ガストから6月23日に発売されるPS3用ソフト『メルルのアトリエ ～アーランドの錬金術士3～』のスペシャルインタビューを、電撃オンラインで掲載する。

▲インタビューに応じていただいた3人は、『電撃PlayStation Vol.492』に掲載された描き下ろしイラストと同様のポーズを取っている。

　本作は、同社の人気RPG『アトリエ』シリーズの最新作で、“アーランドの錬金術士”シリーズの3作目。前作『トトリのアトリエ ～アーランドの錬金術士2～』の物語の1年後が舞台となっており、アーランド共和国の北西に位置するアールズ王国の姫・メルルが主人公だ。トトリやロロナといったおなじみのキャラも登場する。

　このインタビューは、5月26日に発売された『電撃PlayStation Vol.495』（アスキー・メディアワークス刊）に掲載されたものに、誌面ではお届けできなかったトークを加えた“完全版”。メルルを演じた明坂聡美さん、前作主人公・トトリ役の名塚佳織さん、そしてトトリの師匠であるロロナ役の門脇舞以さんにインタビューを行ったので、その模様をお届けする。（インタビュー中は敬称略）

▲明坂聡美さん：スペースクラフト・エンタテイメント所属。初冠番組『明けテレ』（東京MX）の他、TVアニメ『そふてにっ』（冬川来栖役）や『戦国乙女～桃色パラドックス～』（徳川イエヤス役）などで活躍中。		▲名塚佳織さん：フリーランス声優として活躍。TVアニメ『30歳の保健体育』（安藤なつ役）、『SKET DANCE（スケットダンス）』（八木薫役）他、6月18日より公開中の劇場長編作品『トワノクオン』（テイ役）などに出演中。		▲門脇舞以さん：カレイドスコープ所属。TVアニメ『星空へ架かる橋』（藤堂かさね役）などに出演中。その他の番組やイベント出演情報は公式ブログで随時公開中。

● ずっとあこがれていた『アトリエ』シリーズに出演！ ●

――明坂さんにお聞きしますが、メルル役に決まったのを聞いた時、どんな気持ちでしたか？

明坂：本当にうれしかったです。『アトリエ』シリーズは小学校のころから知っている好きなタイトル。その作品に出演できることになって、しかも『アーランドの錬金術士』シリーズ3部作の完結編でメインヒロインですからね。「まさか本当に私が？」とビックリして、うれしさのあまりに母にメールで知らせました。

――これまでの『アトリエ』シリーズはプレイしていたのでしょうか？

明坂：残念ながら当時は買ってもらえなかったので、友だちがプレイしているのをずっと横で見ていました（笑）。1作目のPS『マリーのアトリエ ～ザールブルグの錬金術士～』が流行っていて、錬金術を題材にした楽しい作品だとは知っていて、いつかはプレイしたいなと思っていました。

――メルルのイラストを見た時にどんな第一印象を受けたか、教えてください。

明坂：本当にかわいくて！　私、岸田メルさんのイラストが好きでいろいろ見ていたので、「このかわいらしいキャラに声を当てていいのかな？」ってすごくドキドキしました。ファンだったのですごくうれしいです。しかも（岸田さんと）名前が似ているじゃないですか？

門脇：私も収録時に、「メルルちゃん」と言うところを「メルちゃん」って1回間違えちゃいました。

明坂：デザイン的には足が長くてキレイなのが、特に印象的です。あと、メルルちゃんは星なんですが、3人とも杖のデザインが違うのがカワイイですよね。

門脇：現代っ子だね、メルルちゃんは。

明坂：トトリ先生は結構、足を隠していますよね。

名塚：隠している！　でも、絶対領域だからね（笑）。

門脇：トトリちゃんは、前作はスカートが透けていてレオタードが見えていたからね。年齢に応じて慎み深くなったのかな？　……でもロロナちゃんがスケスケを着せたんだけどね（笑）。

――名塚さんは、最初にトトリを見た時、どういう感想を持ちましたか？

名塚：かわいらしいキャラなので、やっぱり私も「この子に声を当てていいのかな？」って思いました。アフレコでは、透明感があってにごらないような音を届けられたらいいなと考えていましたね。ふんわりしていて、妖精のようなキャラじゃないですか？　小さいころから、かわいらしいだけでなく透明感のあるイラストが好きだったんです。このゲームはイラスト上だけでなく、画面の中でもテイストが再現されているのが、すごいですね。

――デザイン的にはやはり絶対領域ですか？

名塚：そうですね。あとは、去年の冬に（実際に）流行したサイハイブーツをはいていて、意外と流行に敏感です。他には、透明ではなくなりましたが、かわいらしいスカートは健在ですね。

▲本作のトトリ（左）と、前作のトトリ（右）。名塚さんが感じたポイントは、絶対領域とブーツだとか。

――門脇さんはロロナを見て……だいぶ変わっていますが、どういう印象を受けました？

門脇：「ロロナちゃんはおいくつになるのかな？」って思いました（笑）。ものすごい破壊力のあるイラストなので、その流れに身をまかせようとしながら、収録に臨みました。演じていた時は気持ちよすぎて、戻れなくなりそうでしたよ。

名塚：ロロナちゃんもずいぶん洋服が変わったよね。

門脇：もう骨格から変わっちゃったからね（笑）。まさかの大変身です。

▲左から本作、前作、前々作のロロナ。デザインの変化には、門脇さんも驚いたようだ。

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(C)GUST CO.,LTD. 2011
(C)GUST CO.,LTD. 2010
(C)GUST CO.,LTD. 2009

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