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2011年6月7日(火)

MSメディアブリーフィング開催! Kinectで世界No.1を狙う意気込みを明確に表現

文:電撃オンライン

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■Xbox 360独占タイトル紹介! もちろん『GoW3』も

 続いては、マイクロソフトゲームスタジオのフィル・スペンサーによるプレゼンテーション。ここでは、Xbox 360独占タイトルの紹介が行われた。

 まずは、9月22日に日本での発売が予定されている『Gears of War 3』の紹介。ここではゲストに、元アメリカ陸軍兵士でヒップホップMCのICE-Tを迎えて協力プレイのデモを披露。今作では今まで以上に巨大な、まるで街を飲み込むかのようなクリーチャーが登場するらしく、おなじみの主人公・マーカスが激戦を切り抜けるシーンがプレイされた。

マイクロソフト マイクロソフト
▲『Gears of War 3』の名前がコールされると、会場は大盛り上がり。本作の人気をうかがわせた。
マイクロソフト マイクロソフト
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▲今回は、超巨大生物への対抗策としてパワードスーツのようなマシンも登場。またデモを見ていた限りでは、Yボタンで対象物をフォーカスするなど、操作はシリーズを踏襲している印象を受けた。

 さらに、Crytekが開発している古代ローマを舞台とした『Ryse』(日本発売未定)や、『HALO』1作目の発売から10年を記念してリマスターされる『Halo:Combat Evolved Anniversary』(日本では2011年内発売)などが紹介された。

 その後、待望のRCGシリーズ最新作『Forza Motorsport 4』が登場。コントローラーを使った従来のレースに加えて、ヘッドトラッキング(首振りによる視点移動)などのKinectへの対応や、プレイヤー同士をつなげるソーシャル機能などが盛り込まれることが発表された。日本での発売は10月13日を予定している。

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▲ヘッドトラッキングにより、実際のレース中のような視点移動が可能になるようだ。

 そしてXbox 360の独占タイトルといえば、『Gears of War』シリーズと並ぶ人気の『Fable』シリーズ。生みの親でもあるピーター・モリニュー氏により、最新作『Fable:The Journey』が紹介された。『Fable III』の5年後を舞台に、不思議な旅へとプレイヤーを誘う本作。主人公は1頭の馬を携え、『Fable III』で登場したミステリアスな予言者・テレサを味方に、人々の命を奪おうとする邪悪な敵に立ち向かう、という内容とのこと。また本作も、Kinectに対応するが発表された。日本での発売は決まっているが、発売時期は未定。

マイクロソフト マイクロソフト
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▲Kinect対応により、魔法の詠唱動作を実際の動作で表現。拝むように手をこする、腕を勢いよく突き出すなど、本当に魔法を使っているかのような体験が可能とのこと。

■子どもにも夢を与えるXbox 360

 ディズニーとのコラボレーションによる『Kinect: Disneyland Adventures』は、日本で2011年内に発売予定。ゲーム内に実際のディズニーランドを再現し、そこでしか楽しむことのできないアトラクションのデモプレイが行われていた。また、アメリカで人気の『セサミストリート』を題材にしたゲーム『Sesame Street:Once Upon a Monster』(日本発売未定)や、『スターウォーズ』を題材にした『Kinect Star Wars』(日本では2011年内に発売)が紹介された。

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▲ディズニーランドを再現している『Kinect:Disneyland Adventures』。デモプレイを行った子どもたちの楽しそうな姿に、会場は笑いに包まれた。
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▲おなじみのライトセイバーを振り回して敵を倒す『Kinect Star Wars』。▲『Sesame Street:Once Upon a Monster』は、親子でのデモプレイが行われた。

■ラストは、新たな3部作が!

 そして最後を飾ったのが、『Halo 4』の制作発表。これまでのシリーズ3作とは異なる3部作という位置づけで、マスターチーフが新たな戦いに身を投じることになるようだ。日本を含めて発売は2012年内の予定で、海外では2012年のホリデーシーズンになるとのこと。ここで会場は最高の盛り上がりを見せ、イベントは幕を閉じた。

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▲ラストは、Xbox 360のフラッグシップ『Halo』シリーズ最新作。開発は343 Industriesが担当するとのこと。マスターチーフの活躍がまた楽しめるということで、歓声が沸き起こった。

 今年のカンファレンスは、とにかく紹介タイトルのKinect対応が多かった。「今後はKinectで、北米No.1から世界No.1を目指す」という言葉どおり、マイクロソフトがKinectでゲーム新しい魅力を創造していくという姿勢が明確に表現されていた。

 なお、Kinectの新たな技術やXbox Live関連の発表については、後ほど掲載するもう1本の記事にまとめるので、そちらをご覧いただきたい。

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