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2011年3月24日(木)

【G-netアンケート 番外編】初めて買った思い出のギャルゲーはなんですか?

文:ごえモン

 こんにちは、ごえモンです。電撃オンラインの美少女情報コーナー“G-net”で毎月実施している、“G-netアンケート”の番外編第3回をお届けします。

 今回発表するのは、“初めて購入したギャルゲーは?”という質問に答えていただいた、読者のコメントやゲームタイトルです。誰にでも初めてというのはあるもので、現在は歴戦のギャルゲーマーであっても、昔は何も知らないただのゲーマーだったわけです。そんな皆さんが、何をきっかけとしてこのような“修羅の道”を歩み出したのか、その辺りをひもといていこうと思います。(集計期間は2011年1月26日~2月25日)

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■初めて購入したギャルゲー/美少女ゲームは?

・『AIR』
美少女ゲームなどの音楽はとても素晴らしいと聞いていましたが、噂に違わずでした。この作品から美少女ゲーム音楽にはまっていきました。物語も泣きゲーと呼ばれるだけのことはありましたが、プレイし終わって冷静に分析すると、いいところだけでなく、悪いところ(自分としては納得がいかない)も結構目立つところがありました。ですが、いずれにしても自分が美少女ゲームをプレイするきっかけとなりました。(kyoさん)

・『EVE burst error』
今思うとセガサターンのギャルゲーがいろいろと秀逸だったなと。ゲーム性的にもおもしろかったし。『EVE』シリーズは、中でも特に友だちとかにオススメして回ったな。(elfさん)

・『Kanon』
ドリームキャストで販売していたが、本体を持っておらずPS2に移植されてこれほど喜んだゲームは当時なかったです。PC版でプレイはできましたが、やはり声ありとなしでは感動もまたひと味変わってきますね。当時はこのジャンルはあまりなかったので、内容がいいだけにゲームを知っている知り合い同士ではずっと話のタネになっていました。購入層などの幅は狭いかもしれませんが、業界に与えた衝撃度で言えば『ポケモン』などと比肩していると思います。(蝶と蛾さん)

・『シスター・プリンセス』
TVアニメ版を観て、すごく興味を持ってゲーム屋で買おうかすごく迷った気がする(少し恥ずかしくて)作品です。(ALIAさん)

・『SNOW』
どのルートも感動できる要素があるものの、桜花ルートのクライマックスでは感極まって涙が止まらなかった。ゲームであれほど泣いた経験はあれ以降未だにない。(トールさん)

・『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』
これほどハマるとは思わなかった。食わず嫌いだったことを後悔したほど。(ちえじゃーじさん)

・『ToHeart2』
この世にこんな世界(2次元)があるのかと気づかせてくれた作品です! 初めてがこの作品で幸せ者ですよ、マジで!!(音速のうなぎさん)

・『アイシア』
これを美少女ゲームと定義していいか微妙なところではありますが、この手の恋愛要素を前面に押し出したゲームでは今作が初めてだと思います。 びっくりするくらいハマって睡眠時間を削りまくっていたのを今でも覚えています。(sinaganさん)

・『CLANNAD -クラナド-』
美少女ゲームに興味が出たのは中学2年のころで、某ゲームショップでよく見かけていたのを、買いたいけど……というのをなんとか乗り越えて恥ずかしがりながらもレジに持って行って、初めて買いましたね。家に帰って『CLANNAD』をやった時の衝撃はすさまじいものでした。たかがギャルゲーと思っていたのが『CLANNAD』に出会ったことで、見方が大きく変わりました。人間性の面もこのゲームは学ばせてくれたと思います。初めてやったギャルゲーが『CLANNAD』でよかったと心底思っています。(春原の舎弟さん)

・『CHAOS;HEAD NOAH(カオスヘッド ノア)』
実績目当てで購入して、はじめはスキップして終わろうかと思ったのですが、予想していたよりもおもしろかった。たぶん、Xbox 360で出ていなかったらこのジャンルのゲームには手を出していなかったので、特に印象に残っています。(たっちょさん)

