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2011年4月12日(火)

7年を振り返るアルバム『History of WORXSONGz 1&2』を片霧烈火さんが語る

文:電撃オンライン

 人気アーティスト・片霧烈火さんのベストアルバム『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz』の『1』と『2』が、ティームエンタテインメントより明日4月13日に発売される。価格は各3,150円(税込)。

 これは、数々のTVアニメやゲームの主題歌を担当する片霧さんのベストアルバム。7年に渡ってリリースされてきたタイアップ曲を中心に、片霧さん自身が選曲している。また『1』と『2』をセットにして、さらに既存曲のリアレンジバージョンを収録したボーナスディスクが付属する『PremiumBox』も同時発売される。

『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz』 『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz』 『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz』
▲『History of WORXSONGz 1』▲『History of WORXSONGz 2』▲『History of WORXSONGz PremiumBox』

 今回、アルバムをリリースする片霧さんにインタビューを行った。新曲についてやライブに向けての気持ちなど、さまざまな質問をぶつけているので、チェックしてほしい。

――7年を振り返る集大成アルバムの発売が決まった時の気持ちを教えてください。

 やっとこの時が来たかと(笑)。そんな感じでした。

――それぞれのCDへ曲を振り分ける際に、基準などはあったのでしょうか?

 まんべんなくいろいろな楽曲を聴けるようにしつつ、1枚聴いたら、また片方も聴きたくなるような、ちょっとずるい配分(笑)を試みました。

――さまざまなテンポの曲がありますが、一堂に会したのを見て、いかがでしたか?

 雑多だなあ、カオスだなあと思いました。でもおもちゃ箱みたいで楽しい感じになったんじゃないかな、と思います。

――新曲である『奇蹟の軌跡、ぼくらが描く未来』『境戒ノ末』『奇蹟の軌跡、いまもぼくらの前に』の聞きどころ、気に入っているところをそれぞれ教えていただけますか?

 『境戒ノ末』はカッコイイのもしっとりも好きよ、っていうわがままを一緒くたにしたような、バラードロックになりました。すごく激しいんだけど、歌い方は艶(つや)があって深みのある曲になったんじゃないかなと思います。

 『奇蹟の軌跡、ぼくらが描く未来』『奇蹟の軌跡、いまもぼくらの前に』の2曲は、アルバムを実際作って、過去を振り返ったその後に未来へ進むんだけど、じゃあそのためにはどうすればいいのかなという迷いを含め、一番リアルに今現在の自分というものが表現された曲なので、思い入れがありますね。

 どちらも同じ歌詞、同じメロディで、アレンジ違いの曲なんですけど、同じことを言っていても、それぞれベクトルの違う表現になっていると思います。だから2枚とも買ってね(笑)。

――落ち着いた感じと元気があって勢いのある2種類のジャケット。片霧烈火さんからオーダーはあったのでしょうか?

 オーダーは自分がしました。最初は収録曲をバラード系とロック系のような感じで、静と動のジャンルに分けようと思っていたので、そのようにお願いしました。2人の絵師さんにそれを表現していただいたので、泣いて喜びました! どっちもかわいいです!

 最終的にはバランスのよいトラック配分となりましたが、自分の二面性を表しているということで、とても素敵でお気に入りです。

『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz』

――リアレンジバージョンを収録したプレミアムボックスも製作したのはなぜですか?

 せっかくの節目なので、豪華にしたいと思って! もともと同人作品で『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle』というシリーズを連番で出してきて、今回もそのうちの1つという扱いなのですが、白に箔(はく)押しのジャケットというこちらのフォーマットに合わせていただきました。ティームさんは太っ腹ですね、ありがとうございます!

――まもなく開催されるソロライブと、“TEAM Entertainment Live Act 2011”に向けての意気込みをお聞かせください。

 ソロライブは1年ちょっとぶりで、昼と夜の部があるんですが、それぞれ趣向を変えて、どっちに来ても楽しかったなと言ってもらえるように頑張りたいと思います。

 “TEAM Entertainment Live Act 2011”は、せっかくなのでアルバムから新しい曲も、往年の曲も入れつつ、アルバムを買った人は楽しめて、買ってない人はその後で物販に走ってもらえるような感じで頑張りたいと思います(笑)。『アルトネリコ』コーナーが今年もあるんですけど、「あれをどうやってライブでやるんだろうな」とか「どう頑張ろうかな」って(笑)。でも頑張ってヒュムノス歌います!!

――最近、気になっていることやハマッていることはありますか?

 夢日記かな。最近、見た夢を一生懸命思いだして、記録するのが大好きで、普段思いつかないようなことを、わりと夢で見たりとかすることが多いんですよね、アイディアだったりとか。そういうのをメモって後で自分の創作活動に生かしたりとか。

 夢の中の自分はすごくメロディーメーカーなんですよ。作曲したりする夢を見るんですけど、途中で夢だと気づいて、これはメモらなきゃと思うんですけど、起きてしばらくするとやっぱり忘れちゃうんで……残念!

――CD発売とライブを楽しみにしていた人へメッセージをお願いします。

 新年明けてからアルバムを作ったりバタバタしてたんですけど、アルバムは出てからが本番だと思うし、ライブも当日まで気を抜かずにやる気を絶やさず、体に気をつけて頑張りたいと思います(笑)。

 「最近バラードも歌うよ」とか「いろんなことしますよ」とか言いつつ、基本的には前のめりに進んでいく人間だと思うので、みんなそれに巻き込まれてもらえたら幸いです。

(C)TEAM Entertainment.,Inc. All Rights Reserved.

■片霧烈火ソロライブ“Live The Nyamo-NA! GRADE.01 and 02 Rekka Katakiri Solo Live 2011 in CLUB CITTA’”概要
【開催日】2011年4月29日
【開催時間】昼の部 13:00~(12:00開場)/夜の部 19:00~(18:00開場)
【開催場所】CLUB CITTA’

■“TEAM Entertainment Live Act 2011”概要
【開催日時】2011年5月8日17:00~(16:00開場)
【開催場所】Zepp Tokyo
【チケット料金】指定 6,500円(税込・1ドリンク付)
【出演者】(敬称略)
 片霧烈火、JIMANG、霜月はるか、茶太、mao、真理絵、みとせのりこ、山本美禰子、吉岡亜衣加、Love Solfege、Rita 他

データ

▼『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz 1』
■発売元:ティームエンタテインメント
■販売元:ソニー・ミュージック ディストリビューション
■品番:KDSD-00421
■発売日:2011年4月13日
■価格:3,150円(税込)
 
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▼『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz 2』
■発売元:ティームエンタテインメント
■販売元:ソニー・ミュージック ディストリビューション
■品番:KDSD-00422
■発売日:2011年4月13日
■価格:3,150円(税込)
 
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▼『CLOSED/UNDERGROUND Chronicle vol.7 History of WORXSONGz PremiumBox』
■発売元:ティームエンタテインメント
■販売元:ソニー・ミュージック ディストリビューション
■品番:KDSD-20011
■発売日:2011年4月13日
■価格:7,140円(税込)
 
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Amazon.co.jp

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