2011年4月25日(月)

異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienware M17x”を触ってみた

文:電撃オンライン

 PCメーカーのデルが誇るゲーミングPCブランド・Alienware(エイリアンウェア)。同ブランドから今春に発売された最新PC“Alienware M17x”に触ることができたので、本機種についてのレポートを電撃オンラインのライター・ふー太郎がお伝えする。

 Alienwareは、デルが誇るゲーム向けハイスペックPCブランド。さまざまなPC用ゲームとのコラボレーションを展開していて、とにかくPCゲームユーザーが欲しい! と思える性能を兼ね備えた充実のラインナップが魅力だ。また、購入にはセミオーダー制を採用しており、基本構成される各パーツなどを自分好みにカスタマイズできる。

 さて、そんなAlienwareの人気ノートPC“Alienware M17x”に触れることができたので、印象などを読者の皆さんにお伝えしよう。前半はスペックについて、後半は実際にエヌ・シー・ジャパンが運営するPC用MMORPG『タワー オブ アイオン』をプレイした感想を掲載する。

異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた 異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた 異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
▲“Alienware M17x”本体。カラーはマット・ステルス・ブラックと、マット・ネブラ・レッドの2種類が購入時に選択できる。

異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた 異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
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▲特徴的なキーボードやスピーカー部分。電源を入れると、各種ボタンのフチなどが発光する。照明の色は、設定でさまざまな色に変更可能。

異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた 異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
▲左右ポート類。ヘッドホンジャックが2つだったりUSBポートが3.0に対応していたり、正にゲームに最適のポートになっている。HDMIも入出力に両対応。

■まずは気になるスペックをチェック

 それでは、今回使用した“Alienware M17x”の基本的なスペックを紹介しよう。難しいことはよくわからない! という人は、とりあえず下のスペック表をスルーしてこのセンテンスの最後を読んでほしい。


 【“Alienware M17x”ベーシックパッケージ基本スペック】

 [CPU]
 インテル Core i7-2720QM プロセッサー
 (2.2GHz, 1,600 MHz DDR3,6M キャッシュ)
 [OS]
 Windows 7HomePremium正規版64ビット(日本語版)
 [メモリ]
 6GB (1x2GB+1x4GB) 1,333MHz DDR3 SDRAM メモリ
 ※最小構成では4GB
 [液晶ディスプレイ]
 17.3インチ TrueLife FHD WLED 液晶ディスプレイ
 (1,920x1,080、横幅43.94cm)
 [グラフィック]
 AMD Radeon HD 6870M 1GB GDDR5
 [ハードディスク]
 750GB SATA HDD (7,200回転)
 [光学ドライブ]
 Blu-rayコンボドライブ
 ※最小構成ではDVDスーパーマルチドライブ
 [ワイヤレスLAN]
 インテル WiFi リンク 6,300 (802.11a/g/n) Half Miniカード
 [officeソフト]
 なし
 [セキュリティソフト]
 マカフィー セキュリティセンター30日間
 [保証プラン]
 1年間スタンダードサービスプラン(保守パーツ含む)
 [参考価格]
 190,060円(税込)
 ※最小構成では179,980円(税込)

 このスペックは、現行のPC用ゲームであれば、ほとんどの要求スペックを満たす内容となっているから驚きだ。ちなみに、グラフィックボードはAMDじゃない! 絶対にNVIDIAだ!! という方や、Blu-ray Discはそんなに使わないからDVDドライブでいい、という方も安心してほしい。上記のパーツ構成は、すべて購入時のオーダーで変更可能だ。ただし差額が発生する場合があるため、価格については購入する際に確認をお忘れなく。

 それではスペックがよくわからない人のために、本機種について端的にお伝えしよう。ひと言で言えば、ゲームをプレイするならばまったく問題ないどころか、かなり性能的に余裕のあるレベルと言える。本機種ならば、この先数年はゲーム用PCとして十分に活躍することが予想でき、2011年時点のノートPCとしては、相当な高性能を有していることは確証する。ただし、PCとPC用ゲームの要求スペックは日進月歩なので、あくまで“現時点”という部分をご理解いただきたい。

■最近のトレンドも押さえた3Dグラフィック対応

 次は、“Alienware M17x”の主だった特徴について説明しよう。本機種が誇る大きな特徴は“Alienware M17xは3D映像に対応可能なノートパソコンである”ということ。購入時のオーダーで3D対応モニターを選択することで、付属する3D用メガネを使って3D環境でゲームや映像の視聴が可能なのだ。デスクトップPC向けの3D対応モニターは増えてきたが、ノートPCのモニターが3Dに対応しているのはまだ少数なため、購入の際の決め手になるのではないだろうか。

異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
▲外見的な変化はないものの、予算に余裕があるならば3D対応モニターを選択してみるのもあり。
異星人的高性能!? デルのゲーム用ノートPC“Alienwre M17x”を触ってみた
▲3D対応モニターの場合についてくる3Dメガネ。充電はUSBケーブルで行い、軽量でかけ心地もよい。

 さて、その他の特徴を挙げると、1つにバッテリー持続時間がある。このクラスの仕様では最高の最大6時間という持続時間は、どこにいても長時間プレイに耐えうる仕様だ。

 また、搭載CPUがインテルの最新シリーズ“Core i7”ということで、高スペックを要求する美麗グラフィックが売りのゲームや挙動の激しいアクションゲーム、計算量の多いアプリケーションの処理も、なんなくこなしてしまえる。こちらも本機種の大きな注目ポイントだろう。

■実際のゲームプレイの感触は?

 ここまでは基本スペックを紹介したが、本機種が持つ性能の高さがわかっていただけたのではないだろうか。CPU、グラフィックボード、メモリ、モニターサイズなど、どれもゲームをプレイするには申し分ない仕様と言える。

 しかし、やはりスペックを書き連ねるだけでは性能が伝わりづらいのも、また事実。ということで、次ページからは実際にゲームをプレイして、その性能を紹介しよう。プレイするのは、エヌ・シー・ジャパンが運営するPC用MMORPG『タワー オブ アイオン』。実は今回使用している“Alienware M17x”よりも1つ下位のモデル“Alienware M15x”が推奨認定しているゲームということで、本作をテストプレイに選択した。動作に高いスペックを要求する『タワー オブ アイオン』がどのような挙動を見せるのか、ご注目いただきたい。

→次ページでは、実際にゲームをプレイ感をレポート!(2ページ目へ)

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データ

▼Alienware M17x
■メーカー:デル
■発売日:発売中
■販売価格:179,980円(最小構成・税込)
※購入時のカスタマイズにより差額の発生がある。
▼『タワー オブ アイオン』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2009年7月17日
■プレイ料金:900円(税込)/50時間(30日)

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