2011年2月3日(木)
『TOX』の戦闘システム““DR-LMBS(ダブルレイド リニアモーションバトルシステム)”の基本について紹介した1.5報に続き、今回は“リンクモード”の追加情報や“キャラクター特性”などについて説明する。
●武身技と精霊術●
ちなみに『TOX』では、従来の術技のことを“技=武身技”、“術=精霊術”と呼ぶ。これらの攻撃については、ACとTPの両方を消費して使うことになる。
▲アルヴィンが通常攻撃で銃を使っている場面。通常攻撃で消費するのはACのみ。 | ▲ジュードが武身技の“連牙弾”を放つ。発動にはACとTPの両方が必要だ。 |
◆武身技
自らの身体と武器を使って繰り出す技。キャラクターによって多種多様な技がある。
◆精霊術
精霊と一時的に契約し、その力を借りて繰り出す術。範囲・威力ともに強力な術もあるが、詠唱が必要なため、発動に時間がかかる。
●リンクモード●
自分の操作キャラクターが“マスター”となり、“パートナー”に選んだキャラクターと光でつながって、連係したアクションで戦えるリンクモード。そのリンクモードの効果が、誰とリンクするかによって変化することも明らかになった。パートナーのキャラクターによって固有のサポート能力が働くこともあるので、いろいろなリンクを試して戦うことができそうだ。
▲リンクモードに入る瞬間。光が現れて2人がつながり始める。 | ▲2人が光でつながった状態。これがリンクモード中であることの目印だ。 |
▲ジュードとアルヴィンがリンクし、敵を挟み撃ちにしている場面。 | ▲こちらはマスターであるミラを、パートナーのジュードがかばっている状態。 |
●キャラクター特性●
通常時、リンクモード中にかかわらず、各キャラクターはそれぞれ固有の戦闘能力を発揮することができる。ジュード、ミラ、アルヴィンのキャラクター特性を紹介しよう。
◆ジュードの特性“集中回避”
ジュードは、その集中力と機敏さを生かし、敵の攻撃をバックステップで回避した際、瞬間的に敵の背後に回りこめる。回りこんだ後は、一定時間だけ敵が無防備な状態となり、自由に攻撃を叩き込むことが可能だ。また、成長するとこの状態をしばらく継続させることもでき、何度でも背後を取ることができるようになる。
◆ミラの特性“魔技(まぎ)”
ミラは、各属性の精霊術の発動方法を使い分けることが可能だ。術ボタンを短く押すと、詠唱なしで“魔技”と呼ばれる技を発動できる。長く押した時は、普通に詠唱を行っての術発動となる。状況に応じて術の発動方法を使い分けよう。
▲たとえば、火炎弾を敵に放つ精霊術“ファイアボール”を使用した場合。左の画像は、詠唱を行って発動している。ボタンを短く押して発動すると、詠唱なしで手もとで爆発を起こす魔技“フレアボム”となる。 |
◆アルヴィンの特性“チャージ”
アルヴィンは、右手の大剣と左手の銃を合体させることで“チャージ技”を使うことができる。技を発動した後にボタンを押しっぱなしにすると、武器を合体させ、チャージ状態へ変化。この状態で技を出すと、通常とは異なる“チャージ技”になる。チャージ1回につき、チャージ技は1回しか発動することができないが、成長することで拡張もさせられる。なおアルヴィンの技は、すべてチャージ技が用意されている。
▲地をはう斬撃を放つ、おなじみの“魔神剣”を使うアルヴィン。上は通常時に使った場合。 | ▲技を発動した後にボタンを押しっぱなしにしてチャージ状態へ。 | ▲チャージ状態から魔神剣を使うと、モーションも威力も違う“剛魔神剣”を放つ。 |
『TOX』のフィールドは、これまでのシリーズよりも立体的となり、特定の場所で○ボタンを押す“マップアクション”を使って、さまざまな場所を探索できる。
▲特定の高さの段差の前に近付くと、“○登る”と表示された。 | ▲○ボタンを押すと、キャラクターがジャンプをして段差の上に飛び乗る。 | ▲どんなに高い段差でも、“○飛び降りる”と表示される場所では、一気に下まで降りることができる。 |
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