2011年3月10日(木)

『エースコンバット アサルト・ホライゾン』の物語と人物を紹介

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、現在開発中のPS3/Xbox 360用ソフト『エースコンバット アサルト・ホライゾン(以下、ACAH)』について、新たな情報を公開した。

 『ACAH』は、同社の『エースコンバット』シリーズからの“生まれ変わり”をコンセプトとした、“続編”とは異なるシリーズ最新作。ジャンルもフライトシューティングではなく、“超音速”と“大破壊”を体験するためのアクション要素を採り入れた超音速・大破壊アクションシューティングとなる。本作の制作指揮を執るのは『エースコンバット5』でディレクターを務めた河野一聡氏で、氏がディレクター兼プロデューサーを担当している。

 今回は、キャンペーンモードのストーリーの中で、主人公のビショップを取り巻くキャラクターたちを紹介する。

■主人公の率いる精鋭部隊“第108タスクフォース”

 アフリカ全土で起こる反政府運動に端を発する『ACAH』での戦争。その戦いに身を投じる主人公のビショップは、NATO加盟国により結成された連合軍の中で第108タスクフォースの指揮官を務めるアメリカ空軍中佐だ。現実世界をモチーフにしていることで、キャラクターとドラマにも“リアリティ”にこだわりを見せる本作。記事では改めてストーリーのあらすじを紹介し、物語を彩るキャラクターたちを公開する。

 なお本作では、プレイヤーはビショップ以外のキャラクターも操作できる。今回紹介するディーレイ、リール、ドアガンナーとなって戦うこともできるとのことなので、それを踏まえて各人物像をチェックしてほしい。

あらすじ


 2015年、「アフリカを取り戻す」というスローガンのもと、アフリカ全土で反政府運動が本格化していた。現地政府は国連に対し、東アフリカの沿岸地域を脅かしてきた反政府軍と海賊の掃討に協力するよう要請。NATO加盟国は連合軍の派遣を決定し、アフリカ各地で作戦を展開する。しかし、反政府軍の近代化された軍事力と地の利を生かしたゲリラ作戦により、戦闘は均衡化し、両者の戦いは長期化の様相を見せた。

 アメリカ空軍のウィリアム・ビショップ中佐は、長年の旧友ホセ・“ガッツ”・グティエレス大尉とともにウォーウルフ隊を率いて、作戦に参加するパイロットだった。彼は、ヘリ部隊、爆撃機部隊を含めた第108タスクフォースのリーダーを任されていた。現地のアフリカ基地では、フランス空軍ピエール・ラポワント将軍が指揮する連合軍の他、ロシアの援軍からなる多国籍部隊が編成されている。

 ある日、ゲリラ掃討作戦に参加していたヘリ部隊が、突然の光と爆風を受け墜落する。生き残った数名の兵士は、重度の火傷を負って運び込まれた。状況から、基地内部では「反政府軍が新型爆弾を開発したらしい」という憶測が飛び交う。なぜ彼らが高い技術を要する兵器開発に成功したのか――考える矢先、基地にスクランブル要請のアラートが鳴り響く。新型爆弾を追うビショップたち。戦場はアフリカを北上して、全世界に飛び火していく。




シナリオ担当作家 ジム・デフェリス
 本作のストーリーは、全米ベストセラー軍事作家のジム・デフェリス氏と共同制作された。現実世界を舞台にしたリアルなシチュエーションが満載の、戦争ドラマ体験キャンペーンが収録される。



William Bishop ウィリアム・ビショップ
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
【アメリカ空軍中佐 アメリカ合衆国カルフォルニア州出身 37歳】 ウォーウルフ隊1番機のパイロットで、ゲームの主人公。第108タスクフォースのリード・パイロットを務める。実戦経験が豊富で、沈着冷静であり、部下からの信頼も厚い。寡黙でプロフェッショナルな軍人。アフリカで自分を凌駕(りょうが)する強敵と遭遇し、エースパイロットとして極限の戦いへと向かっていく。

Jose “Guts” Gutierrez ホセ・“ガッツ”・グティエレス
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
【アメリカ空軍大尉 アメリカ合衆国フロリダ州出身 32歳】 ウォーウルフ隊2番機のパイロット。ビショップの親友であり、行動をサポートするウィングマンを務める。操縦の腕はビショップに匹敵し、F-15の教官としての実績もある。普段からよく冗談を口にするムードメーカー的な存在だが、空では冷静な一面も見せる。

Doug “D-Ray” Robinson ダグ・“ディーレイ”・ロビンソン
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
【アメリカ陸軍大尉 アメリカ合衆国ニューヨーク州出身 43歳】 AH-64D Apache Longbowで編成された“シューター隊”の隊長であり、MH-60 BLACK HAWK“ノーマッド隊”を含めたヘリ部隊を指揮する。下士官兵からの叩き上げで、部下にとっては厳格な父親のような存在。

Janice Rehl ジャニス・リール
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
【アメリカ空軍少佐 アメリカ合衆国ワシントン州出身 34歳】 女性爆撃機パイロット。ビショップの要請で、アフリカ基地ではAC-130U“スプーキー01”の機長を務める。勝ち気な性格で、ガッツとは冗談をいい合う姉弟のような仲。

Pierre La Pointe ピエール・ラポワント
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
【フランス空軍将軍 58歳】 第108タスクフォースを含む連合軍部隊の指揮を執る。フランス空軍から国連任務へ一時的にアサインされており、軍人として、さらには外交官として地方政府およびNATOとの対応を行っている。お堅い軍人ではあるが、ビショップの言動には一目を置いている。

ドアガンナー
『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
強襲ヘリ“MH-60 BLACK HAWK”で編成される“ノーマッド隊”の機関銃手。MH-60の機体側面の窓に備え付けられたガトリング砲で、地上の味方部隊の援護射撃を担当する。

データ

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