も。

バロー		モーラン
フラクタルシステムを管理する科学者。システムを再起動させるための研究に心血を注ぎ、そのカギを握るフリュネに病的とも言える愛情を傾け、最前線に立ちフリュネの救出に奔走（ほんそう）する。		フラクタルシステムを管理する最高位“祭司長”であり、僧院の象徴としてシステムの政（まつりごと）を担う。人類の幸福を取り戻すために崩壊を続けているシステムを再起動させ、失われつつある楽園的世界の再生を目指す。バローは彼女の夫。

■ イメージイラスト＆スクリーンショット ■

(C)フラクタル製作委員会

■TVアニメ『フラクタル』
【放送情報】
　フジテレビ他・ノイタミナ枠で2011年1月13日より毎週木曜 24：45～

【スタッフ】（※敬称略）
　監督：山本寛
　原作：マンデルブロ・エンジン
　シリーズ構成：岡田麿里
　ストーリー原案：東浩紀
　キャラクター原案：左
　キャラクターデザイン・総作画監督：田代雅子
　セットデザイン：青木智由紀、イノセユキエ
　プロップデザイン：田中裕介
　メカニックデザイン：林勇雄
　美術監督・イメージデザイン：袈裟丸絵美
　色彩設計：中島和子
　撮影監督：石黒晴嗣
　編集：坪根健太郎
　音楽：鹿野草平
　音響監督：鶴岡陽太
　プロダクション協力：Ordet
　アニメーション制作：A-1 Pictures

【キャラクター＆キャスト】（※敬称略）
　クレイン：小林ゆう
　フリュネ：津田美波
　ネッサ：花澤香菜
　エンリ：井口裕香
　スンダ：浅沼晋太郎

• TVアニメ『フラクタル』公式サイト