2011年3月1日(火)
P予備軍向けの『アイマス2』プレイレポ! 今から始めるアナタとアイドル3人の伝説
バンダイナムコゲームスから、2月24日に発売されたXbox 360用ソフト『アイドルマスター2(以下、アイマス2)』のプレイレポートを、『電撃マ王』の『アイマス』いろいろ担当・イマイチPがお届けします。
……って、もうゲーム発売されてるじゃんっ(ハマッ子)! 『アイマス』シリーズのファンであるところのプロデューサー諸君は、すでにゲームを購入して、副業もそこそこにプロデュース業に勤しんでいることと思います。感心感心。
というわけで今回のプレイレポートは、「買おうかなぁ、どうしようかなぁ」と悩んでいる、プロデューサー予備軍の背中をソフトタッチで押してあげる、そんな目線で書いていきます。ターゲットをもう少し具体的にすると、『アイドルマスターSP』からシリーズに触れた人や、ムービーを見て興味を持ったけど「プレイは難しいのかも?」と思っている人、ですね。システムの復習も兼ねて、これまでの紹介記事とあわせて読んでみてください。
一方で、すでにプレイしている人向けのレポートも用意したので、説明がまどろっこしい人はジャンプしましょう。
■プロデュースを始める前にステージを見てみましょう
ゲームを起動したら“プロデュースモード”をスタート! の前に、自由にステージシーンが楽しめる“ステージフォーユー!”モードを選ぶのが、イマイチPのオ・ス・ス・メ。『アイマス2』のもっともわかりやすい、伝わりやすい強化ポイントであるステージシーンを堪能しましょう。
衣装やメンバー、曲をランダムで決めてもらうこともできるので、とりあえずステージ開演! 新要素の“クインテット(5人)ライブ”も華やかでいいですね。なんていうか、こう、グッときますよね。カワイイですよね。センシティブトゥーン! ですよね。このモードのおかげで、いつでも気軽にステージだけを楽しむことができます。プロデュースを進めれば衣装やアクセも増えますし、律子や“竜宮小町”のメンバーも自由に選べますよ。
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■まずはお気に入りのアイドルとの「はじめまして」から始めましょう
『アイマス2』のメインモードであるプロデュースモード。その目的は、765プロダクションのプロデューサーとなって、アイドルたちを国民的アイドルユニットへと導くことです。選べるアイドルは、765プロ所属の9人のアイドルから3人。今回はソロ&デュオでのプロデュースはできませんが、3人ユニットだからこその悩ましいシステムが用意されているので、後ほどご紹介します。
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このユニットメンバー選択ですが、プロデュースを始めていきなり3人を選ぶわけではなく、まずはリーダーを1人選択します。この女の子を迎えに行くところから、国民的アイドルユニットへの道がスタート。ゲームの大きな流れや重要なイベントシーンは、主にこのリーダーに選んだ女の子とプロデューサーの関係が描かれるので、一番お気に入りの子を選びましょう。僕は我那覇響ちゃん! ……取り乱しました。見た目で選ぶもよし、声で選ぶもよし、“プロデュースモード”選択時に最初に登場する子(ランダム?)を選ぶもよし。ただ、1つだけお願いというか、オススメしたいことがあります。それはダウンロードコンテンツ(DLC)のメールアドレス(200マイクロソフトポイント)を、リーダーに選んだ子の分だけでも購入してほしいということです。
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メールアドレスは、ゲーム中のプロデューサーの携帯電話に、アイドルからメールが届くようになるというDLC。アイドル活動を続けていく中で、何か大きな仕事を達成した時、トラブルにつまずいたとき、彼女たちがどんな思いを抱えているのか――そんな思いが言葉となり、プロデューサーさんである皆さんにだけ届くのです! これがあるとないとでは、アイドルたちへの思い入れも大きく変わりますよ。
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■まぶしい個性が集まってユニット結成! 3人だからこその難しさ
リーダーとの出会いの翌週には、ユニットを結成する残り2人のメンバーを選ぶことになります。選択画面では、各アイドルのボーカル・ダンス・ビジュアルのイメージ(能力値のようなもの)が表示されています……が、ぶっちゃけ好みで選んでOK! 愛さえあれば、どんなユニットでも国民的トップアイドルユニットになれるので。「身長と年齢の低さを重視して……響・やよい・真美の3人にしよう」と、ひらめいたかのように深夜につぶやいたのは、ひと足お先に製品版ロムを遊ぶことができた、2週間前の私です。
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また、これまでのシリーズでは、それぞれのアイドルに“テンション”というものが設定されていました。これは文字通り、仕事に対する彼女たちのヤル気を表していて、プロデュースに大きな影響を与える要素でした。『アイマス2』では、1人1人のアイドルの“テンション”はなくなり、代わりに3人のアイドルの関係を表す“ユニットステータス”という要素が取り入れられています。
3人の仲がよい状態“かしましい”や、誰かがダンスに特化した“小躍り”などはプラスのユニットステータスですが、2人が仲よしで1人が取り残されてしまった“らぶすね”、誰か1人が張り切りすぎている“どん引き”といったマイナスなユニットステータスもあります。このユニットステータスは、朝のあいさつや夜の会話をはじめとする、プロデューサーと3人のアイドルの会話“3人コミュ”で変わっていくので要注意! なるべくよいユニットステータスを保てるように、会話の選択肢を選びましょう。時には叱ってあげることも重要ですよ。
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前述したらぶすねやどん引き時のアイドルとの会話は、本当に見ていてつらいんですよ……。「文句があるならPである俺に言ってくれ!」と思うこともしばしば。だからこそ「俺がなんとかしてあげねば!」と思えるんですけどね……。複雑な乙女ゴコロに振り回されるのも、プロデューサーのお仕事なのです。
こういったマイナスなユニットステータスになったら、とにかく夜の事務所での“じっくり話をする”を頑張りましょう。うまく選択肢を選べれば、ぎすぎす→らぶすね→普通と、少しずつユニットステータスが改善。ユニットが団結していく様子が描かれます。
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(C)窪岡俊之 (C)NBGI
※画面写真はデモであり、記事内容とは違うものです。