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2011年2月18日(金)

TGSの会期が9月15日~18日に正式決定、開催テーマや新設コーナーも明らかに

文:電撃オンライン

 本日2月18日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、同協会が主催する“東京ゲームショウ(以下、TGS)2011”の開催概要を発表。関係者向けの発表会を実施した。

 TGSは毎年秋に開催されている世界最大規模のゲームイベント。開催日数は今年も4日間で、9月15日・16日が関係者向けのビジネスデイ、9月17日・18日が一般公開日となる。会場は幕張メッセ1~8ホールと国際会議場だ。入場料は、一般(中学生以上)当日が1,200円(税込)、一般前売は1,000円(税込)で、小学生以下は無料。

 今年の開催テーマは“心が躍れば、それはGAMEです。”となった。発表会でCESA会長の和田洋一氏は、アーケード、コンシューマ機やPC、そしてモバイルやWebサービスと、コンピュータを用いたゲーム全般が進化してきたことを挙げて、ユーザー数が積み重なり「地層のように広がっている」と説明。TGSはコンピュータゲームを遊んでいる人に向けてのショーであることを改めて定義し、プラットフォームやサービス形態にとらわれずにコンピュータゲームを発表する場にしたいと意気込んだ。

東京ゲームショウ2011 東京ゲームショウ2011
▲和田氏は、時代とともにユーザーのハードに対する投資額が下がり、コンピュータゲームのユーザー数が反比例して増えていると述べた。▲共催の日経BP代表取締役社長・長田公平氏。今年も、ここ最近のTGSの目標でもある“アジアからの集客”を強く意識しているとのこと。

 昨年は初めて来場者数が20万人を超えたが、今年目標とする開催規模は来場者数19万人、出展180社とした。また昨年の混雑状況を受けて、会場内の混雑緩和を計画しているという。具体的には、大手が出展しているスペース間の通路を広げること、比較的混雑しないCESA企画ブースの配置を調整して大手のスペースを分散させることを挙げた。この他、コンシューマゲームのアジアチャンピオンを決める大会と、以下の4コーナーの新設が決まった。

東京ゲームショウ2011 東京ゲームショウ2011
▲【モバイル&ソーシャルゲームコーナー】iPhoneやAndroidなどのスマートフォン、携帯電話、ソーシャルゲームを中心に展示する。▲【ゲームPC&ネットワークゲームコーナー】ブラウザゲームを含むPCネットワークゲームを紹介。PCパーツやゲーミングPCも扱う。
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▲【ゲームデバイスコーナー】これまでは分散して出展されていたゲーム関連グッズを、1つにまとめてコーナー化する。▲【クラウド/データセンターパビリオン】ビジネスソリューションコーナーの中に、クラウドサービスのパビリオンを設置する。

 また、ゲーム技術者向けカンファレンス・CEDEC 2011の概要もあわせて発表された。今年は9月6日~8日の3日間、パシフィコ横浜で開催される。CEDECの名称も変わり、“CESA Developers Conference”が“Computer Entertainment Developers Conference”となる。

東京ゲームショウ2011

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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