・『To Heart』
美少女ゲームを初めて買ったのはPS2を購入した後のことでした。当時中学生ぐらいの私はかなりドキドキしながらレジに向かったのをよく覚えています。『To Heart』はとてもよいゲームでした。笑いも泣きもあり、ミニゲームも楽しくて美少女ゲームとはこんなにおもしろいのか、と思えたいい作品です。(人形坂さん)

・『DESIRE』
思春期真っただ中の男の子としては、ただ一点「おっぱいが見たい!」その理由で適当に手に取ったソフトが『DESIRE』でした。よこしまな考えで始め、最初は「ポロリは!」と欲望もろ出しでやっていましたが、最後はぼろ泣きです。このゲームをやって美少女ゲームの考え方が変わりました。(ヤママヤーさん)

・『ときめきメモリアル』
“有名タイトルだから”というだけで購入。子どもだったので恋愛ゲームが恥ずかしいものという認識がなく、親の前で堂々と遊んでいました(汗)。(あるとさん)

・『同級生2』
初めてプレイした美少女ゲームで、起動する前にドキドキしたのを覚えている。現在の美少女ゲームに比べはるかにゲーム要素の高いシステムで、難易度も高かったが、その分のめり込むようにして楽しめた。(八十八さん)

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 今回のアンケートに答えていただいた人の平均年齢は25.2歳で、ギャルゲーの所持本数は平均19本でした。上記では、皆さんのコメントをいくつかピックアップしてお届けしていますが、もっとも多かった回答が『ときめきメモリアル』で、2番目が『CLANNAD』、3番目に多かったのは『To Heart』でした。

 2004年に発売(PC版)された『CLANNAD』が2番目に多かったということで、わりと最近に初めてギャルゲーを購入した人がこんなに多いのかとおどろきました。また、『CLANNAD』を挙げている人のコメントを見てみると、「TVアニメを観て」という意見が非常に多かったです。TVアニメ版は、“人生”と呼ばれる本作の魅力を少しも損なわずに制作された傑作でしたからね、納得。

 全体のコメントをざーっと眺めてみると、初めて購入したギャルゲーの思い出とともに「レジに持って行くのが恥ずかしかった」というエピソードもかなり多くありました。この気持ちはよくわかります(笑)。僕も昔はそんな気持ちを味わっていましたが、ネット通販で購入するようになってからはガラリと生活が変わりましたね。もうね、ネット通販無双! 恥ずかしさという枷(かせ)から解放されてしまった僕は、日雇いのバイトで働いて、その日の日給をネット通販(ギャルゲー/美少女ゲーム)ですべて使うという生活を数カ月続けていたほどですから。今まさに「ギャルゲーをレジに持って行くのが恥ずかしい」という人がいれば、ネット通販をオススメします。あ、でも、届いた荷物を親に開けられてしまった時の悲しさはハンパじゃないですけどね!

 その他、「購入した後、親に隠れながらプレイするのが大変だった」という意見も多く見られました。でも最近は携帯ゲーム機でプレイできたり、パッケージの置き場所の面でもダウンロード販売があるので、いい時代になりましたよね。中にはあるとさんのように、「親の前で堂々とプレイしていた」という意見もいくつかありましたが、素直に尊敬の念を抱きます。でも、今なら胸を張って言えます。ギャルゲーって恥ずべきものではないのですヨ!

 最後に、コメントが書いていなかったり、ネタバレなどの事情で載せられなかった投稿タイトルをいくつか紹介しますと、『バルドフォースエグゼ』『D.C.II P.S.~ダ・カーポII~プラスシチュエーション』『Lの季節 A piece of memories』『メモリーズオフ』『ヴァリスIII』『キミキス』などなど、本当に新旧さまざまなタイトルに投稿がありました。

 といったところで、番外編の第3回はここまで! 次回は“好きなシナリオライター”というお題で、皆さんのコメントを紹介する予定です。こちらのアンケートは3月27日の24:00締切なので、興味のある人はぜひ投稿してください。よろしくお願いします!(ごえモン)

G-netアンケート第7回投稿フォームはこちら!

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