2011年3月24日(木)
SCEは、PS3用ソフト『inFAMOUS 2(インファマス 2)』を7月7日に発売する。価格は、5,980円(税込)。
本作は、オープンワールドで超人アクションが楽しめる『INFAMOUS~悪名高き男~』の続編にあたる作品。舞台は、前作のエンパイアシティーよりも広大な都市・ニューマレイに移され、主人公・コールを自在に操って暴れ回れるようになった。プレイヤーの選択によって善と悪に分かれるマルチストーリーも、より強化されている。また今作では、完全日本語吹き替えも実装される。
今回の記事では、ストーリーや登場キャラクター、コールのさまざまなアクションなどを紹介する。
前作でレイ・スフィア装置の起動により超能力に目覚めたコールは、エンパイアシティーでの戦いの直後、新たな脅威・ビーストが現れ、ひん死寸前まで追いつめられる。新たな協力者の助けを得て、命からがら相棒のジークとエンパイアシティを脱出したコールだったが、エンパイアシティーはビーストによって壊滅させられてしまう。
ビーストに対抗する手段を知るのは、レイ・スフィアの発明者であるウルフ博士。彼に会うため、コールはエンパイアシティーの南にあるニューマレイにたどり着く。そこは、レイ・スフィアの影響で発生した疫病により荒廃していた。超能力者であるコンジットたちを排除しようとする街の支配者ジョセフ・バートランドIII世の民兵組織と戦いながら、コールはウルフ博士の捜索を行う。
▲アメリカ南部の大都市・ニューオーリンズがモチーフになった、本作オリジナルの都市。レイ・スフィアの影響で発生した疫病と、近年湿地帯から出現した謎のモンスターが街を荒らし、荒廃した都市と化している。 |
▲コール・マグラス(CV:藤原啓治)……本作の主人公。強大な電気を操る超能力を使いこなし、最強のコンジットへと成長したが、彼は力への自信に満ちあふれていると同時に、自らの存在に苦悩しているようにも見える。 |
コールは、能力を得る前からパルクール(街を自在に移動する技。フリーランニングのこと)の達人だった。このパルクール術と、新たに得たスーパーパワーにより、電気が通っている場所を電力を伝い高速で移動したり、手から電気を発し空中を浮遊したりと、自由自在に街を駆ける術を編み出した。
▲電気さえあれば、コールに越えられない場所などない! ただし、水に浸かると電力がもれ出して死んでしまう……。 |
銃を撃つような感覚で電撃を放つ“ライトニングボルト”を中心に、グレネード、スナイピングなども自身にためた電力を使い行える。さらに、周囲を焼き尽くすほどの大放電による攻撃や、電気の竜巻で建物や車両まで巻き込み破壊するといった、各種のスーパーパワーを駆使して戦える。
▲ライトニングボルトをはじめ、ショックグレネードやショックウェーブなど、電気を使った多彩な攻撃が可能。非常に強力だが、これらを使うには、街のいたるところにある電力を吸電する必要がある。 |
▲本作で初登場となる“アンプ”。これは相棒ジークがコールのために作った格闘武器で、電気を込めて敵を殴り倒せる。 |
▲コールが放つスーパーパワーの中には、超強力な技もある。一般の人々を巻き込んでしまった場合、悪名が上がってしまうので注意が必要だ。 |
前作までは、武装した人間勢力やコールと同じコンジットが主な敵だったが、今作では、下の画像のようなクリーチャーが登場するようだ。
▲コールの行く手を阻む巨大なクリーチャー。オープンワールドで繰り広げられるクリーチャーとの戦いは、今作の目玉の1つになるだろう。 |
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