【しまパン便】気まぐれな骨董屋・シャオメイの正体は怪盗ブラックテール？

■澤田プロデューサーのコメント

　シャオメイは、普段は村の骨董屋として宝石の鑑定などをしてくれますが、夜になると怪盗ブラックテールとして暗躍している義賊という設定です。つかみどころのないマイペースな性格で、主人公たちを振り回しますが、人懐っこい雰囲気でなんか憎めないという、そんなキャラクターです。

　全キャラの中でもシャオメイは早い段階から設定が固まっていたキャラですね。なぜかメインストーリーが固まる前から設定はできていた（笑）。最初から斎藤千和さんの声でネコミミキャラを出すということは決めていたので、黒猫のチャイナ服の格闘娘でいこうと決めてからはTonyさんもイメージしやすかったのか、キャラデザもすんなり、そしてイメージ以上にかわいくでき上がってきた感じでした。

　ボイス収録の際も、斎藤千和さんには設定だけお渡して、「好きにやってもらってOKです」という感じでお願いしました。だから斎藤千和さんの生き生きとしたアドリブが、ものすごく生かされているのが特徴です。その結果、とても魅力的で完成度の高いキャラクターになったと思っています。

　普段は捕らえどころがなく元気に外を飛び回っているのですが、気がつくと膝の上に戻ってくる、そんな本物の猫のようなイメージの完璧なネコミミキャラを目指して真剣に作り上げたキャラクターなのでした。

　「ネコミミ属性じゃなかったはずなのにシャオメイが気に入ってしまった」という人がいれば、それは狙い通りですし、一番うれしいことですね。シャオメイにココロを盗まれる被害者が増えることに期待しています！

■Tonyさんのコメント

　シャオメイはネコミミでチャイナミニ服の元気な格闘娘のイメージ。中華風お団子ヘアをネコミミの後ろに配置したアイデアが思った以上に斬新で、かわいくまとまったのが気に入っています。ネコミミとチャイナ娘の見事な両立（笑）。

　設定が黒猫なので、コスチュームは黒髪が際立つ薄めの珍しい配色で新鮮な印象を狙ってみました。ボディラインがはっきりわかる衣装と、自慢の長いしっぽを含めて猫らしいしなやかな感じが出せたのがいい感じかと。