2011年2月7日(月)
『AC』の魅力といえば、機体カスタマイズの幅広さと、自分のために作った機体を使いこなして戦うおもしろさが挙げられる。ここからは、その2点について『ACV』ではどうなるのか、判明している部分を紹介していく。
『ACV』は、武器カテゴリの種類が増えたり、パーツの特徴がより強調されたりと、機体に個性が出やすいアセンブリが行えるようだ。アセンブリの基本となる脚パーツは、2脚タイプ、逆関節タイプ、4脚タイプ、タンクタイプの4種類で、脚によってできること、得意・不得意がこれまでよりもハッキリ変わってくるという。さらにパーツ総数は、500以上というボリュームになる。
2脚 | 逆脚 | |
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▲2脚タイプは、比較的スピードのある機体を組みやすい。クセがないので、チームの作戦にあわせたアセンブリがしやすそうだ。 | ▲逆関節タイプは、やはりジャンプ力に優れているようだ。ジャンプの特性は、『ACV』でどれほどになるのだろう? |
4脚 | タンク | |
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▲安定性に優れた4脚タイプ。その安定性を生かした特色を持つことになるのだろうか。 | ▲装甲と積載量はダントツのタンクタイプ。『ACV』では、重装甲をより生かした頼れる脚となるのか? |
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▲『ACV』ではこれまで以上に、何に長所を見出して、何を捨てるかの判断がアセンブリで重要になりそう。機体の個性が強くなる分、チームの戦術と作戦で互いをフォローするのも大切だろう。 |
なお、1報で伝えているように今作からの新武器“オーバード・ウェポン”が登場するのも、アセンブリにおける大きな変更点だ。オーバード・ウェポンは、一発逆転できるだけの攻撃力を持つ反面、スキが大きく、リスクも伴う。チームメンバー同士での戦術研究が必要な武器となりそうだ。
『AC』では以前からチーム戦が存在したものの、対戦の中心はやはり1対1だった。すでに説明した通り『ACV』は、1人ではなくチームでの遊びが基本となる。プレイヤー同士の対戦もチーム戦が前提となり、それにあわせた変化が多く見られる。
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▲チーム戦が主流になることで、仲間との綿密なコミュニケーションは欠かせない。ゲームでは、ミッション中やガレージの中などにかかわらず、チームメンバーとのボイスチャットによる会話が行える。 |
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▲ご覧の通り、マップの地形はかなり複雑になる。『ACV』では、障害物に身を隠しての待ち伏せや、ゲリラ戦的な敵のかく乱も、戦術・作戦として機能するようになるという。 |
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▲『ACV』ではパーツの特徴が変わって、AC同士の相性をより出しやすくなっている。普段からチーム戦の練習を積み、アセンブリの段階から作戦を話し合うのも重要となってくるだろう。 |
†ACに乗らずに勝つ!? オペーレーターとしても戦える†
『ACV』では、1チーム最大4機で戦いに臨むことができる。4対4の戦い自体は、『AC4』や『ACfA』で経験したプレイヤーもいるはずだ。しかし『ACV』の戦闘チームには、機体を駆る4人に加えて、オペーレーター役のプレイヤーも参加可能。オペレーターは、俯瞰(ふかん)マップを見ながら仲間に指示を出せる。
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▲オペレーター用の俯瞰マップには、敵味方のACの位置や状況が次々と表示される。戦況を判断しながらチームメンバーに指示を出すことで、臨機応変に戦術を変えたり、敵の作戦をくじいたりと、チームであることを100%生かせるかもしれない。 |
『ACV』では、オペーレーターの役目はかなり重要となる。アクションが苦手な人でも、メンバーとして自分のチームを勝利に導く役割を担うことができるはずだ。
また最後に、トレーラー映像を掲載する。映像から『ACV』の雰囲気を感じてみてほしい。
なお、2月10日発売の『電撃PlayStation Vol.489』には、鍋島俊文プロデューサーへのインタビュー記事が掲載される。鍋島プロデューサーが語る『ACV』の変化を、その目で確認してみよう。
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