2011年5月12日(木)
――お気に入り、または印象に残っているエピソードはありますか?
明坂:メルルの世話係であるケイナとのエピソードですね。幼なじみでありながら、いろいろなことをしてくれるんですが、彼女との絡みがゲーム中にすごく出てくるんです。最初のころはルーフェスに相談しながら二人三脚のような感じで国を立て直したり、子どものころについて2人で語るシーンがあったり、彼女とのエピソードはどれも思い出深いです。
――メイドでありながら、親友なんですね。
明坂:外にいる時は「ちゃんとメルルと呼んで」と言っているんです。トトリ先生とアトリエにいる時は夜、迎えに来てくれたり、忘れそうなものを出してくれたり……メルルの私生活を知り尽くしたキャラ。私もリアルにいてほしいと感じました(笑)。
名塚:私はちむちゃんを奪うエピソードです。トトリはちむちゃんが好きなんですが、うまく作れないらしく、前にロロナからもらっていたんですね。今回もメルルがかわいらしく作ったちむのお人形に対して「欲しいですか?」ってメルルから聞かれても、「いいよ~~」って口では言っているのに抱きしめている。あからさまに欲しがっている雰囲気のシーンがあって、かわいらしくもあり「ちょっと気をつけてね」って思いまして、笑いながら収録しました。
明坂:「だって、トトリ先生欲しそうだもん」っていう台詞があったんですが、収録の時「本当にトトリ先生が欲しがっているシーンですから」といわれました(笑)。
――なるほど。門脇さんはどうですか?
門脇:今回、久しぶりに師匠が出てくるんですが、久々に師匠と好き勝手言い合えるのも印象的でした。あとは、2人にかわいがってもらっているのに、勝手にどこか行ってしまうという彼女らしい一面も楽しかったです。……そして、あいかわらずステルクさんに冷たいんですよ(笑)。そういうのもいつも通りで、よかったです。
▲画像は前作『トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~』のもの。 |
――天然すぎて、本当にステルクの気持ちに気が付いていないんでしょうね。
門脇:気付いていないんでしょうね。
名塚:「顔怖い」って言って逃げちゃいますからね。
門脇:彼のかわいさに対する萌えは、ロロナの中にはないんですよ。その分、トトリとメルルに注いでいるので、ステルクさんは一層なおざりになってしまうんですね。
なお5月26日発売の『電撃PlayStation Vol.495』では、他にもキャラクターについての感想や、演じた上で注意したこと、錬金術についてなど、さまざまな話を掲載している。ソフトの発売を楽しみにしている人は、ぜひ購入してチェックしてほしい。
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