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2011年2月28日(月)

『トイ・ウォーズ』OBTバージョン先行体験プレイレポ

文:電撃オンライン

 3月2日からオープンベータテストが開始される、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの新タイトル『トイ・ウォーズ』。クローズドベータテストにはなかった新マップや新ゲームモード、アバターアイテムなどを先行体験してきたので、スクリーンショットとともにお伝えしていこう。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』

■新マップと新ゲームモード各1種ずつを追加実装

 『トイ・ウォーズ』プレイヤーが一番待ちわびているのは、新たなマップとゲームモードの情報だろう。まずは新マップ“バトルジオラマ”から紹介していく。

 フィギュア達の戦争をイメージしたという本マップ。広さは既存マップ“キャストファクトリー”と同じぐらいで、特定の位置から行える大ジャンプが特徴だ。大ジャンプ中にキャラの方向を変えると、普通は登れない壁や屋根の上に着地でき、相手に気づかれる前にライフルやバズーカでKillを取れそうだ。この大ジャンプを上手に使えるかが、チーム戦の勝敗を握るだろう。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』
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 新ゲームモード“サボタージュ”は、いわゆるリスポーンできないモードのこと。一度戦闘不能になると、次のラウンドが始まるまで待機状態となる。そのため1回の制限時間は2分とかなり短いのが特徴だ。限られたプレイ時間で多くのラウンドを、サクサク回して楽しみたい人には、サボタージュモードが向いてるかもしれない。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』

■『トイ・ウォーズ』らしさ全開のOP&チュートリアル

 クローズドベータテストとの一番大きな差は、オープニングムービーと2つのチュートリアルの追加だ。過去のニュース記事で何度かお伝えしているが、『トイ・ウォーズ』は日向高校にあるフィギュア部がゲームの舞台。部員たちの作ったフィギュアが、夜な夜な勝手気ままに動き出し、ご主人様のために戦うという設定になっている。

 OPムービーでは、CV担当の声優名などが“ゆいかおり”の歌うテーマソング『Shooting☆Smile』とともに、フィギュア部部員とそれぞれのフィギュアが、まるでTVアニメのように次々表示される。これはPC用美少女系ゲームのジャンルでは広く使われるスタイルなのだが、カワイイ女子高生が登場する本タイトルにはこれが実によく似合う……。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』
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 OPが終了すると新規プレイヤー向けに、チュートリアルの前半へ。ここではゲーム内容やシステムではなく、フィギュア部の新入部員であるキミ=プレイヤーのために先輩部員一人ひとりの性格や特徴、そしてフィギュアたちがなぜ戦うのかといった物語の背景が丁寧に紹介される。プレス向けカンファレンスで発表されたように、今後は部員達のストーリーも進展していくので一度は見ておきたい。

 続けてチュートリアルの後半では、実際のゲーム操作方法や7種類の武器の特徴を学べる。こちらは一般的なオンラインゲームのチュートリアルと同じで、NPCの指示に従って移動したり、武器の持ちかえを行うという内容だ。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』
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▲フィギュア部員の高校生活が表のストーリーならば、夜のフィギュアたちによる戦いは裏のシナリオ。この2つが今後ゲーム内では少しずつ展開していくようだ。
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▲移動や2段ジャンプ、武器の特徴をレボルト軍曹の支持にしたがって学ぶチュートリアル後半。軍曹のボイス担当は若本規夫さん。

■アバター衣装で自分好みのフィギュアにカスタマイズ

 次に、フィギュアならではのお楽しみ、アバターパーツの着せ替え要素をスクリーンショットでお見せしよう。購買部で販売しているパーツには、ゲーム内通貨“ToyPoint”で買えるものと、課金でチャージする“ShopPoint”のどちらかが必要だ。また、各パーツは見た目に加えて移動速度や体力、武器の持ち替え速度といったオプションも付与されている。

 また、一部のアイテムはオープンベータ開始と同時ではなく、追加実装が予定されているアイテムも含まれているので注意してほしい。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』
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 続けて『トイ・ウォーズ』の運営に関わる、ゲームサービス部 波光正俊氏と齋藤和寛氏のお2人へのインタビューをお届けする。

『トイ・ウォーズ』 『トイ・ウォーズ』
▲ゲームサービス部 波光正俊氏(右)と齋藤和寛氏(左)

――本日はよろしくお願いします。さっそくですが、『ラグナロクオンライン』や『エミル・クロニクル・オンライン』など、カワイイ系MMORPGの運営会社というイメージが強いガンホーさんが、『トイ・ウォーズ』というシューティング作品のどこに魅力を感じたのか教えてください。

波光:まず、日本国内でサービスされているFPS/TPSタイトルは、ミリタリー系かSFモノが中心となっています。『トイ・ウォーズ』はそれらとは全く違う、フィギュアが戦うシューティングという斬新さが一つ。それと、リアリティを追求するFPSでは“死”の表現があります。本タイトルはあくまでお人形、フィギュアがやったりやられたりなので、FPSに苦手意識があった方も遊びやすいのでは? 今までにないプレイヤー層にリーチできるのでは? と感じたあたりが日本展開の決め手となりました。フィギュアが持つ愛らしさは、先ほどおっしゃったガンホーのイメージにも合っていますし、『RO』などのMMORPGは遊ぶけれどFPSの経験は無いというプレイヤーに、アピールできると思います。

――メインのターゲット層はどこですか。

波光:既存のFPS好きはもちろんですが、やはりシューティングのジャンルに今まで馴染みがなかったプレイヤーですね。年齢は10代後半から30代にかけての男性です。

――1月31日から実施されたクローズドベータテストへの、プレイヤーの反応はどうでしたか。

波光:他タイトルとの差別化という点で『トイ・ウォーズ』への事前の期待値は高く、ベータテストも好評でした。具体的に好評だったのは、キャラクター性でした。コンセプトがわかりやすく、かわいいフィギュアという設定が今後どう発展していくのか、楽しみであるというご意見を多数いただくことができました。

