SNKプレイモアは、PSP用ソフト『SNK アーケードクラシックス ゼロ』を4月21日に発売する。価格は5,040円（税込）。

　本作は、80年代に親しまれた同社のアーケードゲームのうち、海外版2作品を含む20作品を収録したもの。戦争ACTの『怒』シリーズや、麻宮アテナが活躍する『アテナ』、『サイコソルジャー』に加えて、ACT、STG、SPGといったバラエティに富んだ作品を楽しめる。前身となった新日本企画作品もあり、SNKファンだけでなくレトロゲームファンにもたまらないタイトルになっている。以下で、収録タイトルを紹介する。

▲『怒 -IKARI-』……主人公のラルフ大佐が、弾数制限のあるマシンガンと手りゅう弾を使いこなし、敵陣を突破する戦争アクションゲーム。パワーアップパネルを取ると手りゅう弾の威力がアップする。		▲『怒号層圏』……『怒 -IKARI-』の続編。主人公は同じながら、異次元世界を舞台に怪物たちと戦う。前作とはテイストが大きく異なり、剣やブーメラン、バズーカなどの武器も追加された。		▲『IKARI III -THE RESCUE-（海外版）』……『怒 -IKARI-』、『怒号層圏』と続く『怒』シリーズ第3弾。主人公ラルフはそのままだが、キックやジャンプ、パンチを駆使するため、後の格闘ゲームに近い。

▲『アテナ -ATHENA-』……幻想界に迷い込んだアテナ姫が、帝王ダンテが支配する8つの世界をくぐり抜け、平和な世界に戻るまでを描いたアクションゲーム。途中で武具、防具、アイテムなどを手にしてパワーアップすることが可能。		▲『サイコソルジャー』……『アテナ -ATHENA-』の続編。業界初の“歌うアクションゲーム”として話題を呼んだ。プレイヤーは前後と上下に移動を行い、電撃波＆サイコソード攻撃とジャンプを使える。

▲『サスケ VS コマンダ』……主人公・サスケに襲いかかってくる忍者軍団を撃ち落とすアクションシューティング。敵の忍者を撃つと死体となって落ちてくるが、この死体にも攻撃判定がある。		▲『T・A・N・K』……戦車を操作してボタンで砲塔を回転させて砲撃しながら、ステージを進んでいく縦スクロールシューティング。残機の増殖ポイントが存在するので、人海戦術を使えばラストまで行ける。		▲『ASO』……自機SYD（シド）を操り、8種類のアーマーを使い分ける戦略型シューティング。アーマーはエネルギーゲージがなくなるまで使用でき、地上のパネルを3枚集めると各攻撃がパワーアップする。

▲『原始島』……登場するすべての敵が恐竜という横スクロール型シューティング。パワーアップやスピードアップのアイテムもあり、ステージ内にはさまざまな仕掛けがある。		▲『バミューダトライアングル』……さまざまな時代を舞台に、巨大戦艦ZIG（ジグ）と戦闘機SYD（シド）を操る縦スクロール型シューティング。ZIGはエネルギーがたまると進化し、時折ゲーム画面が後方スクロールに切り替わることもある。		▲『ヴァンガード 2』……全方向スクロール型のシューティングで、各基地のジョイントを壊して機能を停止させ、各ブロックを破壊することになる。ポッドと呼ばれるすべてのブロックを破壊後、中心部のサンタ―コアを破壊すればステージクリア。

▲『HAL 21』……対空や対地兵器を使い分けて進んでいく、縦スクロール型シューティング。地上のEパネルを5つ集めると20秒間無敵状態となり強力なショットが発射できる。		▲『マービンズ・メイズ』……立体的な迷路上のドットを消していくゲーム。迷路は2階構造になっており、四隅にはエレベーターが配置されている。光るドットを取って赤くなった時のみ、貫通レーザーを発射して敵を倒せる。		▲『ゲバラ』……プレイヤーがキューバ革命で有名なチェ・ゲバラとなって活躍する戦争アクションゲーム。銃撃と手りゅう弾の2つを駆使して戦い、革命を成功させよう。

▲『脱獄』……収容所と敵基地からの脱出を目的とした横スクロール型アクションゲーム。パンチ、キック、ジャンプに加え、さまざまな技がくり出せる。銃やナイフなどのアイテムも登場する。		▲『ストリートスマート』……アメリカ格闘技大会を舞台とした格闘アクション。主人公の空手家とプロレスラーにはそれぞれに持ち技があり、異なる技で相手を倒すことができる。		▲『SAR サーチ アンド レスキュー』……不時着した宇宙船に乗り込んだ救助隊員となって、恐怖を体験する。ショットボタンを押し続ければ特殊攻撃が可能。武器は3種類あり、パネルを取ることで武器チェンジもできる。

▲『タッチダウンフィーバー』……アメリカンフットボールをテーマにしたスポーツゲーム。ランニングボタン連打でより速く走ることが可能。100種類以上ものフォーメーションから最適なものが自動選択されるので、初心者でも安心だ。		▲『ゴールドメダリスト』……ゲームの舞台は、1988年当時のソウルオリンピック。操作は3つのボタンで行うシンプルなもので、100m走、ハードル、幅跳び、鉄棒、円盤投げ、400mリレー、ボクシングなど全9種目に挑戦可能。		▲『SUPER CHAMPION BASEBALL（海外版）』……特徴の異なる2つの球場から選択できるだけでなく、雨や風などの気象状況も変化する野球ゲーム。プレイはタイム制で、時間のある限り試合を楽しめる。

(C)SNK PLAYMORE
※画面は開発中のもの。

• 『SNK アーケードクラシックス ゼロ』公式サイト