新たなCGや世界観を公開！ PSP『ヴィオラートのアトリエ』の歩き方をお届け

文：電撃オンライン

●ゲームシステムをいろいろお届け

　前作PSP『ユーディーのアトリエ～グラムナートの錬金術士～囚われの守人』でもお金を稼ぐために重要だった酒場は、今作でも健在。お店を経営すればある程度のお金は稼げるものの、採取ついでに依頼を達成すれば、お金も手に入るので一石二鳥だ。また、酒場で情報を得ることで行ける場所が増えることもあるので、積極的に利用しよう。

▲酒場で受けた依頼は、いつでも確認可能。依頼にはモンスター退治もあり、これを受けて敵を倒せば、お金と信頼の両方をゲットできる。

　『ヴィオラートのアトリエ』の世界には、ブームが存在する。たとえば、風邪が流行していれば薬の需要が上がる。「豆は健康にいい」というウワサが流れれば豆が売れ、冒険者の募集があれば武器や防具の需要が高まる、という具合だ。ブームは酒場などで確認できるので、こまめにチェックして客の要望にあった店を目指そう。

　目的地を選択するだけで移動できるため、移動操作はいたってシンプル。ワールドマップでは移動するたびに1日経過し、同時にカードがめくられていく。敵のカードが登場すると戦闘になるので、友人に護衛を頼んだりアイテムを持ち込んだりと万全の旅支度を調えておきたい。

　行き先は、情報を得ることの他に自力で道を探せる“ルート開拓”システムを採用している。ある洞窟を抜けると山奥の街への道が開拓できるなど、プレイ次第で移動範囲がどんどん広がっていく。

▲ある場所から入ったダンジョンを攻略中、別の出口を発見。ワールドマップ上でも道がつながり、謎が1つ解明された。

▲草原に点在する岩は、強力な爆弾で破壊。その先には貴重な材料があるかも？

　特殊施設は前作にも登場したが、今作ではアトリエの中に好きなように設置することができる。いくつかのイベントをこなすと、順次使える施設が増えていくので、有効に活用したい。なお、おのおのの施設には施設ポイントと呼ばれる数値が設定されていて、たとえば溶鉱炉なら20ポイントを消費する。工房には30ポイントまで設置できるので、この範囲内で必要な施設をまかなおう。

▲採取した材料や、調合で創り出したアイテムを格納しておけるコンテナ。1コンテナあたり20個のオブジェクトを収納可能で、コンテナの量を増やせば格納量も比例して増えていく。		▲氷室にアイテムを入れておけば経年劣化しなくなり、パンを何年おいても腐ることはなくなる。生ものを扱うならば、必須の施設といえそうだ。

▲工房の2階に設置され、手に入れた“なにかの種”を植えることで農作物を収穫できる家庭菜園。世話をすれば、より出来のいい作物が実る。		▲溶鉱炉を設置すれば、鉱石類を溶かして、インゴットを作成することができる。さらに、インゴットから武器防具を生み出すことも可能だ。

　『ユーディーのアトリエ』から登場した量販店では、ヴィオが調合したアイテムを登録しておくことで、いつでも購入できるという優れた特徴がある。しかし、各店で扱う商品の種類が異なっているので注意しておこう。さらにカロッテ村の発展次第で、特殊な量販店が登場するようだ。

▲量販店に登録するアイテムは、いい効力をつけたものが望ましい。店によって扱う商品は異なり、ファスビンダーのリーマンが経営する店では、食料を登録できる。

　ゲームを進めていくと、店頭商品にバーゲン品札とプレミア品札を張り付けることができるように。この2種類の札を張ると、同じ商品でも異なる売れ行きになるという。

▲バーゲン品はクチコミが増えて店が有名になるだけでなく、客が増えて交友値もアップする。ただし儲からなくなり、“お店経験値”も上がらない。プレミア品札では、“お店経験値”がぐんぐん上がり儲かるが、クチコミが減り、お客さんの交友値も伸び悩む。

　シリーズおなじみの図鑑は、今作でも登場。アイテム情報以外に、手に入れた参考書や戦ったモンスター情報も記載される。さらに客の趣味も見られるので、貴重な情報源となりそうだ。

▲モンスター情報では、HP・MP・LPを確認できる。お客情報では、客の趣味や好みをチェック可能。よく調べて、相手の好みのものを配置しておこう。

(C)GUST CO.,LTD. 2011

• 『ヴィオラートのアトリエ～グラムナートの錬金術士2～群青の思い出』公式サイト
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