齋藤:フィギュアのアバターに対する要望も非常に多く、あのアニメとコラボしてほしい、こういった衣装がほしいという声が大多数でしたね。

――反対に改善が求められたのは、どういった所でしたか。

齋藤:最も多かったのは武器のバランスです。あとはルーム内でのシャッフル機能、Kill/Death率によるチャンネルの切り替えといった要望がありました。シャッフル機能はすでに開発を進めています。

――クローズドベータテストでは3つのマップが公開されましたが、人気の高かったマップ、モードはどれでしょう。

齋藤:ナイトインザハウスは戦いやすくて人気がありました。本やギターといった小物が配置されているので、フィギュアとの対比がわかりやすく、楽しんでいただけたようです。

――その他2つのマップが狭すぎると感じました。バランス面でも“ジャンクリング”だけ落下ダメージがあったり、マップによってはリスポーン位置まで相手チームが進入できてしまい、5秒の無敵時間があってもどうにもならないなど、細かい部分で改善が必要ではないでしょうか?

齋藤:はい、マップごとの特性は例えばローディング中の画面にTIPSを表示するといった対応を考えています。リスポーン位置は進入、狙撃不可の配置にしたり、バランスはこれから開発元と慎重に協議を重ねていくつもりです。

――実際にプレイしてみて、ゲーム内ポイントで購入できる武器と初期装備で、性能差が激しいと感じましたがいかがでしょう。

波光:武器バランスに関するご意見は、非常に多かったです。

齋藤:オープンベータテストの時点で武器に関しては、スナイパーライフル、バズーカ、ショットガンを中心に一通りバランス調整を行います。武器によっては射速、基本威力の下方修正もあるでしょう。

――かなり個人的な体感ではありますが、『トイ・ウォーズ』はかなりカジュアル寄りとはいえ、やはりFPSで普通に遊べる程度のプレイヤースキルは必要なゲームだと思いました。ごく当たり前に、キャラを走らせながら弾を当てられる腕前と言いますか……。先ほどMMORPGは遊ぶけれど、FPS/TPSの経験が少ない方にもというお話でしたが、『トイ・ウォーズ』の見た目に引かれてプレイし始めると、中身は意外に真面目なFPSというギャップで少し敷居が高い気がします。

齋藤:おっしゃる通りです。開発チームでは元々、見た目はかわいく中身は本格的なシューティングというコンセプトで制作されていますから、普通のFPSなんですよ。それをカルチャライズする上で、例えばアイテムを拾うと最大HPが増えて戦闘不能になりにくいなど、ゲームルールの中で遊びやすくする工夫を行う予定です。

――せっかくフィギュアという素材があるので、撃たれると手足がもげちゃうとかだめですかね?

齋藤:実はそういうご意見もたくさんいただきました(笑)。リアル系FPSと違うのが本タイトルの魅力ですが、中にはフィギュア制作が趣味というプレイヤーさんもいらっしゃるでしょう。そういう方にとっては、自分のフィギュアの手足が壊れるという表現が好ましくありません。例えばオプション設定で壊れる演出のOn/Offを可能にする、などを考えています。

――今後のアップデートスケジュールはどんな感じでしょう。

齋藤:月1回のサイクルで新マップ、新モードの追加を予定しています。

――着せ替えた自分のアバターをじっくり見るための、チャット専用ルームなどは実装されますか。

齋藤:それについては数ヶ月前から開発チームと協議中です。

波光:アバターを見せ合ったり、そこで友達を作るには必要な機能ですよね。なるべく早期の実装を目指したいです。

――アバターコラボは、第1弾が『涼宮ハルヒの消失』、第2弾に『ストライクウィッチーズ』が既に発表済みですが、今後実現したいコラボはありますか。

波光:まだ発表はできませんが、第3弾コラボに向けて動き出しています。かなえたいコラボ……というか夢のレベルになりますが、フィギュアに強い映画『スターウォーズ』とコラボできたらいいですねぇ。アニメやコミック、映画とのタイアップも積極的に進めていくつもりです。

『トイ・ウォーズ』
▲ちょっと小さくて見えにくいけれど、ちゃんとハルヒの制服を再現している。

――チャージしたポイントで購入する武器、アバターは時間制になるんでしょうか?

齋藤:アンケートやテスターの皆様の意見を反映させて、すべてではありませんが期間制のもの、修理が必要になるリペアアバター、そして永久使用が可能なアバターの3種類になる予定です。

――最後にオープンベータテスト開始に向けて、プレイヤー向けのメッセージをお願いします。

波光:FPS/TPSはなかなか日本には根付かないジャンルです。『トイ・ウォーズ』を一つのきっかけに、新規のプレイヤーが参入してシューティングの楽しさを知ってもらう。そして業界全体を盛り上げていく存在になれれば、と思います。また、新規のプレイヤーでも遊びやすくなるようにしていきますので、クローズドベータテストにご参加いただいた方も、引き続きよろしくお願いします。

齋藤:皆さんからいただいたご意見を元に、よりよい形で『トイ・ウォーズ』をご提供できるよう調整中です。オープンベータテストでは「お、変わったな」と感じていただけるよう運営チーム一同スパートをかけておりますので、 よろしくお願いします。

――ありがとうございました。

『トイ・ウォーズ』

(C)2010 SK-IMEDIA Co.,Ltd./ Gravity Co., Ltd./GungHo Online Entertainment,Inc.

データ

▼『トイ・ウォーズ』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■開発:SK-IMEDIA
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■サービス開始日:2011年春予定
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

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